【2025年9月15日、TOブックスさんより書籍第1巻発売予定】シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。 　ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室にもらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。 　アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。 　しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。 　頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。 「わたしが帝国に参ります」 　誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。 （これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ！） 　なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。 　そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。

昔、大陸だったこの国はある日闇の魔王の復活により暗黒に包まれる。 それに立ち向かった勇敢な9人の麗しき薔薇の騎士と白薔薇聖女は見事闇を打ち払い世界は平和を取り戻した。 以来、この場所はロドン帝国となり、王と騎士の8家が存在する。 そんな8人の騎士たちがひとりの女性を巡り、恋をし戦い成長していくラブファンタジー。

人生何度もやり直しすぎて疲れて、従者と国外逃亡しようとする令嬢の話。

「婚約破棄されたので、好きにすることにした。」講談社　Kラノベブックスfさまより発売。 コミカライズも　アプリ「Palcy」とPixivコミックにて連載中です。1～3巻発売中。 第二部連載開始しました。 婚約者は、傍らに美しい恋人を抱きながら、婚約を破棄すると告げた。 そのショックで前世の記憶を思い出したクロエは、すべてを捨てて自由に生きようと思い立つ。 そんなクロエの相棒は、騒動に便乗して近衛騎士を辞めてきたエーリヒ。 ふたりはすべてのしがらみを捨てて、自由に生きるために旅立った。 ※他サイトにも掲載しております。

■『今日も私は「嘘」をつく』に登場する櫻井さん視点の話。 そちらを読まなくても分かるように書いてますが、両方お読みいただけると嬉しいです。 ■「櫻井さんにお願い。このお弁当、食べてくれない？」 「は？」 「……三津谷さん。もしかして、わたしに同情とかしてるの？」 見上げる空。自由になることができるようになるまで、わたしたちは、生き延びる。 ■２０２５年８月３１日 [日間]ヒューマンドラマ〔文芸〕 - すべて　２→１位 [日間]ヒューマンドラマ〔文芸〕 - 短編　２位→１位 ありがとうございます！ ■カクヨム様にも投稿済みです。

高校生の日生香織は、十三年前謎の事件で両親を目の前で亡くし、記憶喪失となる。 両親の親友であった櫻井家に居候しながら、事件の真相を求める物語。

■母親の死後、わずか半年で、父は再婚した。 父の後妻はキレイで優しくて、お昼のお弁当を作ってもくれる。 それが、つらくて、私は、同じクラスの櫻井さんにお願いをした。 「櫻井さんにお願い。このお弁当、食べてくれない？」 「は？」 ぽかんとした櫻井さんの顔が、だんだんと苦々し気に変わっていった。 「……三津谷さん。もしかして、わたしに同情とかしてるの？」 見上げる空。 自由になることができるようになるまで、私は嘘をつき続ける。 ■ランキング 　２０２５年８月３０日・３１日 　[日間]ヒューマンドラマ〔文芸〕 - すべて　1 位 　[日間]ヒューマンドラマ〔文芸〕 - 短編　1 位 　ありがとうございます！ 　御礼かたがた、別視点『見上げる空は、まだ青い』・『明日も私は「嘘」をつく』投稿しました。 　併せてお読みいただけると嬉しいです。 ■カクヨム様にも投稿済みです。

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父の熱愛報道によって母が自殺。取り残されてしまった息子、櫻井湊に何やら怪しげな手紙が届いて、、、

普通の高校生、櫻井しゅうやは、日常の中で繰り返される小さな違和感に気づかずに過ごしていた。 けれど、その違和感はやがて彼を知られざる世界へと導いていく。 静かに、しかし確実に動き始めた運命の歯車。 少年の物語が今、静かに幕を開ける。

ただの異世界小説好きの高校生であった櫻井明があるとき、謎の発光物体アグルに転生するぞと言われとても興奮する。 しかし、チートがあるのかと聞いてもよくわからないといった感じで転生してからやっていけるかと不安になる。 そのため転生を断るが無理矢理されてしまう。その後転生理由を聞かされこの世界の10個の種族、水生種　龍種　鬼種　牙獣種　精霊種　悪魔種　古代種　不死種　昆虫種　天使種　を滅ぼしてほしいと言われる。 そんなハードなの無理に決まってんじゃんと絶望しながらも10種族と戦っていくことになってしまう。 しかし面倒くさすぎるのでやりたくないとやっぱり思ってしまう。 あなたはなんのために戦いますか　〜人族のためか　魔族のためか〜　も連載しているので是非見てください。

運命を操るカリスマとの最終決戦。 みゆきを救うため、美津子は“狂気”と“祈り”の間でリールを回す。 だが、神もカリスマも裏切られ、信者たちは絶望の闇へと消えていく―― 光が地獄に穴を穿つとき、誰もが“信じていたもの”の正体に直面する。

地獄のカジノ、そして異世界での新たな命運が交錯する── 美津子（カルマシンカー）は、冷たく無機質なスロット台として、暗いホールで孫の寝顔を見つめる。画面越しに見える家族の温かい笑顔。しかし、彼女の心にあるのは、虚しさと冷たさ。 地獄で再び回されるリール。明日を迎えても、何も変わらない気がする美津子は、家族を守るため、そして自分を犠牲にしてきた過去に問いかける。 果たして、この地獄から脱出する方法はあるのか？ そして、最終決戦を前に、美津子は何を求めて戦うのか。

座敷わらしと吸血鬼の話。 後篇で、座敷わらしにぬらりひょん的要素がちょっと入っていたりします。ご了承ください。

豪奢なカジノホールに舞台が変わり、かつての場末はもうない。 そこへ現れたのは、異世界にそぐわぬ無機質な“エンジニア”。 進化を担う謎のシステム屋と、“台”カルマシンカーの出会いが、 地獄の夜に新たな嵐を呼ぶ―― 魔改造バディ、始動。

主人公の星川　夏月(ほしかわ　なつき)はとにかく明るくてポジティブな男子高校生。 とある出来事をきっかけに、高校の天文部に憧れ進学。 しかし憧れの天文部には部員がおらず、廃部の危機に瀕していた。 持ち前のポジティブ思考で、天文部を建て直すことを決意する夏月。 そこに集まったのは、何故が学園でも目立つ存在の美少女たちだった。 時代錯誤の(？)ツンデレ幼馴染　＊　織原　花桜梨　(おりはら　かおり) 実はヤンデレな清楚可憐なお嬢様　＊　櫻井　舞那香　(さくらい　まなか) クールで凛とした見た目だけの電波先輩　＊　西園寺　千歌　(さいおんじ　ちか) 超ネガティブ僕っ娘　＊　深山　透　(みやま　とおる) 見た目は誰もが振り向く美少女たちなのに、 その中身はひとくせもふたくせもあって……。 そんな美少女たちと、ポジティブ男子が織りなす、 部活再建(しつつ、美少女たちとのわいわいいちゃいちゃ)ラブコメ！

バカラの地獄勝負が終わったカジノに、ただ虚しい静寂だけが残る。勝者も敗者も、誰一人として“救い”を手に入れられない世界。 勝ったはずの美津子（カルマシンカー）の胸にも、消えない虚しさと「また負けるかもしれない」という焦燥が残る。 現世では娘・みゆきが新しい恋に踏み出すが、その眩しささえも自分の影を深くする。 そして地獄のカジノには「伝説の台も、そろそろ終わりか」と囁く声―― 「このままでは、また負け癖に引き戻されるだけだ」 誰も救われない夜。それでも、ほんの小さな希望だけが、明日へ残る。 やがてカジノには、“新しい風”を予感させる気配が漂い始める―― 次の異物は、果たして“救い”か、“さらなる地獄”か。

地獄の伝説台カルマシンカーとマルチバカラクイーン、宿命の三連戦が開幕。 勝てば娘に“救い”が訪れるのか、負ければさらなる絶望か。 連鎖が崩れ、女王が地に堕ちるとき、虚しさだけがホールに残る―― 「何度負けても立ち上がる。それが私の唯一の力――」

異世界カジノに君臨するマルチバカラクイーン。 彼女の手にかかれば、勝者も敗者も“ただの養分”―― 強敵との新たな戦いが始まる。

欲望と絶望が渦巻く異世界カジノ。 人々は奇跡を夢見て列をなし、 今日も誰かが勝ち、誰かが破滅していく。 “伝説の台”カルマシンカーとなった美津子は、 人間の愚かさと孤独を静かに見つめながら、 自らの業と向き合い続ける―― 地獄の繁華街で始まる、新たな運命の物語。