凪くんは永い眠りから目覚めた青年、 勇気くんは殺人の罪で警察に追われる青年。 黒魔術と神々が存在する世界、その中の戦争に二人は少しずつ 巻き込まれていく

これは魔術黎明期に魔術を探求するがあまり、人として超えてはならない禁忌に立ち入ってしまった三人の罪人と決して触れてはいけない禁術の物語。

　 『罪狩り』 　それは、ある種の『死刑執行人』たちに与えられた呼び名。 　ある罪狩りの、無慈悲とすら言える断罪方法は、加減という言葉では到底表せないとされている。 　故に罪狩りは多くの罪人（つみびと）から恐れらている。 　罪人を殺すための慈悲の無いその力の前では、例え死ぬことを恐れていない大量殺人鬼であろうと、例え肝が座った快楽殺人鬼であろうと、『その罪人にとって』の恐怖の底に叩き落とされると言われる。 　『罪狩りに殺された罪人はどうなるのか？』 　それらのことは普通の人間には決して把握されておらず、そしてそれは人間のみならず他の生まれ落ちた存在にも一律に言えることである。 　ただ分かっていることは、人間がよく自分たちが口にする存在するのかすら怪しい『神』と呼ばれている存在に力を与えられたと言うことだけ。 　 　遥か昔、神は自分が裁く罪人がもう数え切れないほどいることに対して危機感を表していた。 　理由は単純で、神が創り出した感情を持つ存在たちが「罪」という咎を恐れなくなったからである。 　何千年という時を過ごしながらその姿を見てきたが、一向に変わることもない不変的な時の流れの中で罪狩りは作り出された。 　…だが、神から「殺すための力」を授けられた罪狩りたちは、自らを創り出した神に対して、どこか喰い殺さんばかりの殺意を抱いていた。 　そしてこれは、そんな一人の罪狩りの物語である。

貞操観念が逆転した未来。 バーチャル探偵の主人公と機械仕掛けのAIパートナーはチャンネルを運営し、心に闇を抱えた者たちの謎を追う。 幸福を謳うAI統括都市、その裏側で蠢く終わりなき人の罪。 人々のその果てしない衝動を――たぶん、『恋』と呼ぶ。 ※不定期更新 ※ある程度ストックができたら、まとめて連日投稿していきます ※本作はカクヨム投稿作品の改稿版です

仕事帰りに歩道橋から転げ落ちて死んでしまった私は、乙女ゲームの人気タイトル「黄金色のアマービレ」のヒロインに転生していた。 前世の記憶を思い出したのは、悪役令嬢を断罪するイベント真っ只中。 冗談じゃない。私は悪役令嬢アデライドが最推しキャラなのに！ 王子様大恋愛エンドなんてどうでもいい。私はアデライドを幸せにしたい。断罪を回避したい！ 他人の罪を自ら被って悪役を演じるアデライドのために、私は真実を明らかにする。

謎の生命体が現れてから人類は『罪』を背負った。 その罪は人それぞれであり段階までもがある。最終段階のレベル5になれば怪物化したり異常化して爆散する人間でさえ現れる。 その後、人々の中にあの未確認生命体を神と崇めるものまで現れてしまう。 そんな中で政府が開発した新しい人間、罪喰い。 彼らは自らの罪によって身体能力を向上させ、他の罪を喰らうことで自分の罪を抑えることができる。 そして原初の罪喰いである神楽坂 千歌（せんか）はその神を喰らうことに成功した。 だが罪は無くなることはなかった。しかし人類は大きな転換期を迎える。一人の罪喰いの目覚めによって__________

その光は、祝福ではなく呪いだった。 修道士ギヨームは、聖なる書の写本を任される傍ら、夜ごと祈りの声に耳を塞いでいた。彼は幼き日、教会の祭壇の奥で「光」を見たという。それは神の輝きとは異なる、あまりに鋭く、あまりに人間的な目をしていた。 時は十三世紀。教会と王権が拮抗し、神の名のもとに人が火刑に処される時代。 ある日、辺境より一人の少女が連れてこられる。彼女は何も語らず、ただ“見る”ことで人々を震え上がらせた。目を合わせた者は、次々と口を閉ざし、懺悔をはじめ、ある者は命を絶った。 ギヨームは次第に、少女の視線の奥に、かつて自身が睨まれたあの光を見出す。 それは神の裁きか、人の罪か。あるいは、真実という名の、誰にも語られてはならぬ焔だったのか。 彼は禁忌を破り、彼女の素性を探るうち、自らの信仰の根を掘り崩すこととなる。

バゴーダの街にあるオミガ刑務所に、ベロニカ・アベールという半魔の女性が収容される。彼女は魔族と人間の間に生まれた半魔であり、両方の種族から差別と迫害を受けてきた。ベロニカは殺人の罪で捕まり、死刑判決を受けたが、彼女自身は無実を主張していた。 ベロニカの担当となった看守ジルド・ぺスケンスは、彼女の管理と監視を命じられる。ジルドは、彼女が無実を訴える中で、彼女の内面に隠された真実に触れることになる。彼女の無実の告白に主人公は職務と倫理の間で葛藤し、彼女への関係と職務に悩んでいくのである……。

第２回ＳＱＥＸノベル大賞〈落選作品……たぶん〉募集期間・2025年1月7日(火)11:00～2025年４月６日(日)23:59　5月末一次選考 ネトコン13〔参加中〕募集期間2025年4月24日~2025年7月23日・結果発表、2025年9月下旬予定 『ノベル〇ア』と『カとクとヨとム』で、過去にコンテスト参加しましたが まったく結果が出なくて、心がバキッと火花と音を立てて折れてしまい……続き書く意欲も萎えてしまって 未完のまま、ずっと放置していましたが『なろう』の方に転載して、出来れば作品完結まで持っていきたいと思って書きました ☆章の制作は移してきた、エピソード公開してから作ります

罪とは己の罰である。時に身を滅ぼし、時に正しい道へと誘う。だが世には不当な罪を擦り付けられ無害な者が傷つく理不尽が存在する。 　この世には他者を捕食する罪の魔物という怪物が存在していた。奴らはいつどこでどこから現れたのかは一切不明。突如現れては命を喰らっていった。 　そんな世の中、他人の罪を食らい己の糧とする男、レイガ。レイガはかつての仲間に裏切られ命を落としそうになる。だが偶然彼はかつて世界を支配していた七人の魔王。七つの大罪が封印された場所へ迷い込む。かつての仲間への復讐心を抱いたレイガは体内に七つの大罪を宿し、彼らを竜の姿へと権限させ己が欲望のままに罪を食らい続ける。そして彼は運命に導かれるまま、罪の存在の全てを知る事になるのだった。

現在不定期更新です。 ※あらすじは試行錯誤し定期的に書き換えます。 わけあって罪人となった二人の青年が色々あった末に、わけあって身の危険が迫っていたお姫様の逃亡生活の用心棒になって色々冒険や陰謀をするお話。 背景には最強と言われる国の騎士団との因縁や、姫様の持つ不思議な力を巡った争い、世界の覇権や異種族との争いもありごちゃごちゃしている。 がメインストーリーですが 基本的に世間知らずで温室育ちのちょっと常識から外れたミナミ姫に、小柄だが筋肉質で怪力な顔がやたらいいマルコムと、小柄で華奢な毒にやたら詳しい中性的な外見のシューラが振り回されたり振り回したりし、たまに兄への報告のお手紙で兄の胃を痛めつけたりする冒険記です。ほのぼのたまにシリアス、用心棒は基本物騒な発言ばかりします。 序盤は結構重めで冒険開始まで長いです。冒険開始は９０話～ また、ある程度するとヒロインは若干チート気味です。 人間以外の種族や獣(モフモフ、ヌルヌル、ツルツル)も出ます。 サイドでBのLっぽいのが勃発しますので申し訳程度？のBL描写があります。GLは保険です。 メインはノーマルな恋愛で、そちらも申し訳程度にありますがゆっくりです。 「宝物の彼女」の「結末１」のその後にあたる話として書きましたが、世界観が変わったのであまり関係なくなっている感じです。 読んでなくても支障ないように書いてると思ってます ちょいちょい訂正していきます。 アルファポリスさんでも投稿しています。 誤字報告ありがとうございます これからもバンバンあると思いますので、ご指摘お願いします

「被告人を平和喪失十年間に処す。未決勾留中八年二百十六日はその刑に算入しない。」 推定最大50人以上。数多の罪も無き人々を快楽目的で殺してきたと噂されるも、立証できた殺人は一件のみ。犯罪史上最も狡猾と言われる猟奇殺人犯の約９年という長きに渡る裁判が今幕を閉じた。 しかし、その判決が下された瞬間、裁判所内は異様な戸惑いに包まれた。 被告人の罪に対して罰が軽すぎるからか？ 被告人の罪に対して罰が重すぎるからか？ この判決が原告側被告側どちらの勝利判断しきれないからか？ いやそうではない。 刑罰に「平和喪失刑」加わり始めて施行されたからだ。 史上初めてこの判決が下されるかもという予想はされていた。 しかし、実際下されてみると誰もが一瞬どうしていいかわからなかった。 その沈黙を破ったのは、決壊した瞬間のダムの如き貯まった感情がはち切れた金切り声だった。 「死ねぇぇええぇっッッッ！！！！！」

ギリシア神話に基づく『勇気ひとつを友にして』という歌があります。 そのメロディをお借りして、やはりギリシア神話を題材に人類が核爆弾を生み出した経緯を歌にしてみました。皆さんがご存じの歌なので、実際に歌ってみて鑑賞して頂ければ幸いです。

二人の看守と一つの牢屋。 そして、消える罪人。 そんな噂がある牢屋に一人の罪人が連れて来られた。

　宇宙は何処までも人の罪を嘆く

一人の罪人が火刑に処された。 まさに火がつけられる刹那、彼は自らの無実を訴えるが……。

とある罪人の死刑執行の日。 1人の罪人に世界は注目し、死刑執行人はわざわざ勇者。 この2人何なのか？

　人の罪は決して火で燃え尽きぬのだろうか。

　人の罪は果たして赦されるのだろうか？

「きょうき」テーマのオムニバス、『あわせ鏡』第二作。 ある老人がいた。 その過去を聞く男。 老人は自らの過ちを語る。倫理に背いた老人の罪と罰。 老人が握った凶器とは一体何だったのか。