妹のこよみです！あらすじいっくよー！ ひきこもりのお兄ちゃんは、お母さんの手伝いで家事をしながら暮らす日々。 料理はすごく上手いし、いつでも嫁に出せそうなくらい。お兄ちゃんだけど。 お兄ちゃんを嫁になんてだせるかー！　と思った私は、ヴァーチャルライバーになることを提案してみた。 ほとんど声変わりしていないお兄ちゃんの声は可愛いし、男の娘キャラで絶対に人気が出る。 可愛い外見と声が原因でいじめられて引きこもったお兄ちゃんには酷かもだけどそれを克服するためにもいいんじゃないかな？って。 もちろん全力でサポートするよ！ 勇気を出して一歩を踏み出す…そんなうちのお兄ちゃんの話です。

僕の彼女・園宮しずくは、控えめで恥ずかしがり屋のお嬢様。 彼女の大きな胸は、ありふれた日常のひとコマをちょっとしたイベントに変えてしまう。 これは、彼女の「恥ずかしい」を見守る僕と、彼女が少しずつ勇気を出していく、甘酸っぱい青春の物語。

子爵令嬢マリアと元平民の異母妹ローザの仲は良くなかった。 家では姉の悪口を言いふらすローザだが、学園での立ち居振る舞いは完璧で人気者に。 ある日、物陰からローザを見つめる怪しい青年を見つけたマリアは、勇気を出して声をかける。 青年――公爵家三男のフリッツは、母方の親戚だった。 ローザの魅力を語るフリッツに、マリアは共感してしまう。 ローザとフリッツの仲を応援しようと決めたマリアだったが、公爵家から呼び出され――。 「婚約？　フリッツ様が私を好き？　どうしてそうなるのです！？」 不器用な二人が結ばれるまでと、完璧な妹の選んだ未来を描く短編です。 ※アルファポリスにも掲載しています。

― あの日、彼女が俺の世界に入り込んで、すべてが動き始めた。 ― 灰色だけだった俺の世界に、彼女という光が差し込むまで 世界はどんどん速く回っていて、俺たちはますます本心を言わなくなった。 お互いを理解しようとするより、誤解しないように沈黙し、 感情を分かち合うより、傷つかないよう無表情を選び、 愛を語るより、拒絶されないよう目を逸らす。 男は弱くなってはいけないという強迫観念の中で生きていて、 女は強くならなければ壊れてしまう世界で耐えている。 それぞれの方法で孤独を耐えながら生きているけど、 本当は誰よりも愛されたいし、 たった一人でもいい、心から理解してほしいと思っている。 それでも俺たちは信じようとする。 言わなければ傷つかないだろうと、 表現しなければ無視されないだろうと。 そうやって感情を隠し、心の扉を固く閉ざして生きている。 この物語は、 その扉を最初に勇気を出して開けて入ってきた、たった一人の話だ。 そして何も言えず立ち止まっていた男が、 ようやくまた動き出すまでの話だ。 笑えるし軽く見えるかもしれない。 でもその中にあるのは、 違う二人が、 ついに本当の人間として出会う瞬間だ。 沈黙を抱えて生きてきた俺たちすべてに贈る、 静かな生存の答え。 --- ## 登場人物紹介 ### 主人公：神谷（カミヤ） - 大学入学とともに東京へ上京 - 感情を遮断して生きる内向的な人物 - 「人生の意味」を失っている状態 ### ヒロイン：さやめ - 突然キャリーを引いて彼の部屋に現れた女性 - 強引で図々しいが、同時に繊細で温かい - 燃え盛る炎のような女性

　わたしのクラスには、みんなから恐れられている冷徹で激ヤバな不良少女がいた。 　その子の名前は「結月 凛」 　彼女の派手な金髪は、染髪が禁止されているうちの学校において、自分は不良ですと言っているようなものだった。 　真偽不明な彼女の悪い噂も沢山流れてくるけど、わたしには結月さんが悪い人だと思えない。 　確かめたい。だからわたしは、勇気を出して声をかけてみる事にした。 「ねぇ、結月さんって」

佐藤景は普通の女子高校生。クラスで少し変わった音楽好きの同級生、西園寺翔にひそかに想いを寄せている。 ある日、勇気を出して翔を音楽室に誘った景は、彼の奏でるギターの旋律に心を揺さぶられる。 一方、親友の如月ゆいは、アメリカ帰国子でラッパー風の男子・望月雷に夢中で、二人の恋は着実に進んでいた。 休み時間の教室、文化祭のステージ、そして仲間たちとのやり取りを通して、それぞれの恋心と友情が静かに、しかし確かに紡がれていく...。 少し切なくて温かい、青春のひとときを描いた読み切り恋愛物語。

小学生から高校生を対象に、様々な活動を行う「自然の青年団」 荒川清良（あらかわきよら）は、この青年団での活動の中で、同じく青年団に所属している、森谷真琴（もりやまこと）に恋している。 何時か、この想いを伝えたい。そう思いながらも、想いを伝えられない日々を過ごしていた。 清良は今年で、青年団を脱退する。そうすれば、真琴に想いを伝えることはもうできなくなってしまう。 臆病者だった、清良は勇気を出して、想いを伝えようとするが……。

　『欲しがりの妹』にお気に入りのドレスもアクセサリーも、大切な友人も。 　全てを盗られ続けてきたクラーラは、ある日婚約者となった青年ロレンソがとんでもない浮気性の不良物件だと気づいて「そうだ！　この婚約者を妹に押し付けよう！！」と閃いた。 　無事妹に不良物件の婚約者を奪われたクラーラは初恋の公爵子息コンラートに勇気を出して告白をすることにした。

伊佐川継人は、受験を控えた中学三年生。彼は将来医者になるため、どうしても医学部進学コースのある西和巻学園に合格したいと思っていた。 そんなある日、母親の知り合いである女医の春崎ゆず子という人物から、声をかけられ、継人は西和巻学園への紹介状を書いてもらえることになった。喜んだ継人だったが、それには「福祉介護体験学習」を受けるという条件がついており、その内容は……ゆず子の娘である春崎稚愛と、二週間身体を入れ替えて生活し、日々レポートを書いて提出する、というものだった。 前代未聞の、男女入れ替わり体験学習。 勇気を出して身を投じた、継人の運命は……。

母と過ごした夜、美咲は「空を飛ぶ夢」を見る。翌朝、胸騒ぎに駆られて帰宅すると、祖母・文子が倒れていた。迅速な行動で命を救い、文ちゃんの存在の大切さを改めて胸に刻む。そして学校では転校生・大野五月と出会う。大柄で一見近寄りがたい五月だが、美咲は勇気を出して声をかけ、二人は次第に心を通わせていく。やがて陸上部へ誘い、放課後を共に過ごすようになった二人は、次なる冒険の舞台を満願寺へと定めるのだった。

特殊な家庭で育ち異性とは上手く話せずに、口下手になってしまった伯爵令嬢シャーロット。 あまりに憧れの存在の公爵家三男で騎士団長を勤めるハビエルならば、身分の低い自分なんてきっと相手にもされないだろうし、会話の練習相手に良いのでは？　と提案され勇気を出して、彼に話し掛けることにした。 しかし、口下手が過ぎたシャーロットは、よくわからない流れでハビエルに「今夜は帰りたくない」と伝えてしまい？！ 口下手過ぎる貴族令嬢がこれまで異性との接触を極限まで阻まれていてポンコツな美形騎士団長に溺愛されて幸せになる話。 ※旧タイトル『望みゼロな憧れ騎士団長様に「今夜は帰りたくない」と、良くわからない流れで言ってしまった口下手令嬢に溺愛ブーストがかかるまで』

僕とあいつは、同じ人が好きだ。自然と、僕とあいつは親友となり、恋のライバルとなっていた。僕らが好きなのは、幼馴染の恵理。町でも有名な美人で、幼馴染で無ければ話すことも無かっただろう。僕らは三人でよく遊ぶ。でも、このままではいけない。現状を変えるために、勇気を出してデートに誘う。

札幌で暮らす35歳の高橋由実は、孤独感と将来への不安を抱え、恋愛に臆病になっていた 。ある日、立ち寄ったカフェで誤って男性のケンジにコーヒーをこぼしてしまうが、彼の穏やかな対応に心惹かれる 。 後日、由実は勇気を出して彼に声をかけ、お詫びをきっかけに交流が始まる 。同じように恋愛に臆病になっていたケンジと、由実はデートを重ねながらゆっくりと心を通わせていく 。

会社員の齋藤海斗は、行きつけのカフェ「茶房 ことのは」で働く水上瑞希に密かな想いを寄せていた 。ある日、共通の趣味である御朱印集めをきっかけに二人は打ち解ける 。しかしその後、海斗は瑞希が見知らぬ男性と親密にしている姿を目撃し、恋人だと誤解して店から足が遠のいてしまう 。 気まずさを乗り越え、再び店を訪れた海斗が勇気を出して尋ねると、その男性は彼女の従兄だと判明し、誤解は解ける 。これを機に海斗は瑞希を食事に誘い、二人は互いの価値観や夢を語り合って深く惹かれ合う 。物語は、鴨川のほとりで二人が次のデートを約束する、穏やかで希望に満ちた場面で幕を閉じる 。

夏のバカンスで海沿いの町を訪れた「僕」は、友人たちと海へ向かう途中、カフェのテラスで本を読む少女・夏帆を見つける。真っ白なワンピース、静かな横顔、風に揺れる黒髪――その瞬間、一目惚れだった。勇気を出して声をかけたことで、二人は本や音楽を通じて距離を縮め、海辺の散歩や夏祭りを共に過ごしながら、少しずつ惹かれ合っていく。

　キャサリンはヴィクターが好き。だけど私たちは恋人ではない。いわゆる腐れ縁で一緒に過ごしてきた。でもそれも終わる。学園を卒業すればお互いに婚約者を探すことになるから。そうなれば今と同じ気安い関係ではいられなくなるだろう。「それは嫌」キャサリンは勇気を出して想いを告げようと決心した。全4話。※他サイトでも公開しています。

同じ会社に勤めていながら、顔を合わせることもなかったふたりの女性―― 事務部でひっそりと働く白川若葉と、社内でも名を知られる凛とした上司・黒川若菜。 日常の交差点では交わることのなかったふたりが、ある日偶然に目を合わせる。 けれどその時、ふたりはまだ知らなかった。 自分たちが、もうすでに“別の名前”で出会っていたことを――。 ネットの中で「茅ヶ崎渚」として活動する若葉は、小説投稿サイトで憧れの作家「結衣と姉 希望の王」に出会う。 彼女の書く物語に心を揺さぶられ、勇気を出して送った一通のダイレクトメッセージ。 それがきっかけで始まった、名前も顔も知らない“渚”と“ベルおねーちゃん”の文通のような関係。 現実の世界では、少しずつ距離を縮めていく若菜と若葉。 仕事の合間に交わす短い会話、何気ないランチのひととき。 そしてネットの世界では、小説という架空の場所を通して、深く強く繋がっていく“渚”と“ベルおねーちゃん”。 同じ人だと気づいてしまった若菜は、その事実を伝えるべきか悩みながらも、ふたつの世界で育まれる友情と信頼に、静かに心を揺らしていく。 この想いを、どの言葉で伝えればいいのか―― 現実の自分と、小説の中の自分。 本当の「わたし」はどこにいるのか。 誰かと心を通わせることのあたたかさと、ほんの少しの切なさを抱えながら、若菜は最後の一歩を踏み出そうとしていた。 これは、ふたりの女性が“物語の中”と“日常の中”で静かに出会い、 少しずつ、確かに、お互いを大切に想い始めていく物語。

友達があまりいない大学生の男の子が勇気を出してジャズ研究会という部活に入る

暑い日が続きますので、寒くなるお話を書いてみました。 公立高校に通う“私”。 通学路の土手で、毎日のように目で追っていた、あの人。 今度の雨の日、橋の下で――きっと彼に会える。 そう信じて、勇気を出して傘を差し出した、その瞬間。 私は“気付いて“してしまった”んです。

これは、ひと夏の“ちいさな”大冒険の物語。 小学五年生の結城なつみは、亡き姉とともに遊んだ「勇者ごっこ」を引き継ぐように、ひそかに心に決めていた。 けれど、冒険の一歩がなかなか踏み出せないまま、夏休みを迎える。そんなある日、同じクラスのそらたと出会い、図書館の旧館に隠された“勇者ノート”を探すことに。 不思議な出来事や秘密の場所、そして懐かしい記憶に導かれながら、ふたりはほんの少しだけ、自分の世界を広げていく。 そこにモンスターはいないけれど、ドキドキやワクワク、ちょっぴり切ない気持ちがつまっている。 子どもにとっては「大冒険」。大人にとっては「懐かしい記憶」。 これは、勇気を出して“ただいま”を言うまでの、優しい夏の物語。 君にもきっとあったはずの、“あの夏休み”が、ここにある。 「勇者になるって、そういうことだったんだ。」 ──これは、ちいさなふたりの、忘れられない夏の冒険。