俺の人生は、クソ親父のせいでゴミみたいなもんだった。 毎日学校終わりに夜中までバイトをし、友人も作れず青春も感じられない灰色の生活。 そんな日々の中、クソ親父が置手紙を残して消え去る。 茫然とする俺は謎の黒服達にさらわれ、ある美少女の前に連れられた。 クラスメイトにして絶世の美少女、藺　蓮華。日本有数の金持ち一族の一人娘である彼女は俺を前にして、こう言った。 「私、貴方の血が欲しいの」 これは、秘密を抱えて一人ぼっちになっていたお嬢様に人生をご購入いただいた俺が、彼女の所有物となる話。 寂しい人生を送っていた俺達が、少しだけ変わっていくような、そんな物語だ。

　ちっちゃくて、かわいい猫みたいな元気な女の子、大山アニーはじつは殺し屋。国際マーダーライセンスを持っている。ターゲットの中国人幼女を追って、相棒の美少女と共にアメリカから日本へやって来た。しかしユルいのでみんなと仲良くしてばかり。やがて目的も忘れて中華肉まんに夢中になる。 　とはいえやる時はやる。 　大山流空手奥義『お姫様抱っこ拳』が炸裂する。 　やがて日本を明るい未来へ導こうとする強大な敵を相手に、異能力をもつライバルたちと力を合わせ、挑んでいく。 　とはいえ、ユルい。 　日だまりで昼寝をする猫のように、今日も特に目的もなく、アニーはゴロゴロ生きている。 【キャラまとめ】 大山アニー　主人公。ちっちゃくて元気な猫みたいな女の子。 ロレイン・カミュ　アニーの相棒の美少女。サバット使い。ヒョロガリ好き。最強の盾『うさぎさん』を召喚する能力をもつ。笑顔が武器。 ラン・メイファン　アニーの標的。日本に潜伏する中国の工作員の黒い女。『気』を駆使し、身体をあらゆるものに変化させられる。料理が得意。人体改造が趣味。 ラン・ラーラァ　通称『ララ』。メイファンの16歳上の白い姉。じつは実体のない煙みたいな存在であり、妹の身体に同居している。治療のスペシャリスト。 水星五月　通称『クイーン』。アニーより二つ年上のお姉さん。幼馴染みに守られているばかりじゃ嫌だと鞭の腕を磨いたら、幼馴染みよりも強くなってしまったお嬢様。 馬場勇次郎　五月の幼馴染み。五月よりも弱くなってしまった今でも彼女を守りたくて仕方がなく、進んでメイファンの人体改造を受ける。 左近右京四郎　心優しいヒョロガリ青年。強さに憧れ、メイファンの人体改造を受けてバケモノになる。ロレインの想い人。 大山澄香　アニーの従兄弟。女の子にしか見えない男の子。健全な肉体に健全な精神を宿している堅物。攻撃力は全キャラ中最強だが１分間しか体力が保たない。 大山バスタード　世界最強のクソ親父 アンドレ・カミュ　世界最強のクソ親父Ⅱ その他、キャラがいっぱい出てきます。

※《注意書きあり》作品説明に最後まで目を通してください。《必読》 　――父が死の間際に手紙で知らせたのは、血を分けた『弟』の存在だった。 　父の死をきっかけに、『兄弟』として共同生活を始めた二人。 　『クソ親父』こと蒸発した父により、人並み以上に苦渋を味わってきた二人は、新生活を辿々しく送る中で次第に絆を深めていく。 ※タイッツー（ID:@tokito_3ym1oook）に突発的に書き連ねた140文字程度の単発掌編～連作小説を加筆したもののまとめです。 　更新は不定期になりますが、火曜日を目安に公開予定です。 以下必読 《ご注意ください》 ※ロクでなしの父親、毒親族等、ネガティブ要素を含んでいます。それらが苦手な方は閲読するか否かのご判断を自己責任のもと行ってくださいますようお願いいたします。 　ご閲読にあたり、ネガティブ要素に耐性のない方は、少しでもご不快に感じましたらご閲読を中断することをお勧めします。 　なお、前述の注意書きを読んでいない、もしくは読者様の誤判断による当作品のご閲読でご気分を害されましても、当方は一切の責任を負いかねますのでご了承くださいますようお願い申し上げます。 ※当作品は「タイッツー（ https://taittsuu.com/users/tokito_3ym1000k ）」にて投稿した後、加筆修正を施したものを「小説家になろう」に掲載しております。 《警告》 　当作品の著作権は"三山　千日"もしくは別名義の"刻斗."にあります。 　当作品の全文もしくは一部の無断転載（むだんてんさい）、無許可の二次使用（当作品の二次創作など原文を利用して別の作品に落とし込むこと）、全文使用または一部アレンジを加えた上で自分の著作物と偽っての掲載をかたくお断りいたします。

私、メリーヌ・ドメス辺境伯令嬢は二十九歳。 なんとしても、三十歳までには結婚したかった。 幸い、学園時代から付き合っていた彼氏が、三年前にプロポーズしてくれて、あとはお父様の承諾さえ得られれば、婚約、結婚という流れになっていた。 それなのに、お父様は難癖ばかりつけて、彼氏との婚約を認めてくれない。 私の姉が他家に嫁いで以来、一向に里帰りしないので、寂しいから私を手放したくない、というふざけた理由で、私の婚姻を邪魔立てし続けたのだ。 三年間、九回にも及ぶアタックが空振りに終り、ついに彼氏は私との結婚を諦めてしまう。 そして、彼はすぐに他の女性ーー私の知り合いの子爵令嬢と、婚約秒読みに入っていく。 それなのに、姉が子供を産んで、初孫を得ると、お父様は打って変わって「おまえも早く結婚して、子供を作れ」などと口走り始めた。 なんなんだ、この無責任な、甘ったれた父親は！？ お父様の気まぐれで、自分の恋路を踏みにじられた恨みを、今こそ思い知れ！ ※ざまぁ系のストーリーです。

　わたくし、子爵家の一人娘で跡取りとして育てられましたの。 　というのに、お母様が亡くなって早数年。 　ついこの間、わたくしに姉妹ができましたの。ええ、新しく姉妹……それも、異母姉だそうなのですわ。 　なんでも、わたくしの母が亡くなって数年。喪に服したには十分だと宣い、ほとぼりが冷めた頃合いなので、母と結婚する前から囲っていた愛人を呼び寄せ、結婚したそうです。 　更に、異母姉を改めて認知し、我が子爵家の籍に加えるのだそうです。 　しかも、全っ部事後報告っ!? 　控えめに言っても……結婚前からずっと母を裏切り続けやがって、マジクズだなクソ親父がっ!!　あら、つい言葉が乱れてしまいましたわ。失礼。 　クソ親父が保身上手で小賢しいクズな上、物語などでよくあるように、我が家はお母様の血統……ということもなく、普通にクソ親父の血統だ。 　というワケで、わたしが後継というのも、いつ覆されるかわからん。 　更に言えば、異母姉は一応、マジでクソ親父の娘だそうだ。 　わたし、割と詰んでね？ 　異母姉はわたしの婚約者である頭空っぽ目節穴野郎の空っぽ頭に、せっせとお花畑を栽培し始めやがった。 　そして、貴族学園交流会のパーティーで―――― 　「俺はお前との婚約を破棄し、真実の愛で結ばれた彼女との婚約を望む！」 　と、やらかした！ 　「わたくしと婚約破棄して、異母姉と婚約を結ぶですって？　宜しい、ならば追放だ！」 　高笑いしたい気分を抑え、上機嫌に応えた。 　設定はふわっと。 　アルファポリスに掲載。

【GL×バイオレンス×SF×ローファンタジー】 「悲しい女の話をしよう」 「生活苦から死体清掃の闇バイトをしていたら、気付けばこうして異世界で処刑されそうになってしまった少女の話だ」 　 　西暦20XX年、世界中のそこらかしこで、異世界へと繋がっているらしい"穴''が空きました。 　そして''穴''に飛び込んだ人々は、次々と無惨な肉塊となって吐き出されてきました。 　ここはヤクザが管理している秘密のボロアパート、各部屋にはそれぞれ''穴''が空いていました。 　私、''社会病質者''の高校2年生、門倉牡丹は今日もここでバイトをしていたのですが、ひょんなことから中世ヨーロッパ風のファンタジー世界に旅立つことになります。 　2年前に蒸発した、あのクソ親父を探すため。 　この宇宙の救世主となるため。 　そして── 　あの大切な人を守るため。

14才の時、私は突然思い出す。 そして始まる前世と同じ覇王人生。 「ガサツすぎてとても社交界には出せやしない！勘当だ！どこへなりとも出ていた！」 「わーったよ！こんな家、二度と戻ってこないからな！このハーゲ！」 クソ親父と大喧嘩の末、精神的ダメージを負わせた令嬢は、家を飛び出し冒険者として名を馳せる。 そして…… ------------------------------------------------------------ ↓ こちらもよろしくね。 [完結]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。 https://ncode.syosetu.com/n7409iu/

「母さんごめんよ。俺……。父さんを殺してしまったんだ……」 それは、育ての親の騎士団長を俺が誤って剣で刺し殺してしまったことから始まった。もちろんこちらの世界でも親殺しってのは、普通に首を切られたっておかしくないほどの大罪だ。 　でも天は俺を見放さなかったんだ。なんとその育ての親の騎士団長ってのが、実はこの国を魔族に売り渡そうとしていた大悪党だったのだ。 　そして…… 　その日から俺は王国の危機を救った英雄と呼ばれる様になった。 　いやいや、そこまでならこんなにめでたい話は無いんだけど……実は俺、この国を救った英雄なんて言われながら……裏ではこの王国に反旗を翻すレジスタンスの頭目をやってるんです。 　えっ、何でまたそんな事をやってるのかって？ 　そんな事、好きでやるわけ無いじゃないですか。でも断りきれなかったんだよ。だってあいつ等見た目が凄く『おっかない』んだもの……。 　遺言なんだってさ。先代の頭目の。 「次の頭目は……私の仇を討ってくれた者に託す……。」 　そう言って、死んじゃったんだって。 　まったく……俺の義理のクソ親父はどんだけ他所から恨みを買ってんだか……。 　ってなわけで、始まった俺の二重生活。 「まったくこれからどうなっちゃうんだろ……俺。」

　淳平は上司の山浦からのパワハラを長年受け続けていた。 小兵ですばしっこい上司の山浦は、マングースとあだ名される昭和のクソ親父である。 　淳平はとうとう山浦を殺害する事を決意した。そう、マングースには波布。その毒で・・・。

グラジオラス第二王子の館に使える文官の私、オリビエは二年前から毎日グラジオラス王子に告白されている。グラジオラス王子のことは嫌いではないが、私は18歳、王子は12歳、当然恋愛感情を抱いたことはない。そんなある日、私の元にクソ親父から一通の手紙が届く。

目を開くと、そこには化物とぐちゃぐちゃに穢された美貌の少女がいた。1体と1人が親であると直感した名も無き少年は母親の救出を企て、少女の捜索をしていた騎士を利用して化物であるゴブリンキングの討伐と少女の救出を果たした。救出を見届けた少年はその場から逃げ出して、逃げた先で不可解な現象が起きる洞窟。ダンジョンを発見し、攻略に挑む。 騎士団に多くの犠牲を出した強大なゴブリンキングと、かつてミルドリア王国の未来と呼ばれた膨大な魔力を持つ王女の間に生まれたゴブリンプリンスは、お馬鹿で可愛いツノウサギとともに太くて短い鬼生を生きる。

「春斗くん！　これからよろしくね！」 　おれの義妹になったちあきは、身長が小さく、まるで幼稚園児だ。中学二年生でおれと同い年のはずなのに、どこか言動や行動が子供じみている。 　そんな彼女とおれに、親父からあることを告げられる。「再婚相手の両親にまだ怖くて挨拶に行けてない」と。どうやら再婚相手の両親は元ヤンらしい。 　親父はさらに告げる。「そこでお前らに、恋人同士になってもらう」 　いいや、意味がわからない。なぜおれたちが恋人同士になれなければいけないのか。それと、親父が相手の両親の家に行けないことと、どう繋がるのか。 「お前らが恋人同士になったせいで、その親であるおれとくろばさんも仲良くなって、成り行きで結婚することになりました、という言い訳を作りたい」 　おいおい親父。勘弁してくれよ。さすがにクソ親父が過ぎるぜ。だがしかし、とおれは考えた。偽物とは言え、ちあきと恋仲になれるって言うのは、中学生男子にとってはとても嬉しい提案だった。そしておれはその提案に乗ってしまう。 　ちあきとおれは、恋人になるために、様々な経験をしていく。日常の延長戦にあるはずなのに、おれにはその日々が特別に思えた。 　そして義母の両親の家に行き、おれとちあきは熱々な姿を見せつけるのだが、緊張のあまり失敗する。もちろん義母の父親は大激怒。おれたちは次なる作戦を考えるのだが――

最愛の人の仇を討つため1500年の時を超えて転生した魔王、アロ。 仇である、封印した邪神を滅ぼすには入念な準備が必要だ。 しかし、いざ転生したら母は第三王女、クソ親父は今代の魔王。育ての親であるじいちゃんは元勇者で、幼馴染は訳ありのハーフエルフ。 更にアロを追って転生した元家臣や転生を待ち望んでいた精霊たち。 自分を兄と慕う猫耳幼女、人に懐かない筈の幻獣、代替わりした魔王、果ては男の娘まで仲間になって……。 前世で各地に隠した最強クラスの武器を集めながら、アロはふと思う。 「あれ……俺の仲間、強過ぎじゃない？」 自分自身が最強になった事には気付かず、念には念を入れて邪神討伐を目論むアロ。 生来の「困った人を放っておけない」性格のせいで、しなくても良い遠回りをしながら仲間との絆を深めていく。 ――邪神を倒した先にあるかも知れない人生について思いを馳せながら。 ※カクヨムにも投稿しています。

「寝言は寝て言えクソ親父！！」 　前世で夢を捨てざるをえなかった青年が異世界へ転生した。しかし母親の死後で騎士達に連れられ生き別れた父親に会うことになり 「貴族？跡継ぎ？やだよそんなの俺は冒険者になるから」 　いかなる理由があろうと自分と母親を捨てた男に変わりない。当然即答でお断りして飛び出した。 　しかしその世界はなんとゲームの世界、名のしれたタクティクスゲームなのだが青年はそのゲームを知らなかった故に物語は最初から頓挫し崩壊、本来の道筋から大きく外れヒロインすら代わる事態に他の転生者達はてんやわんや 「最初にこんなイベント無かったぞ！？」 「主人公どこいった！？」 「私ヒロインじゃないの！？」 　これは前世で恵まれなかった『風』の名を持つ青年『翼』を得てが夢であった旅をし自由に世界を巡る物語。

頑固で母とケンカばかり、典型的な昭和のクソ親父。 だけどちょっと憎めなくて大好きな私の父との思い出をエッセイとして書いてみました。 1000文字程度で軽く読めるお話です。

前作『魔王な彼の悪女教育』の続編です。 読まずとも楽しめますが、もっと楽しみたい方は 下のリンクコピペか、目次の作者名「ソラ」を押して出てくる作者ページから前作をご覧ください☆彡 『魔王な彼の悪女教育』(全10話+番外編１話) https://ncode.syosetu.com/n7777hs/ ***** 胸も無ければ可愛げもない、酒と肴をこよなく愛する『おっさん悪女』な革命家の娘エルリーナ。 ある日父親から縁談話を持ちかけられ、好きな人がいるからと断りを入れ、事なきを得た……はずだった。 「エリィーー！」「えっっパパ！？」 「だっだだだ誰だ！お前の好きな奴って！！」 研究棟中に響く父親の声、割れる窓ガラス、崩れ落ちる論文の束。 背後には呆然と目を見開く『魔王』な彼。 大勢の視線を一斉に浴び、エリィは真っ赤な顔で叫んだ。 「わっっ私だって、自由に恋愛したいのよ！このクソ親父！！！」 大混乱の研究棟、恋敵に陰湿な嫌がらせ、魔王の補習にテストに復習、夜な夜な楽しむ美味しいお酒。 魔王な彼と過ごすカオスな放課後と甘い研究生活が幕を開ける。 ***** ☆2022.10.30日間総合完結済みランキング275位に入りました！ 応援してくださった皆様ありがとうございました！！

「大変です！お父上がドラゴンを討伐して降伏させました。王都が大混乱です！」 「なにやってんだあのクソ親父！」 「大変です、お父上が一軍を全滅させました。死体があちこちに転がって住民が大混乱です！」 「なにやってんだあのクソ親父！」 「大変です！またお父上が奥様を連れてきました！お父上のハーレムに入れるそうなのですが、あなたより年下です！」 「何やってんだあのクソ親父！！！！」 これは『あれ？俺なにかやっちゃいました？』系転生勇者の、その子どもたちの物語。

【突然先輩との同棲生活が始まった。しかし、彼女には秘密があった・・・】 ■あらすじ 　大学のサークルの飲み会の帰り、泥酔した女の子を拾った。家に泊めてあげたけど、朝起きたらいなかった。その後、偶然にも路上で再会した。彼女は僕の家に押しかけてきてご飯を作ってくれた。そうして何故か僕と彼女の暮らしが始まったが……。 ※400字詰め原稿用紙換算枚数：25枚 ※非ラノベ作品です。 ※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。

進行性核状性麻痺になった母(モチ)とモラハラクソ親父(ゴミうんこ)の世話をして、軟禁されながら生活する。嘘のようなほんとの話。 私、つまり作者の日記なので、更新は不定期。 精神的に落ち着いてないと投稿できませんので悪しからず。 モラハラさんが何もしない日は何もないのでとても幸せ。 基本人が読むこと考えず、その場の私の感情でダラダラ打ち込むので誤字脱字許してね。 最近、モラハラおじさんへ対する殺意がすごいので、文字が乱れます。 ごめんなさい。

誰に対しても礼儀正しく真面目。顔立ちも人当たりも良いがちょっとだけ熱血漢過ぎる少年──武蔵　進七郎（むさし　しんしちろう）は、高校の入学を目前にした４月１日にとんだ災難な目に遭う。 実の父親が経営している”武蔵ボーン流格闘術道場”が、そのあまりの胡散臭さに門下生が集まらず経営破綻寸前になっていたのである。そして経営難を何とか乗り越えるべく、借金の担保として売られてしまったのだ。 しかも主人に尽くす従者として。 しかし、圧倒的クソ親父の尻拭いをするのも息子の務めだと進七郎は思い、新たな主人に身を尽くして仕えることを決意する。 エイプリルフールに嘘みたいな出来事が起きた進七郎。その日の内に主人と出会うことになったが、何と主人は自分と同い年の少女。 常に気品と優雅さを放ちつつも、高飛車で時にエキセントリックな言動もある義経院（ぎきょういん）円佳（まるか）が、進七郎の”ご主人様”であった。 だが、進七郎はある時に知る。彼女は自分が幼い頃に毎日のように遊んでいた唯一の友達──”まるちゃん”であることを。 １０年ぶりの再会を果たし、大切な友達いやそれ以上の想いを円佳に抱いていたことに進七郎は気がつく。だが円佳とイチャラブするには、あまりにも主人と従者という関係性が邪魔であった。 ──主従関係など知ったことかッ‼ だが進七郎は世間の常識などお構いなし。 考え方、円佳への想いの強さ。そして戦闘力。 全てが常識を超えた規格外の男、進七郎は円佳を守り抜く。何としてでも──イチャラブえっちをする為に。