名だたる王宮騎士団長を輩出してきた名門、グレミヨン侯爵家の末娘のシルヴィ（16歳）。 家紋汚しのような彼女は、魔法を使えば家を破壊してしまうほどセンスの欠片もなく、両親から魔法の使用を禁じられていた。 そんなシルヴィが王宮騎士団の養成学校である、メシア学園に入学を申し込んだものの、試験当日に大遅刻をしてしまう。 試験をすっぽかしたなんて知れたら父親に叱られると焦ったシルヴィは、偶然出会ったクリストフ・ルシュールの助けを受け、最後の科目だけ受けさせてもらったのだ。 それによってビリ合格を果たしたシルヴィが、従魔召喚の儀式で降臨させたのが……まさかの黒龍。 だが、学年最下位の生徒だと思われているため、他の生徒たちはカラスだと思い込み、彼女を馬鹿にする。 王宮騎士団に入ろうとする人間の性格の悪さに幻滅するシルヴィは、自分の従魔の正体を隠し、まったり生活を目指すことに──。 学園で唯一の味方は、受験の日に助けてくれたクリストフだけ。ただ彼は、自分の正体の話になると歯切れが悪い。謎な男。 シルヴィを一番罵っていた侯爵令息と２人きりのときに、ワイバーンが現れて──！ 世界の均衡すら左右する従魔とともにまったり生活を目指すなんて、できるのか⁉ 波乱巻き起こし、痛快ラブファンタジー！

誰にも見えない「縁の色」が、私には見える——。 冴えない女子高生・**深結（みゆ）**は、SNSでも無名、学校では空気のような存在。 成功者だけが評価される世界で、努力の意味さえ見失いかけていた彼女の前に、ある日「異形の男」が現れる。 「お前は“縁魄”に選ばれた」 その言葉と共に、彼女は血と呪いに満ちた異世界へと転生する。 人と人との“縁”が力となり、呪いとなる世界「縁魄界」で、彼女は少女たちと出会い、時に裏切られ、時に救われながら、自らの“存在価値”を探し始める。 優しく微笑む美青年、裏切りに染まる天使、縁に翻弄される仲間たち。 絶望と残酷の果てに、彼女は選ばされる。 「この世界で、“誰かのために”生きる意味なんてあるの？」 これは、“縁”の意味を問う物語。 そして、「評価されなかった少女」が呪いを超えて世界を書き換える、もうひとつの異世界譚。

楓コノハ（かえで）は困っていた。とても困っていた。 別世界と現世が時空の乱れ繋がっちゃって魔族と呼ばれる魔物が現世に来ちゃった！ 抵抗できず無力に殺されるだけ……と人々が思っていた矢先 女神と名乗る者が人々にギフトを授けた そうしてギフトを持つ人間と魔物での（危険万歳、共存不可避？な）生活が始まった そして楓コノハのギフトは『別の姿に変化出来る』力だった 変化後の姿は体ライオン・鷹のような大きな羽がついているキメラの姿だった 変化した姿を運悪く見られ、新種の魔物だと勘違いされてしまい狩られそうになっていた 『どう”じで』 嘆きは雄叫びとなってかき消えた コノハの受難は誤解が溶けるまで、終わらない……………… ＜＞ なんとなくの短編です（あと気晴らし） 望まれたら続き書きますなスタンス。 カクヨムにも投稿

人間でありながら、人類を超越した「力」を持つが故に差別される存在『能力者』。そんな彼らによる犯罪が絶えない世界で、旅人の少女アレンと青年のジンは『ある目的』を果たすため、人類と能力者が暮らす大国エスレーダを訪れていた。 しかし、現実では入国早々、アレンは飲食店のウェイトレスとして生活を送るはめに。更に世間を騒がせていた『焼死体事件』の犯人の疑いを掛けられてしまい、追われる身になってしまう。逃走の最中、一人の少年との接触が彼女達を事件の裏で企てられていたある陰謀へと巻き込んでいく―― 何度も夢に出てくるファンタジー世界をモチーフに小説を書きました。脚色やオリジナル設定、多少の変更もありますが、なるべく夢世界の人達や出来事をもとに書いていきます。

　日常に能力が活用されるようになった現代。能力は便利になる一方で人を苦しめるようにもなった。「WOD」のような日常を送れない人々の悩みを解決するため、カウセリングのような施設ができた。そこで働く人を「考察者」と呼ぶ。そんな施設の一人の男の仕事を見ていこうと思う。さて、早速、男の活動記録を見ていこう。

「助けてもらいてぇわけねえよなあ～！俺みたいな変態によぉ～！」 大きな野望も夢もなく、数少ない趣味であるランニングを日々黙々とこなす青年、没木一歩。 ひねくれ者で小心者でもある彼は、船長さんをやっていた父親の遺産を食いつぶしながら何も考えずに生きていた。 そんなある日、一歩は自分が不死身の体と無敵の力を持っていることに気がついてしまう。 だけど、彼は常に勃起していて……！？ この話はそんな没木一歩くんが自分の力と人生を見つめ直す現代風アクションファンタジーです。 ※以前書いていたモノのリメイクです！前書いてたとこまでがんばるっす！うっす！

ドルオタの僕は、あるきっかけを境に異世界に転生してしまう。 その異世界では、悪政を働く政治家たちによって人々の娯楽や笑顔がなくなってしまっていた。 僕は転生したときに授けられた、(案内人が言うには)弱小能力を駆使して異世界でアイドルグループを作り人々の幸せを取り戻そうときめた。

不幸の傘 それを扱う男 己の欲望のために他人を不幸にする いつしか人間を恨み、血を好む それでも前に進むしかない 人はなぜ 己しか見ないのだろう…… 「オレはお前を救うために来たんだ」 呪われた傘や不幸の傘と呼ばれる傘があった―― 触れた者や手にした者が無残な死に方をするいわくつきの者…… オカルトの類や怪奇伝説の類の俄かには信じられない話しだがそれは実在する…… 天気に関係なく傘を手にしている男は、不幸の傘とその不思議な力を使って旅を続けるのだった。 その旅の目的とは？ そして不思議な力を持つ傘の存在とは？

元警察官の川多利　順から聞かされた、神扉と鍵の存在。 この二つのせいで、一つの命が失われてしまう。 鍵を狙う者もいるだろう。 神扉に憧れる者もいるだろう。 一人の警察官　盟章　三裏は、感情を失って何を得たのだろう？ ああ、始まる鍵を狙った戦いが

【第2章】追放返し編　完結！！ アステル・ランドベルクは、アルヴァニア王国の冒険者。クラスは剣聖。 彼は幼馴染の勇者デリック・ヴィルドールと同じパーティーだった。 ある日、Sランクの魔物討伐依頼を完遂していつもの酒場で祝杯を上げていた時、突然デリックから1枚の紙切れがテーブルに置かれる。 それはスキルを継承する儀式、〝継承の儀〟について書かれてあった。 デリックはアステルの剣聖のスキルを渡すように迫る。 「こんなデブでブサイクで、まともに会話すら出来ねー吃り野郎が、剣聖なんてスキルを使い熟せる訳ねーんだよ。だから俺が使ってやるっつってんだろうが。ああ？　戦闘もほぼ棒立ちじゃねーかよ！　クソが！」 他の仲間も同様にデリックに加担して罵声を浴びせる。 勇者の言葉は国王の言葉と同じ重さ大きさがある。 だから、デリックに言われた時点から剣聖を捧げるしか選択はなかった。 アステルはデリックに剣聖のスキルを捧げ、「スキル無しは無能、必要なし」と言われパーティーを追放。 その直後に女神ミレイネスが現れ、いきなり結婚を申し込まれる。そして神として覚醒する事になったのだった。 笑いあり、恋愛要素あり、ざまぁ、ハーレム要素もあり、第1章〜2章はデリックのざまぁを中心に描いていきます。

主人公、七星彷徨は小説家だった。 小説をパソコンに打つ毎日。徹夜することもザラにあった。 とある日の事。 夕方になり、ご飯を食べようと１階に降りると火事が起きていた。 さらには見知らぬ男に腹部を刺され死亡してしまう。 そして、気が付くと異世界へ。 するとそこは自分が書いていた小説内の世界で……？ 現実世界に戻るには異世界で「とある条件」を達成しなければならない。 条件を達成するため、小説を完結させるため。 彷徨は旅立った＿＿！

　国内で唯一、治安維持を行っている会社の社長である主人公・風花。 　多忙ながらも、風花は相棒のシオンとともになんだかんだ満ち足りた日々を送っていた。 　だが、そんな日常は無情にも崩れ去った。 　突然、国民の半分が殺された。 　それも、残った人間の最愛の人が、一瞬にして。 　そんな非現実的な現実に絶望していた風花と妹の茉莉の前に、突如として現れた謎の男・カガチ。 　カガチは、この大量虐殺の犯人の部下だと名乗り、二人にあるゲームを持ち掛けた。 　突然起こった無差別的な殺戮と与えられた能力によって、風花と茉莉の運命は大きく狂っていく。 　最後の最後まで展開の読めない、読ませないアクション・ファンタジーをお楽しみください。

天は二物を与えず。西山影、いや東海影は圧倒的な才能を与えられて人から疎まれし者である。その証拠に、小学校の時の女友達からはいきなり絶交宣言され、父からは恨まれて家を追い出され、中学校のサッカー部にスカウトしてくれたマネージャーには勘違い1つで退部勧告させられ、唯一の味方である母は病で他界してしまう。その結果、俺は完全に世から見放され、真の孤独へと追い詰められた。そんな俺に、母は生きる意味を残してくれた。だから俺は誰とも親しくなることなく、老衰するまで1人で生きていくことにした。でも、俺を陥れた元凶たちが何故か関わってくるし、新しい女子達とも恋愛フラグが立てまくる！　これは、無駄を省くことに長けては最強な少年が孤独を貫こうとしてもラブコメしてしまう物語である。 「虚無な俺に...愛情なんて存在しない...。そしてこれからも...なのに...なのに...何で関わって来るんじゃあああ！！！俺の効率を下げに来るんじゃねぇぇぇ！！！」 [歴代ランキング成果] 日間現実世界〔恋愛〕ランキング 最高1位（2023/1/13 23:30時点） 週間現実世界〔恋愛〕ランキング 最高1位（2023/1/20 11:00時点） 月間現実世界〔恋愛〕ランキング 最高2位（2023/1/20 11:00時点） 四半期現実世界〔恋愛〕ランキング 最高13位（2023/1/20 11:00時点）

能力者が存在する世界で、神楽 累(かぐら るい)は自身を成長させるべく学園生活に臨む。とある目的を果たすべく、謎の多い存在として暗に成り上がることは出来るのだろうか。

小説&ラノベを愛してやまない小説部所属の超絶陰キャな少年、語(カタリ)は顧問の萩本の手によって突然、幼馴染達と共に異世界シェルフスガーデンに送られる事になる。異能であるBoxは全知全能でイージーモードで異世界を旅する予定だったが、思わぬ敵勢力にカタリは何もかもを奪われてしまう。 カタリの命を救ったのは謎の男ダルトだった。ダルトはカタリに全てを取り戻す力を与えると言い修行を付けたが、その世界を救う力とは、異能でも武力でもなく、虚言だった。 騙し偽り法螺を吹け、嘘の方便、史上最低主人公が世界を救うのか？？？ カクヨムでも投稿しています。 https://kakuyomu.jp/works/16816927859556951108

君の死だけは見たかった。 この作品は「https://novelup.plus/story/446719735」にも掲載しています。

能力...それはこの世界で太古から受け継がれてきた力 人々はこの力に対し、様々な向き合い方をした。 自分のために能力を悪用する者...人のために自分の能力を使う者..... いつしか、この2つの価値観は2つの大きな勢力.... 『暗黒未来（デストロイフューチャー）』と『星光未来（セイバーフューチャー）』へと発展していった。 星光未来の隊長を父にもつ月聖光真（げっせいこうま）は出会いと別れを繰り返す。 彼はこの争いを終わらせられるのか....

方術や自然を操る力を持つ子達が人々を助けていく物語です。 ※第2・5・6話に鞭打ちの残酷な描写があります。また、第7話には地震の描写が出てきます。苦手な方は閲覧に注意してください。

タイムリープの能力を持つ少女柚葉はクラスメイトの明人に恋心を抱いているのだが、彼女が交際するためにとった手段とは？ この作品は、時を遡る少女　～Boy's Side～とスピンオフしています。

　重度のアレルギー症状を持って生まれ、人と二メートル以内の接触ができなかった少年、『黒木裁（くろきさい）』。 　認知の外からの接触が命に危険を及ぼすという体質を持って生まれ、人との接触を絶ってきた少女、『雛賀天照奈（ひながあてな）』。 　本当の体質を知ったとき、 　少年は『自己責任な体質』で悪に立ち向かうことを決め、少女は『無責任な体質』で少年を助けることを決めた。 ※シリアス展開が続くこともありますが、基本的にはボケ飽和状態のコメディものです。 ※血が流れることも稀にありますが、鼻血です。 ※続編『透過する想いと、歪曲する運命』の連載を開始しました。