ヒフンは第5階層の世界に住む少年。伝説の「第16階層」を目指し、親友レイと共に数々の試練や強敵に挑む。失われた真実と歴史を探す冒険ファンタジー。

【才能】と家柄が重要視される世界。魔法の超名門ラグナ家に生まれたシント少年は、魔法の【才能】どころか、全人類で唯一のなんの【才能】もない人間。ゆえに家のみならず国からも追い出される。彼は『追放じゃなくこれは家出なんだ』と己に言い聞かせ、孤独に旅立つ。しかし外は危険がいっぱい。出て早々、身ぐるみはがされるわ、彼を『無価値野郎』と言っていじめていた従兄にも遭遇するわで、運がない。だが、シント少年には秘密があった。本来、【才能】がなければ使えないはずの魔法を、勉強して会得していた。やがて彼は夢を叶えるため、お金を稼ぐため、人を助けるために『冒険者』を稼業にし、なんとギルドまで建ててしまう。しかし順風満帆などではない！　神の欠片とされる神器【神格】を持つ者、さらにはラグナの魔法士たち、と強敵が立ちはだかる。仲間を集め、魔法を駆使して戦い、やがて彼はほんとうに欲しいもの――愛を探し、【神格】の謎、己に【才能】が授からなかった謎を解いてゆく。そしてその先にある未来を手にしようともがくのだった。これは真実と愛を探すお話。※一話3000文字前後。魔法好きなら一度読んでいただけると嬉しい！

38歳、中堅ITエンジニア、樋口彰（ひぐち あきら）。 趣味はゲーム、人並みなコミュニケーション能力、そこそこの年収。性格だって悪くない。 ……なのに、彼女いない歴は学生時代で更新が止まったまま。 「このままじゃ、俺の人生、ラスボスに会う前に孤独死でゲームオーバーだ！」 焦燥感に駆られ、人生逆転の最後の望みをかけて飛び込んだ『結婚相談所』。 そこで彼を待っていたのは、美人カウンセラー・霧島からの、あまりにも残酷な現実だった。 「――樋口さん。大変申し上げにくいのですが、あなたの現在の婚活レベルは【5】です。RPGで言えば、最初の町の周りでスライムを倒すのがやっと、といったところでしょうか」 俺の市場価値、レベル5！？ 甘い幻想をデータで木っ端微塵にされた彰は、しかし、ここから奮起する。 これは、ゲームだ。ならばやることは一つ。――レベル上げだ！ 「容姿」「知識」「マナー」「コミュ力」「社会性」…… 美人カウンセラーのスパルタ指導のもと、これまで目を背けてきた己のステータスを一つ一つ成長させていく彰。 だが、レベルアップした彼の前に現れるのは、一筋縄ではいかない強敵（ヒロイン）たちばかり！ 年収1200万の超理論武装ラスボス女子、スペックを気にしない癒やし系のゲーム仲間、過去の思い出を引きずる訳あり同級生、そして"普通"の圧が怖い完璧な保育士……。 果たして、レベル5の勇者・彰は、40歳(賞味期限切れ)というタイムリミットまでに理想のパートナーを攻略（ゲット）し、最高のハッピーエンドを迎えることができるのか！？ 冴えないアラフォー男の人生逆転を賭けた、涙と笑いのレベル上げ婚活ラブコメディ、ここに開幕！

パンデミック禍の日本。 俺は長年のブラック労働の末、突然クビを宣告される。 俺は困惑しつつも晴れやかな感覚を覚えた。 これで働かなくていいんじゃないか！？ そんな俺の自室クローゼットに未知のダンジョンが出現して……！？ 失う物のない俺はダンジョンへ足を踏み入れていく。 そこは敵を倒せばゲームのようにレベルアップし、報酬が手に入る公平な世界だった！？ この「俺だけの」秘密基地のような空間で冒険に明け暮れる毎日が始まる！ 選んだ職業はロマンあふれる「ニンジャ」！ 【忍具作成】スキルを駆使して、忍び装束やクナイなど、次々と理想の忍具を作り出し、スタイリッシュな忍者を目指す！ ニンジャの可能性は無限大だ！ ダンジョンは俺の最高の遊び場となる。 予測不能なダンジョンのルールを身をもって検証し、多彩なスキルと奇抜な攻略方法を編み出しては改善して突破していく。 挑戦と成功、そして強敵との対峙の中で俺は「一秒一秒を、しっかりと生きている」という強い実感と「生きがい」を見出した。 ダンジョンを中心としたやりがいのある生活、これこそ俺にとってのスローライフだ！ 気になる隣人女子大生や、元部下の女子高生との交流は、俺の荒んだ心に「うるおい」と「癒し」を与えてくれる。 ダンジョン攻略のヒントが隠されたウェブサイト「リアル・ダンジョン攻略記」を紐解き、現実と幻想が交わる謎に迫っていく。 自分のダンジョンを飛び出し、隣人を、職場を、人々を救う活動に手を広げていく。 忍者は世界を救う……のか！？ カクヨムでも投稿中！

★コミカライズ発売を記念して、スピンオフ公開中！★ https://ncode.syosetu.com/n5880kp/ ★TOブックス様より、24年12月20日より書籍第四巻、好評発売中！★ ★TOブックス様より、25年6月14日よりコミカライズ１巻、好評発売中！★ 地球上にダンジョンが発生し早１０年。レベルを上げてもまるで成長出来ない最弱の男がいた。 そんな彼は、強さに直結しないからと誰もが見捨てたステータス『運』に可能性を感じ、３年もの間『運』に成長力を注ぎ続けた。 その執念の果て、彼は『レベルを消費して対価を得る』という奇妙なスキルと出会う。これは、様々な強敵を打ち破る力を得てダンジョンに隠された秘密を暴いていく物語。 ※「無料ガチャ」とついてる話は、他者視点です。 ローファンタジー【日間、週間、月間、四半期１位】【年間３位】達成。 総合【日間４位】達成。 カクヨムにも投稿しています。

小柄な女子プレイヤー・遥は、最新のバーチャル・バスケットボールリーグ「V.B.L」に挑戦する。リアルで抱いていた体格のコンプレックスを乗り越え、V.B.Lでは理想のアバターを操り、数々の強敵と激闘を繰り広げる。 リトル・クィーンと呼ばれるトップモデル” 早乙女 美月”、そして圧倒的な存在感を放つ謎のプレイヤーX――。 その戦いを通じ、遥は「リアルの私」と「理想の私」の両方を受け入れ、真のバスケットボールプレイヤーとして成長していく。だが、Xの正体に隠された秘密は、まだ明かされぬまま……。

中世ヨーロッパ　終末の戦争 不敗の騎士レオニスは銀の甲冑を纏い戦場を駆け抜ける。 強敵の一騎打ちの末勝利するも重傷を負い力尽きる。 気が付くとレオニスは現代日本に転生していた。 現代日本でフェンシングと出会いフェンシングにのめりこんでいく

―ボトムダウン・オンライン― これはプレイヤーに人権のないVRMMO。 始まりの都市はレイドボスに支配され、【スキル】の入手方法や【ジョブシステム】も不明。 ……これどうすんの？ そんな不自由な世界で、チュートリアル武器の包丁を手に自由気ままにプレイする主人公。 トッププレイヤーとして特殊な力を持ったモンスターたちへ果敢に挑む反面、悪質プレイヤーとしてプレイヤーキルを嵐のように巻き起こしていく！ そのあまりにも自由なプレイスタイルから、他のプレイヤーたちを困惑させたりすることもしばしば……。 そんな主人公に迫りくるのはあらゆる情報が相互に隔絶された、サーバー同士の苛烈な戦い……次元戦争！？ 様々な成長を遂げた強敵たちと激戦を繰り広げながら仲間との絆(？)を育んでいく物語。 【Bottom Down-Online Now loading……】 毎日朝7時に更新しています。 アルファポリス様でも連載中です。 有志によって作られた情報wiki https://w.atwiki.jp/bottomdown/pages/1.html オープンチャット「BDO－ボトムダウン・オンライン－」 https://line.me/ti/g2/NQE0rAxG2A4nimBGfL_nKzljj-U2k3fIY8AWfQ?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

私がその少女と出会ったのは、私が１７歳になったある春の日の事だった。 その少女は使用人の格好をしていて、漆黒の髪に黒い瞳、まるで遠い異国から来たかのように特徴的な顔をしていて、とても可愛らしくてあどけない人間の少女だった。 いつもオドオドと背中を丸め、あちこちキョロキョロと忙しない視線で、どこか自信のない様子。 毛虫やヘビすらも怖がり、人を思いやれるごくありふれた普通の優しい女の子。 しかし少女は驚くべき力を秘めていた。 自然の力を操り多くの魔物を一瞬でなぎ倒し、強敵すらも屠ることができる強大な魔法。 その身一つで腕に自信のある大男をいとも簡単にねじ伏せてしまう圧倒的な力。 そんな少女は一切の過去の記憶を持ち合わせていなかった。 伝説のサポーターである遠い祖先のマテウスのように、頼もしい相棒と面白おかしくも手に汗を握る大冒険に憧れていた私。 そんな私の前に彗星のごとく現れた少女。 少女が身一つで軽々とねじ伏せたかつて大陸にその名を轟かせた傭兵組合の所長。 そんな所長に涼しい顔をしたまま古ぼけた木の杖を突きつける少女。 私はそんな異様な光景に果てしない夢を見た。 私は彼女に幼い頃からの夢を託し、生まれ故郷を発つ決心をした。 それまで良きパートナーに巡り会えなかった理由はきっとこの少女と出会う為だったのかと、全ての合点がいった気分になった。 これは、そんな不思議な魔女っ子とサポーターであるちびっ子の私が織り成す果てしなく壮大な冒険の物語。 （引用　『フレヤの冒険譚』（著：フレヤ）　プロローグより）

異世界に転移してしまった未来。 数多の強敵と理不尽が待ち受ける世界で彼女が望んだのはただ一つ。 「元の世界に帰りたい」 スライムにさえ勝てない未来に森に住む老人が生き残る術を教えてくれた。 未来はその力で、変わらない運命に抗う。 「あなたに、あらたなる未来がありますように」 これは、ただの女の子が元の世界に帰るまでの物語。

【一章・完】 現代にダンジョンが現れてから早二年。 誰よりも早く、深くまで潜り続けた二ツ橋一愛（いちか）は、いつしか世界最強の地位を手に入れていた。 そんな一愛は、とある事件を切っ掛けに一人の少女と出会う。 「──王になってほしいんです」 「断る」 少女の名前は、西園寺色蓮（いろは）。 ただひたすらに人を想う、眩しいほどに善良な一般人。 「──だから、お前が上に立て」 自分で言った言葉を守る為に、一愛は色蓮の手伝いをかって出た。 全世界にライブ配信される中、連戦、連戦、強制転移による更なる連戦。たまに無謀ともいえるほど、強敵との戦闘を強いる。 アドバイス？　自分で考えろ。 俺はただの“手伝い”だ。死ぬ瞬間だけは助けてやる。 これは、二ツ橋一愛が、一人の少女を探索者の頂点に立たせる物語。 ──俺はこいつを、王にする。

片田舎に住む凡人――リオ。石化で眠り続ける妹を救うため、リオは魔女リエルのダンジョンに挑むことになる。千年間、攻略者はおらず生還者もいない、世界最難関ダンジョン――魔女リエルのダンジョン。三年間鍛錬を積み、妹から受け継いだ固有魔術「朱脈操術」を駆使して、そのダンジョンに挑む。彼が一階層で出会ったのは、蜂蜜色の髪と兎耳を持つ美しい少女ラト。ラトはリオに倒され思うのである、彼こそが自分のダーリンであると……。 各階層に仕掛けられた謎と幻想、そしてボスとして挑戦者を待つ数々の強敵。不思議と好かれ、増えていく仲間たち。 これは何でもない凡人が、魔女リエルのダンジョンを攻略し世界の歴史に名を刻む――新感覚ダンジョンファンタジーである。 ※この作品は初日のみ四話投稿、その後毎日投稿となります。 ※残酷な描写が見られる際がございますので、この作品はR15指定となります。 ※この作品はハーレム物ではありますが、あらすじの通りなろう特有の俺TUEEEEEEEEする物語ではありませんので、読まれる際はご注意ください。 ※ダンジョン第二層攻略までを一区切りとし、総合評価が200ptに達した場合のみ三層以降の執筆をすることを検討しています。ただ如何なる評価であろうと二層まで投稿は行います。 ※誤字脱字等ございましたら、お伝えいただけると非常に助かります。

赤髪赤目の麗しき公爵家の末息子。 真実を見通す「天眼」と「怪力」のダブルスキル持ちの天才。 気に入らない者は全て拳でねじ伏せ、彼の暴れた後には血だまりが残る。 「血紅（けっこう）の公子」とは、暴れん坊デルロイ・スカイラーを表すに相応しい二つ名だ。 しかし彼にはもう一つの顔がある。 一風変わった骨董品店の店主であり黒髪黒目の美丈夫、鑑定士のロイはデルロイのもう一つの顔だ。 「ああ、レディー・メラニアは今日もなんて美しいんだ。毎日のように貴女と会えて、僕は本当に幸せ者だよ」 「ふふ、今日もお上手ですね。そんなことより、ロイさん！　私、昨晩は血紅の公子に会ったんです！　とっても素敵でした……！」 ロイはずっと、客の一人である平民の女性メラニアに恋をしているのだが、彼女は「デルロイ・スカイラー」に憧れていた。 愛しい彼女から別の男（自分）の話をされ、心中複雑なロイ。 しかも、彼の本気の求愛はいつもメラニアに「お上手なんだから」と言われ、どういうわけか伝わらない。 「最大のライバルは自分、か。僕ほど完璧な紳士はいないからね。この世の誰よりも強敵だ」 はたしてロイはデルロイ（自分）に勝てるのか。 本気の求愛にはいつ気づいてもらえるのか。 人から悪意を向けられる血紅の公子へのゴタゴタ事件を、権力（力）と金（力）と拳（力）でゴリ押す男の、器用そうで不器用な一方通行の恋模様。 ※2024年12月の文フリ東京に出展した「妄想リアリスト」さんの「一人称変化アンソロジー　僕→俺」に寄稿した作品の長編版です。 なお、ヒロインとの出会いも描かれている寄稿した短編は今の所アンソロ本でしか読めません。あしからず……。 ※カクヨムにも掲載しています。

勇者選定のために発売されたゲーム。 最速クリアで選ばれたのは、三十八歳ニートだった！ 召喚直後に「ノージョブです、帰ります」と言い放ち、神官たちを凍らせる。 だが彼らは勝手に「悲しい過去を背負った英雄だ！」と深読みしニートコールで大盛り上がり。 女神セレスティアとの交渉で、美少女化と報酬まで手に入れてしまう。 しかし当の本人は――冒険に興味なし。目指すは勇者業の引退だ。 しかもこの元おっさん、性格はゲス。 強敵には媚を売り、仲間すら平気で売り飛ばし、人質作戦だってお手のもの。 サボるどころかズルと下心で世界を泳ぐ、史上もっとも信用できない勇者だった！ そんな彼が出会ったのは、かつて神童と呼ばれながらもレベル上限の低さからグレてしまった悪童ガルド。 腐った天才とゲスインTS勇者――何も起こらないはずがない！？ 勘違いと逆張りだらけの異世界。 サボり魔TSゲスおじさんと悪童(根は真面目)の凸凹コンビが織りなす、笑えて熱いファンタジーコメディ！

『鶏肉ジャンキーによる暗殺スタイルのダンジョン配信！飯テロもあるよ！』 『この配信――全ては揚げた鶏肉の為に』 　　　　　◆ 「お前、ダンジョン配信とかやらね？」 　鶏肉――特に揚げ物大好きな高校生、涼は友人のその言葉をすげなく断っていた。 　涼は休日になると探索者としてダンジョンに潜り、モンスターの寝顔や、ダンジョンならではの絶景の撮影を趣味にしている。 　その撮影した写真を見た友人が、何度も誘ってくるのだが興味はなく。 　以前ダンジョン内で助けたことのある配信者のディアから、コカトリスの唐揚げをごちそうになったことで涼の中で未知なる鶏肉への興味が大きくなった。 　その瞬間を狙って親友が、改めてダンジョン配信しないかとアプローチをしたところ、美味しい鶏肉を食べられるなら――と了承をした。 　そうして始まったダンジョン配信チャンネル「涼ちゃんねる」。 　涼の独特のスニーキングスタイルや暗殺者のような戦い方。中性的で性別の分からない容姿。これまであまり注目されていなかったモンスターの寝顔や、ダンジョン内の不思議な風景。がっつりとした攻略配信はしないものの、そういった寄り道要素をメインでマイペースな「涼ちゃんねる」は爆発的なバズはないモノの地味に登録者数を伸ばしていた。だって上手く行くと友人から鶏肉を奢ってもらえるので。 　配信を通じて少しずつ涼の心境にも変化が芽生えるものの基本スタンスは変わらずに。 　強敵モンスターを倒す姿が配信されて一気に名前が知られるようになったところでやっぱりスタンスはあまり変わらない。 　バズろうが、有名人とコラボしようが、涼も涼ちゃんねるもマイペースなのは変わらない。 　寄り道メインで寝顔に絶景、時々ディアのところでダンジョン食材のゴハンをごちそうになる。 　涼はそうしてダンジョン配信を続けて行く。もちろん美味しい鶏肉の為に。 　これは――『出逢いが世界を広げる現想譚-ものがたり-』 ※カクヨム、ハーメルンにも掲載しています

――満月の夜、街には危険が潜む 妖魔と呼ばれる存在が活動を活発化させ、一般人を襲うのだ。 小さな雑魚から知性と術を持つ強敵まで、 その種類は様々で、放置すれば街や人々に甚大な被害をもたらす。 そんな危険に立ち向かうのが、退魔師と呼ばれる人々。 特殊な武器を駆使して妖魔を封じ、一般人を守る役割を担う。 白瀬 天音（しろせ あまね）は、一般人として暮らしていたが、ある夜、退魔師の霧島 蓮（きりしま れん）に助けられることで、その存在と力を目の当たりにする。 彼女の平凡だった日常は終わりを告げ、 退魔師としての運命に巻き込まれていく―― 戦いの中で、天音の成長と覚悟の物語が始まる。

「志流 凛（しながれ りん）」は、就職活動に失敗し人生のどん底に突き落とされた。これまでの人生を敷かれたレールの上を歩いていたのに、ある日突然、そのレールに戻れなくなってしまった。次第に精神も病んでしまい、友の救いの手も意味を成さず、現実から逃げるように愛車のバイクに跨り——全てを置いてけぼりにしたと思った矢先、私は交通事故で即死した。 そうして目覚めると、女神の名乗る人物に半ば脅迫される形で、貴族の令嬢「リンユース・ストレイライン」に生まれ変わる。しかし「志流 凛」の記憶を取り戻す前の私は、前世では定番の一つ「悪役令嬢」として悪名を広めていたのだった！ しかも転生して意識が目覚めたと同時に、生前被っていた赤いヘルメットが部屋の隅でプカプカと浮いている。それが私に与えられた世界を救うための力「アニムス・ギア」であり、転生と同時に能力に目覚めた私は「聖女」と「勇者」に任命されてしまう。 新しい世界、幼馴染の聖女、勇者の先輩、婚約者の存在、秘密結社のような組織と世界の強敵......。 右も左も分からないけど、私は風を切って走る能力を与えられた。ならばもう一度、フルスロットルで人生を駆け抜けてやろうじゃないか！ 見ず知らずの女神によって放り込まれた、鳥籠のような世界でリンユース・ストレイラインの第二の人生を駆け抜けていく。フルスロットルな生き様をご照覧あれ。 ※バトルモノで、ささやかな夢と百合の話です。第一章完結型の予定で全22話の予定です。

村の幼馴染で組んだパーティ。ＳＳランクまで上り詰めた冒険者の少年サツキは、女の子のような容姿にコンプレックスを抱いていた。それでも、サツキは仲間の僧侶に想いを告げる。 翌日、突然の解雇（パーティ追放）を言い渡された。 ――おまえはパーティの秩序を乱す。 さらに、僧侶はすでに同じパーティの魔法使いに想いを寄せていた。自分はノンケだと言いつつサツキを襲う魔法使い。リーダーの剣士に炸裂する僧侶のアイアンクロー。多すぎる肌色成分。謎の布切れ。謎の光。 口論の末、醜い人間関係に嫌気がさしたサツキは、自らパーティを去った。 いつかどえらい漢になってやる。もう女の子みたいだなんて言わせない。 よし、まずは手始めに魔王の首だ。 だが、そんなサツキに刺客と元同僚の魔の手が伸びる……はずだったが、おかしな連中ばかりが絡んできた。 裏切り。 幼馴染たちの隠された一面。 強敵、四騎士の目的とは。 王国の闇と魔王の正体。 猫、めっちゃ爪立てる。 様々な想いが入り混じるなか、巻き込まれ体質のサツキの旅が始まった。

16歳の少年、辰由カツキ は、謎に包まれた過去を持ち、ミラソルの海辺の街で叔父のヒデオと共に暮らしている。行方不明の両親の行方を追い求める決意を胸に、カツキは古代の遺跡や、最強の者だけが入学を許されるラクノース大学へと続く危険な旅に乗り出す。親友のハルトを伴い、カツキは巨大な挑戦に立ち向かい、忘れ去られた秘密を解き明かし、強敵に立ち向かう。全ては答えを求め、自らの運命を変えるために。

大学一回生三田原準司は、幼かった時準司の父が悪の組織集団「イナズマ団」に殺されたことが原因で父の会社の知り合いの楢崎から同じ元会社仲間だった理学部の超天才科学者ヴィジョン勇一がいる道保堂大学を紹介される。大学受験をして合格した後にヴィジョン教授が開発した身を防ぐことができたり水、炎などの技を使って敵の攻撃を弾き返したり攻めたりして戦うこともできる頑丈な「盾(シールド)」でイナズマ団を捕まえるために準司もヴィジョン教授の弟子入りを懇願していた。 陰謀を企てるイナズマ団を捕まえこれ以上の被害を出さないようにするため盾だけを使って身を守る責務を全うするヴィジョン教授たち、そして主人公の三田原準司も大学仲間である将吾や葵と共に後に弟子入りを果たし、ヴィジョン教授の弟子としてイナズマ団を追うことになる。 悪しきイナズマ団を相手にヴィジョン教授をはじめ弟子達が盾を使って捕まえていくために戦いを繰り広げるサスペンスアクション。いとも捕まえるのが難しい強敵のイナズマ団に勝つために準司達は戦いに明け暮れる。