★毎週月・木曜日更新★ 配信活動中の炎上――。一度でも過激な発言や誤解を生んでしまえば、ネットの海では何倍にも膨れ上がる。私は、そんな現実の残酷さを身をもって知った。逃げるように配信をやめ、誰にも知られない場所で静かに暮らそうと決めた――。 だが、長年コツコツと隠してきた収益だけは、私の味方だった。目に見えぬ「金」という力を手に、私は新たな世界での生き方を模索する。現実の失敗も、人間関係のしがらみも、ここでは関係ない。必要なのは、知恵と力、そして勇気だけ。 選んだのは、誰もが憧れる「ダンジョン探索者」という仕事。資金を惜しみなく投入することで、迷宮の深層に挑む最強の存在へと変貌していく――。 炎上した過去も、稼いだ収益も、すべてはこの力のため。誰にも知られず、誰にも邪魔されず、ただ自分だけの道を突き進む。けれど、この世界は甘くない。最深部には、想像を超える危険と出会い、予想外の仲間や敵が待ち受ける。 「誰にもバレずに、最強になる――」 それが私の、静かだけど熱い、復讐でも挑戦でもない、新しい物語の始まりだった。

資源が減りつつある地球に異世界テオリアの神と地球の神との盟約が成された それから探索者達は異世界テオリアに行き、エネルギー資源となる火、水、地、風、光、闇、無の属性を持つ七種のマテリアルオーブを求め、ダンジョン探索を開始した。 火のマテリアルオーブは料理に使い、水はお風呂、闇はトイレやごみ処理と地球に住む者たちにとってマテリアルオーブは欠かせない物となった。 これは盟約のあと、５０年以上後の物語

【\\\祝8万PV突破☆毎日更新中///】 　目を開ければ知らない教室。それは異世界で開かれているという、勇者を育てるための授業というらしい。自分で使う武器を探す授業、魔法の使い方を覚える授業、実際にフィールドを探索してモンスターと戦う授業。主人公は、勇者の学校で授業を受けながら、異世界で生きる術を身に付けていく。 　時に仲間に振り回され、時に同期の背中を前に見て、主人公は少しずつ、前へと歩いていった。 　それは、小さな勇者の成長と人助けの物語。ゲームのような異世界の中を生きる、小さな勇者たちの物語。いつの間にか懐いた妹系ヒロイン。 ※旧題『いつか勇者になるために　ー略ー』 ※当作品は『カクヨム』様、『ノベルアップ＋』様にも掲載があります。 ―――以下ネタバレ注意――― 　二部（ep.60『第一話、追放者のその後』～）：なんだかんだ（偉い人を殴って）あって、勇者の学校を追放されてしまった主人公。お金も武器も家も友達も何もかも失ってしまったが、それでも、冒険者として、異世界での生活を一から立て直していく。出会いがあれば別れもある。流れ流れてどこへ行く。 　主人公は流れ着いた先のギルドで、打ち捨てられていた薄汚れた純白の髪を持つ少女と出会う。 　三章目（ep.104『第一話、入場』～）：近くで冒険者たちの集う“黄金祭り”というお祭りがあるらしい。そこには、腕に自信のある冒険者たちが集まり、モンスターが落とす金塊を巡っててんやわんやするという。自身の強さの成長に不安を感じていた主人公は“新しい強さ”を知るため、彼もまた冒険者の一人として、 “黄金祭り”の中へと飛び込んでいく。 　怪しい謳い文句の募集の依頼を手に、主人公が会ったのは身なりの汚い少年だった。彼に連れられ、主人公は黄金街への侵入に成功する。 ：ep.178『プロローグ２』～：なんやかんやあってそれなりに成長してきたキョウゲツ。ある日、突然先生から呼び出され、キョウゲツは厄介な仕事を任される。 幻想巡りのネコと弟子：ep.226 『第一話、幻想巡りのネコと弟子』～ 　冒険者の青年が世界を巡って旅をする。旅のお供に、自分を慕う弟子が一人、ネコが一匹。背後に荷車を連れ、カタカタと揺らしつつ、のんびりと草原の道の上を歩いていく。楽して強くなれたらいいなぁ―

　かつて草原と呼ばれる植物で満ちた大地が、木々で覆われた森が、動物達が地上で繁栄していた。 　だが魔王との戦争で地上は荒廃した。荒地で未だに魔王の残党が蔓延る世界で人類は地下に迫害された。 　地上に残った物資を調達する“探索旅団”に配属された17歳の少女ディア。初の探索にて命の危機に瀕しながらもとある青年と出会う。 　 　その青年と共にディアは怪物を倒していき、その世界を生き抜く物語——— ———などではない。 　過去世界産物の道具である「魔法」を操る“階級者“たち。圧倒的な力の前で、戦略と思考の限界を試される。 　生き残るために必要なのは、力だけではない。魔法の本質を理解し、己の知恵を武器に変えること。この世界で起きた本当の悲劇、その真実を旅の道中で知ることとなる。 　これは、荒廃の中で繰り広げられる、銃と魔法、そして知略が交錯する命の駆け引きの物語——。

【webtoon版連載再開】 　ダンジョンがある国、日本。 　探索者となった人々は新たな資源を求め、こぞってダンジョンの攻略に名乗りを上げていた。 　そんな中、主人公並木遥もある探索者に憧れてダンジョンへ。 　しかし、並木は極めて珍しい早熟探索者で、レベルをカンストさせても大したステータスにはならず、称えられたのは一瞬。 　世間では早熟雑魚として馬鹿にされていた。 　そうして馬鹿にされていた並木はひょんなことから、幼馴染に殺されることに。 　しかし、あっけなく死んだはずの並木を対象にハズレユニークスキル《測定計測》が発動。 『再測定。現階層からダンジョン攻略に必要なレベルを測定。測定に際しスキルの覚醒実施。……。測定、反映。レベル上限を9999まで解放。死亡回数1を記録後、状態をリセット』 　復活し、9999までレベル上げが可能となった並木は、今度こそ憧れの人と肩を並べるため、そして馬鹿にしてきた人々を見返すため、再びレベル上げを開始するのだった。

女子高生のチトセは突然異世界に召喚され、不気味な儀式の生贄にされかける。 怪しい呪術を使う少年リュカに導かれ、なんとか脱出を図るが、魔人と名乗る奇妙な人物に出くわして⁉︎ 魔法と謎が渦巻く世界で、チトセは元の世界へ戻る方法を探す。 果たして彼女は無事に帰還できるのか？ （作中軽度のグロテスク描写が入ります）

中学三年の夜、眠っている間にうっかり魔王を倒してしまった少年・相原悠真。 だが本人は何も知らず、ただのEランク《身体能力上昇》だと思い込み、高校に進学する。 異能が当たり前となった社会。 高校生からは正式にダンジョン探索ライセンスを取得でき、配信やランキングでスターになる者もいる。 そんな華やかな世界に、悠真も「小遣い稼ぎ程度なら」と軽い気持ちで踏み出すが――。 実際の彼は、魔王討伐の影響で桁外れの基礎ステータスを持つ存在となっていた。 本人はオドオドしたまま無自覚。 けれどダンジョン探索の配信や仲間との冒険を通じて、その“バケモノ級”の力は少しずつ明らかになっていく。 平凡だと思い込んでいる少年が、やがて世界を揺るがす探索者として注目されていく物語。

世界各地にダンジョンが発生した世界。 底辺探索者の咲乃木葉は不良探索者にダンジョンの隠し部屋で囮にされ、瀕死になってしまう。 しかし、隠し部屋にあった古代のゴーレムのマスターとなり、九死に一生を得る。 自己肯定感激高のチートゴーレムにより育てられて、やがて最強探索者の道を歩む……かもしれない。 これは、薄幸の底辺探索者木葉の物語……ではなく、好き勝手しながらマスターを調きょ……育成していくゴーレムの話。

少年が起動したのは、過去の遺物か、未来への鍵か。 その出会いが、世界の偽りを暴き始める――。 大崩壊により文明が後退し、情報がエネルギーとして取引される世界。 しがない遺跡探索者の少年ハルトは、亡き祖父が遺した古びたデバイスから、謎の少女型AI「プリエス」を呼び出してしまう。 彼女は、他のAIとは比較にならない、驚異的な能力を秘めていた。 なぜ、これほどの技術が、忘れられたデバイスに眠っていたのか？ プリエスの謎の力を相棒に、ハルトは個性豊かな仲間たち――豪快な武闘家の少女サクラ、天才肌の技術者レオ、冷静沈着な精神魔法の使い手ミオ――と出会い、チームを結成。危険な遺跡を探索し、少しずつ探索者として成長していく。 しかし、プリエスの持つ「ありえない力」は、やがて彼らを世界の巨大な謎と、その秘密を狙う強大な敵との戦いへと導いていく。 このAIは何者なのか？ なぜ、その存在は歴史から消されていたのか？ これは、落ちこぼれの少年が最高の仲間たちと共に、世界の真実に立ち向かう、冒険と絆の物語。

　物語は、視覚に不自由を抱える「私」が、失われた奥行きを取り戻そうとする試みから始まる。立体視できなかった記憶、雨雲の旋律、果てしなく変化する砂丘。それらが「永遠」という謎への入口となる。 第一部（第1〜25話）は「探索の章」。世界は平板にしか見えない「私」が、不意に奇妙な装置を手に入れる。それは鏡でも望遠鏡でもない「記憶を投影する眼鏡」で、かけると風景の裏に潜む別の層が見えるようになる。見えたのは都市の上に漂う雨雲の旋律や、砂丘に刻まれた見知らぬ人々の足跡だった。やがて「私」は、この装置を作ったとされる「追放者」と呼ばれる人物を探す旅に出る。 第二部（第26〜50話）は「邂逅の章」。旅の途中、「私」は数人の同行者を得る。失明した音楽家、言葉を失った少女、砂漠を渡る遊牧の学者。それぞれが欠落を抱えており、しかしその欠落こそが彼らを永遠へ近づける鍵となっていた。旅の一行は各地で「旋律の断片」を拾い集める。それは楽譜ではなく、石碑や夢の形で現れる。だが集めれば集めるほど、謎は深まっていく。 第三部（第51〜75話）は「崩壊の章」。仲間たちは次々に失われていく。音楽家は旋律を最後に奏でて死に、少女は声を取り戻した瞬間に姿を消す。学者は砂丘の彼方に歩み去り、戻らない。「私」は孤独の中で、断片を一つに繋げようとするが、そこに浮かび上がったのは旋律ではなく「沈黙」だった。雨雲の轟きさえ、今や虚ろな静寂の響きに変わる。 第四部（第76〜99話）は「永遠の章」。追放者の足跡を辿り、ついに「私」は最果ての地へたどり着く。そこは砂丘の果てに広がる鏡の都。無数の鏡が空と砂を映し、終わりなく反射を繰り返す場所だった。追放者はすでに存在せず、その名すらも反射の中に溶け込んでいた。「私」は鏡に映る自らの姿を見て、旅の全てが自身の内奥を映していたのだと気づく。 最終話（第100話）は「帰還」。装置を外した「私」の目は、依然として世界を立体視できない。だがもうそれでよいのだと悟る。奥行きや旋律や永遠は、外界ではなく、自らの感覚の隙間に宿っている。雨雲の影が流れ、砂丘が形を変える一瞬一瞬こそが永遠であり、平板な視界の裏に無数の厚みが潜んでいる。物語はそこで静かに閉じられる。

異世界転生したら、なんでも出来るコミュ力の高いチート持ちモテモテイケメンに勝手になれると思い込んでました……。 けれど、コミュ障ニートは異世界転生してもコミュ障ニートだった――。 どうしようもない僕でも出来るお仕事は、ダンジョン探索！？ 親ガチャ大成功でぬるま湯異世界転生ニート生活をしていた僕は、無事に独り立ちできるのか……。 理解のある仲間たちと共にゆるっとダンジョン攻略、合間の狩り、そして……？ コミュ障ニート、異世界転生したので頑張ります！！ カクヨムでも掲載しています。

魔物が迷宮を探索？！　考える触手の大冒険が始まる。 脆弱たる人間。最弱より弱き者。 しかし彼らは、果敢に迷宮に挑み、強大なモンスターを打ち倒し、奥へと進んでいく。 たった一つしかない命を投げ打ち、先の見えない迷宮へと挑む者……冒険者。 ある最弱のモンスターは、そんな人間達に憧れた。 その知恵に、勇気に、死に挑み抗う姿勢を。ソレは輝かしく思ったのだ。 これはやがていつの日か、魔城の主と呼ばれる事になる、一匹の魔物の物語である。 ※ハーメルン・カクヨムでマルチ投稿してます。 ●いいね、感想、レビューをお待ちしております。 ●第一部終盤に曇らせ展開がありますので、苦手な方はご注意ください。 ●ステータス表記 ＜更新頻度＞：可能な限り毎日 ＜更新時間＞：朝６時１０分 ＜主人公の強さ＞：最初は無力。少しずつ成長 ＜主人公の残虐さ＞：控えめ。露悪趣味は無し。

俺こと水野晴人18歳はある日の夜、謎の地形バグで次元の狭間に放り出されてしまう。 そこで白く輝く変な生き物に捕食された俺は、記憶の一部を失い異世界のダンジョンの中で目を覚ました。 先人の転生者の痕跡が目立つ妙に現代的な迷宮都市で新人探索者になった俺は、努力の甲斐もあり飛び抜けた魔力を持つ優秀な魔導士として頭角を現していく。 それから紆余曲折あり命の恩人であるパワー系のじゃロリハーフリング（アンバー20歳）と一緒に探索者パーティーを組んで順風満帆な探索者生活を送っていた俺は、とある出来事がきっかけで過去に失伝した特別なスキルを習得する。 それはあらゆる肉体の欠損を回復する再生スキルであり、禁忌とされた宗教の秘奥でもあった。 世界を牛耳る探索者ギルドに睨まれたくなかった俺はそのスキルの習得法を論文に書いて提出したのだが、それが後に世界を救う冒険の旅へと繋がることになるとは夢にも思っていなかった。 これは巨乳党の癖にうっかり合法ロリと恋人になっちゃった俺が、嫉妬深い彼女の許しを得て理想のハーレムライフを手に入れようと奮闘する物語。 カクヨムとハーメルンでも投稿しています。

レイニー＝ゼロスト 異界ハンター　【無法者】パーティ所属 職業　編集者 彼の職業は異界探索向けではない。 攻撃スキルはなく、防御スキルもなし。 魔法や回復スキルすらもなし。 身体能力も並レベル。 周囲からも役立たずだと思われていた。 だが、彼がいるだけで不利な戦況が一変し、勝利に繋がる。無理難題を突破する。 彼は様々なスキルを、出来事を書き換える。 それが劇的により、ハンターは彼を道化師(トリックスター）と呼ぶようになる。 そんな彼が辿っていく冒険譚が開幕する。

10年前、世界中に突如として出現したダンジョン。 大学3年生の平山悠真は、幼馴染の綾瀬美琴と共に、新宿中央公園ダンジョンで探索者として活動していた。 ある日、ダンジョン10階層の隠し部屋で発見した七色に輝く特殊なスキルストーン。 絶体絶命の危機の中で発動したそれは、前代未聞のスキル『無限複製』だった。 あらゆる物を完全に複製できるこの力は、悠真たちの運命を大きく変えていく。 やがて妹の病を治すために孤独な戦いを続ける剣士・朝霧紗夜が仲間に加わり、3人は『無限複製』の真の可能性に気づき始める。 スキルを駆使して想像を超える強化を実現した彼らは、誰も到達できなかった未踏の階層へと挑んでいく。 無限の可能性を秘めた最強スキルを手に、若き探索者たちが紡ぐ現代ダンジョンファンタジー、ここに開幕！

孤独を愛するすべての人へ。 ひとりぼっちの廃墟探索・異世界ひとりぐらし。 転生したら、そこは誰もいない世界でした☆ 主人公の少女『わたし』が目を覚ますと、そこは見知らぬ世界。 てっきり剣と魔法の大冒険が始まるのかと思いきや、敵も味方もだれもいない！？ 神秘的な月あかり。 燦燦と輝く太陽。 さわやかな風が吹き抜け、時には強い雨風や凍てつく雪が降る日もあります。 どこに行くのも、何をするのも自分次第。 でも、とにかくまずは明日のパンツの心配から！？ かわいい女の子と美しい景色。 『りんこにあったちょっと怖い話☆』の筆者が贈る新感覚すぎる異世界ファンタジー☆ のんびりとお楽しみください。

　現代日本とどこか似ている世界では、いつのまにか【地下迷宮】が発生し、探索や採掘で稼ぐ『探索者』や『訪問者《ゲスト》』が活動をしていた。 　幼い頃から身体が弱く、色んなことを諦める事に慣れ続けていた主人公の菅田《スダ》知春《チハル》 　働いていた会社も勤務実績の悪さからクビになり、祖父母の遺してくれた一軒家がある地元へと帰ることになる。 　地下迷宮で手に入れたステータスとスキル『シンタイキヨウカ』を頼りに、知春の“身体改造”計画が今、始まる！！ ※登場する地名などは架空のものであり、実在のものを貶める意図などはありません。物語の中の独自の世界として楽しんでいただけると幸いです。 ※物語中の病気や症状は現実のものとは異なります。似た症状があっても人によって違いがあるため、個人で判断をせず専門の機関での診察や検査をして、キチンとした診断を受けるようにしてください。 　読者の皆様のご健康を心よりお祈りします。 ※この小説は同タイトルで『カクヨム』様のサイトでも連載しています。

エルデル世界は、大戦争によって荒廃した。伝説によれば、この世界には「無触の剣」と呼ばれる二十の驚異的な力を持つ遺物が存在するという。それらの欠片は世界中に散らばっており、全てを集めし者は世界をその意のままにできるとされる。こうして、「接触の探求」が始まるのだった。 運命は、異なる三人の探索者を結びつける。自らの出生に恐ろしい秘密を隠すタイス、生来得られぬ力を渇望する快活で意志堅固な王女エイラ、そして伝説の剣の一つを携える無口なエルフのカトリア。彼らを待ち受けるのは、単なる宝探しではない。政治的な陰謀、過去の戦争の残響を留める神秘的な異常現象、そして全てを滅ぼしうるタイスの継承の真実が待ち構えている。 新たな災厄を防ぐために彼らは団結できるのか、それは古代の恐怖が再び繰り返されるのか。

舞台はダンジョン……迷宮が日常に存在する現代日本。 １７才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。 冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへの反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。 そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。 おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だったが、彼女の純粋な好奇心に彼もどこか興味を持っていた。 彼の運命が動き出すのは、迷宮での出会い。 ゴブリンの群れに襲われる夏海を、吉常は咄嗟に救う。 だが、なぜ彼女がそんな危険な場所に？ 夏海の笑顔の裏に隠された秘密とは？ そして、吉常が選んだ“自分の道”は、本当に彼を自由にするのか？ 危険と謎が交錯する迷宮で、少年の反骨心と少女の情熱が火花を散らす！ ※毎日深夜１時に１話ずつ更新していきます。 ※本作、カクヨムでも連載中です。

万年Ｆランクが引け目の努力家バッシュは意中のギルド職員に告白もできず探索者ギルドをクビになる。ランクが上がらない原因は愛剣が『－３』の呪剣のためだった。剣が折れた途端無双になるが傭兵団に拾われ既に戦場へ向かう途中で戻るに戻れない。 『気付いたら魔人の軍団に囲まれてたけど、絶対に生きて帰って告白するんだ』