───あなたのお役に立てない私は身を引こうとした……のに、あれ？ 逃げられない！？ 伯爵令嬢のルキアは、幼い頃からこの国の王太子であるシグルドの婚約者。 家柄も容姿も自分よりも優れている数多の令嬢を跳ね除けてルキアが婚約者に選ばれた理由はたった一つ。 多大な魔力量と貴重な属性を持っていたから。 この力でシグルド様をお支えする！ そう思ってずっと生きて来たルキア。 しかしある日、原因不明の高熱を発症した後、目覚めるとルキアの魔力はすっからかんになっていた。 突然、役立たずとなってしまったルキアは、身を引く事を決めてシグルドに婚約解消を申し出る事にした。 けれど、シグルドの反応は──…… そして、何故か力を失ったルキアと入れ替わるかのように、 同じ属性の力を持っている事が最近判明したという令嬢が現れる。 彼女は自分の事を「ヒロイン」と呼び、まるで自分が次期王太子妃になるかのように振る舞い始めるが…… ✿.アルファポリス様にて投稿・完結済✿ 加筆修正しています

三年前。世紀の悪女は王太子殿下の婚約者である公爵令嬢を亡き者にしようと画策した。 しかしそれは未遂に終わり、二人の婚約を祝う場であったパーティー会場に集う貴族たちの前でその罪を暴かれ、王太子より極刑の沙汰を下される。 裁かれた悪を前により強固な愛で結ばれた二人。聡明な次期国王と才媛である次期王妃、王国の安寧と繁栄を確信し喝采に湧く貴族たち……。 そんな二人の愛を記録した本が国民の間で爆発的人気を博してから三年、誰もが待ち焦がれた戴冠式を明後日に控えたその日。場末の酒場で働くとある少女の元に、一人の悩める青年が訪れる。 新聞記者だという彼から持ちかけられたのは、三年前の事件の再調査に付き合ってほしいという頼みだった。 ――王家はこの事件について、何かを隠している。 調査が進むごとに現れる疑問や矛盾。果たして二人は王家の目をかいくぐり、戴冠式までに真実へ辿り着くことができるのか。 「謎があるなら報じる！それがジャーナリズムなんです！」 「知らないわよ私記者じゃないし！」

◆カドカワBOOKS様より書籍 第2巻 発売中◆ ◆コミカライズ　第1巻 発売中　カドコミ＆ニコニコ漫画で配信中(↓にリンクあり)◆ 剣術などの武術が盛んなエーデルタルト王国に魔術には優れていたが、武術が不得意な王太子がいた。 武を貴ぶ王は剣もロクに使えない王太子に諦めをつけ、王太子の弟を次期王に指名しようとする。 王は両者を戦わせ、勝った方を次期王にすると宣言した。 そして、御前試合は…………弟が勝った。 これにより、王太子であるロイドは王族から貴族に落とされ、辺境の地へ流されることになってしまった。 納得がいかないロイドはその夜、婚約者であるリーシャと共に見張り台から城を眺める。 2人は城を眺めながら敗北と悔しさを堪えながらも涙した…… 「腹いせにぼやを起こす魔法をしかけてやったわ」 「奇遇ですね……わたくしもです」 「「ははは…………え？」」 ちょっとした火種も2つもあれば燃え上がり、王都に警鐘が鳴り響く。 ロイドとリーシャは王都を出ると、道中で再会した元同級生のマリアを巻き込んで他国に逃れることにした。 魔法の天才である廃嫡王子と剣術の天才である悪役令嬢とかなり不幸な田舎令嬢のやりたい放題な逃亡劇が始まった……

　ベルンハルト王国の下町で、遠縁の親戚とともに質素な生活を送る少年アルフォンス。彼の正体は、日本にて会社員生活を送っていた男が転生した姿である。 　異世界転生に戸惑いながらも、第二の人生を豊かなものにするべく、日々の生活を送ろうと決意した彼だったが、自身が国王の庶子であることを知らされると、その立場は一変。 　やがて第七王子として迎えられたアルフォンスを待っていたのは、暗愚な義兄のやらかしで生じる戦争に、次期王座を巡って繰り広げられる権謀術数などなど、厄介ごとばかり。 「次の王様がどうなろうと、知ったことではないんだけどなあ」 　そう！　アルフォンスの願いはただひとつ。平和にだらだら過ごせる日々を確立させることだけなのだ！ 　……しかしながら、現実は厳しい。願えば願うほど、行動を起こせば起こすほどに、アルフォンスの平穏な未来は遠ざかっていく。 　これはのんびり生活を叶えたいはずが、なぜか英雄に上り詰めていた少年（中身はおじさん）の物語。

何も無かった少女は交通事故で亡くなった。次に目を覚ますとそこには見知らぬ世界が広がっていた！　何も分からずにいると、ギルドの受付嬢兼マスターのガーネットと出会う。そんな中いきなり現れたジークとか名乗る次期王になる冒険者にいちゃもんつけられて、唐突に国外追放されてしまう。目覚めて早々に住む場所を失った少女は、元々の体の持ち主であるカンナとして旅をすることに決める。これからカンナとガーネットの国を旅する冒険が始まる！

リディア・ルーンベルトはサンゼレシア王国の次期王妃として厳しく育てられてきた。従順であることを求められ、意志表示をほとんどしない彼女は「がらんどうの姫」と呼ばれるようになる。 ある日、夫のデイビット・グランダールに渡された魔道具のせいでリディアは瀕死の状態になってしまう。傷だらけの彼女を助けたのは「魔の森」に住む男──アレクだった。 「どうやって今まで生きてきたんだ？」と叱られながら、料理や洗濯などの家事を教えてもらい、リディアは毎日を過ごしていく。時には貧民街の人々との関わりを経て、新たな価値観や生きる術を学ぶリディア。 ぶっきらぼうな男と過ごす日々の中で、彼女は自分の生き方を見つけていく。 ※他サイトでも連載しています

★2025年9月、ベリーズファンタジー様より書籍が発売されました！ 読んでくださった皆様、本当にありがとうございます…！！ （こちらのタイトルも書籍に合わせて変更いたしました） 　ハートネル侯爵家の長女エリッサは、フルヴィオ王太子の婚約者。やがては王太子妃となりフルヴィオを支えるために、幼い頃から自己研鑚を重ねてきた。外交が苦手なフルヴィオをフォローするためにと、エリッサは学園を休学しながら近隣諸国を飛び回り、外交や異文化の勉強に努め、次期王太子妃として人脈も広げていた。 　そんなある日、国外にいたエリッサの元に国王陛下崩御の知らせが。慌てて帰国すると、自分の婚約者であるはずのフルヴィオ王太子の隣には、エリッサの実妹キャロルが寄り添っていた──── 「君がこの国にいない間、キャロルはいつも俺のそばで、俺を支えてくれていた」「フルヴィオ様があたしを必要だと言うの。ごめんなさい、お姉様……！」 　自分が国外を飛び回っていたのは全てフルヴィオのためだった。そう訴えるエリッサに、フルヴィオと妹キャロルのみならず、両親までもエリッサを咎める。 「承知いたしました。殿下、私を解放していただきます」 　これからは自分のための人生を生きよう。そう思い再び国を出たエリッサの元に、両親から縁談の知らせが届き──── ※いつもの全てがファンタジーな世界です。何もかもファンタジーです。現代風にアレンジしてある箇所も多々ございます。ご都合主義なお話です。 ※この作品はカクヨム、ベリーズカフェにも投稿しています。

お立ち寄りいただきありがとうございます。 【あらすじ】 ブラックウッド王国の次期王妃として教育を受けてきたアイリス・ブライトンは、前王が崩御し、王妃だったハリエットが王宮を去った直後に「ポンコツだから」という理由で婚約を破棄される。 王宮に残るのは側妃のディアドラとその息子で第一王子のノーイック。彼らのほうがよほどポンコツなのに、なぜか周りにはそれがわからない。 不思議すぎる。 ブラックウッド王国には３つの神器が伝わる。王位継承を司る『オラクルストーン』、アイリスの母リリーが持つ『聖水の泉』、最後の一つ、禁忌の石『フォビダンストーン』は失われている。 アイリスが去った後の王宮は、案の定、機能不全になる。王位継承のための儀式の途中でノーイックはとんでもないことをやらかす。 百日後に玉座に即くのは、本当にあのノーイックで大丈夫なのかと、第二王子のギルバートとアイリスは気をもむ。 国が心配だ。アイリス以上に気をもんでいるであろう宰相ヘーゼルダインや、アイリスの家族とともに、なんだか怪しいディアドラ親子をどうにかしようとするのだが……。 なんでもひとのせいにして、おいしいところだけ独り占めにしていた強欲女が自分の犯した罪によって転落するまでのお話です。 8/31 完結しました。 最後までお読みいただきありがとうございます♡ ブクマやお星さまもありがとうございます！！ ※ アルファポリス様にも置いてます。

「俺はあんたを選ばない」 ベルナールは前世の小説の悪役だった。精霊花の印を持つベルナールは精霊の姿が見えなかった。そのため、枯れ花、出来損ないと様々言われ、徐々に性格と素行が悪くなっていく。最後に父王から「ベルナールを次期王候補から外し、次男のマリウス（小説主人公）とする」と言われ闇落ちする。その後、マリウスの妨害や殺害未遂をおこない、処刑される。 なんか時々シリアス。いやほぼ、シリアスかも。

侯爵家の次女として生まれたアリシアは、幼少期から両親に愛されず、姉の才媛ローゼマリーに虐げられる日々を送っていた。唯一の救いは婚約者である王太子の存在だったが、彼もまた姉に心惹かれ、冷酷な言葉と共にアリシアとの婚約を破棄する。居場所を完全に失ったアリシアは、夜のうちに家を飛び出し隣国へと逃げ込む。絶望の中で出会ったのは、隣国の皇太子レオンハルト。彼は一目でアリシアを見初め、執拗に求婚するが、傷ついた彼女はそれを拒み続ける。しかし彼の手によって、両親、姉、元婚約者へと苛烈な復讐の刃が振るわれていく──。そしてアリシアの運命は、愛と復讐に彩られた新たな道へと拓かれていくのだった。

上流貴族の娘アリシアは、幼少期から両親に愛されず、完璧な姉に虐げられてきた。唯一の希望であった婚約者にも裏切られ、学園で公衆の面前で婚約破棄を告げられる。すべてを失った彼女は絶望の末に家を飛び出し、辿り着いた隣国で皇太子と出会う。彼はアリシアを見初め、情熱的に求婚するが、傷だらけの彼女はその想いを受け入れられず拒絶する。しかし皇太子は諦めず、彼女を苦しめた家族と元婚約者に代わり徹底的な復讐を開始する――やがてアリシアは、彼の真心に触れ、次期王妃として立ち上がる決意をするのだった。

上流貴族の令嬢レティシアは、生まれてからずっと両親に愛されず、完璧な姉に劣っていると暴言と暴力を浴びて育った。婚約者である公爵家嫡男からも一方的に婚約破棄され、居場所を失った彼女は夜のうちに家を飛び出す。辿り着いたのは隣国の城下町。絶望の中で出会ったのは、隣国の皇太子だった。彼は彼女に一目で心を奪われるが、レティシアは過去の痛みに縛られ、皇太子の求愛を頑なに拒む。しかし皇太子は諦めず、彼女を傷つけた家族と元婚約者に代わり復讐を開始する。やがて真実の愛に触れた彼女は、新たな未来を掴む――これは虐げられた悪役令嬢が王妃へと至る逆転劇である。

　次期王太子レオンハルトは、悪辣令嬢と噂されるフリージアと婚約を結ぶことになる。レオンハルトはこの婚約を不本意に思い癇癪も起こしていたが、フリージアは噂とは違っていた。

小田原観光課職員の宝城(ほうじょう)ノブオの先祖は、600年前にこっちの世界に駆け落ちして来た向こうの王族だった。 向こうの世界の跡取りの王子が暗殺され、陰陽頭の大道寺有常(だいどうじありつね)はノブオを次期王にすべく異世界に渡った。 そしてノブオを連れ帰る事に成功した。 観光課職員の経験や向こうでの知識経験を活かし、経済的を活性化させ、やがて周りから絶大な支持を得て行き天下は揺らぎ始める。 ノブオは天下を取れるのか！

上流貴族の令嬢セリーヌは、幼い頃から両親に放置され、才色兼備の姉レティシアに暴言と暴力を受けて育った。唯一の救いは、政略で結ばれた婚約者の存在だったが、その彼も姉に心を奪われ、婚約破棄を突きつけられる。絶望の果てに家を飛び出し、国境近くの森で倒れた彼女を助けたのは、隣国皇太子アレクシスだった。 彼の熱烈な求愛を拒むセリーヌ。しかしその背後では、アレクシスが彼女を苦しめた者たちへ静かに復讐の手を伸ばしていた――そして気付けば、彼女は次期王妃の座に押し上げられていく。

マリアンヌ・エルディアは上流貴族の次女として生まれながら、幼い頃から両親に無視され、完璧で優秀な姉に暴言と暴力を受け続けた。唯一の希望だった婚約者も、姉に心変わりし婚約破棄を告げる。絶望の中、マリアンヌは家から脱走し、国境を越えて隣国へ――そこで出会ったのは、美貌と権力を併せ持つ皇太子アレクシスだった。求愛を拒み続けるマリアンヌだったが、彼は彼女の代わりに家族と元婚約者へ苛烈な復讐を遂行する。やがてマリアンヌは、運命の波に押し流されるように次期王妃の座を手に入れる。

名門公爵家に生まれながら、幼少期から両親に愛されず、完璧な姉の陰で暴言と暴力に晒されてきたアリアナ。唯一の救いだった婚約も、婚約者の浮気相手である姉によって無惨に奪われる。耐え切れず夜のうちに家を飛び出した彼女は、国境付近で隣国の皇太子ルシアンに助けられる。熱烈な求愛を受けるが、心を閉ざしたアリアナは拒み続ける。しかしルシアンは諦めず、代わりに彼女の家族と元婚約者へ苛烈な復讐を開始。やがてその溺愛に心を溶かされたアリアナは、彼と婚約し次期王妃の座を手に入れるが、それはまだ物語の序章に過ぎなかった——。

上流貴族の令嬢アリシアは、美貌と才覚を持ちながらも両親に愛されず、姉から暴力と嘲笑を浴び続けてきた。唯一の希望だった婚約者にも、華やかな姉との浮気を理由に婚約破棄され、家から追い出される。雪の夜、国境を越えた先で隣国の皇太子ルシアンに救われるが、彼の求愛をアリシアは拒む。しかし、ルシアンは微笑みを絶やさず、彼女の過去を調べ、両親・姉・元婚約者に代わり容赦ない復讐を開始する。やがてその復讐劇は王国を揺るがすこととなり、アリシアは望まぬまま“次期王妃”の座へ導かれていく——。

名門公爵家の次女リシェルは、幼少期から両親に顧みられず、完璧な姉から暴言と暴力を受けて育った。唯一の救いだった婚約者も、姉との密会の末に公衆の面前で婚約破棄を宣言。心が折れたリシェルは、夜の闇に紛れて国境を越え、行き倒れ寸前で隣国の皇太子アレクシスに拾われる。だが、過去の傷から彼の求愛を拒むリシェル。しかし彼は諦めるどころか、彼女を傷つけた者たちに代わり、静かで苛烈な復讐を始める。全てを終えた後、彼は再び膝をつき――「今度こそ、私の隣に立ってくれ」と告げた。

上流貴族の娘として生まれながら、両親に愛されず、優秀な姉には暴言と暴力を受け、婚約者には無実の罪で婚約破棄されたレティシア。孤独と絶望の果てに家から脱走した彼女が辿り着いたのは、隣国アルセリア。そこで出会ったのは、若き皇太子アレクセイだった。彼はレティシアを「運命の人」と呼び、逃げる彼女を全力で追いかけ、そして……彼女の代わりに全ての復讐を遂行する。これは、すべてを失った悪役令嬢が、愛と正義の名のもとにすべてを取り戻し、王妃へと駆け上がる逆転劇である。