時は西歴2300年代。 SETI（地球外知的生命体探査）が実を結び、惑星間交流が当たり前になった大宇宙時代。 シングルマザーのヒナタは、星間事故で幼い双子と共に文明レベルが1000年も異なる未開惑星へと漂着してしまう。 そこで出会ったのは、顔を隠した貴族の青年・宝珠。 『偽りの婚約者になるのなら――そなたと子供たちを保護してもいい』 と、彼は偽りの婚約関係を条件にヒナタたちに庇護を申し出る。 そうして始まったぎこちなくも賑やかな同居生活。 だがそこで待ち受けていたのは、惑星を蝕む“歪み”と呼ばれる異常現象だった。 惑星を覆う赤雲の謎。 そして、宝珠自身に秘められた呪縛。 “歪み”を解き明かす調律士《コードネア》のヒナタは、亡き婚約者への想いと宝珠への複雑な感情を胸に、護衛アンドロイドと共にその真実に迫っていく。 母でありながらも魔性で奔放なヒナタと、四大貴族の嫡男でありながら忌み子として冷遇された宝珠。 これは、違う歪みを抱えた正反対のふたりが少しずつ“家族”になっていく、切なくも優しい、異文化SF幻想譚。 カクヨム・小説家になろう・ネオページにて連載中。

ごくごく普通の中学二年生、真昼ここなは、大人気アイドルグループ『スター☆パルフェット』の星森トワ推し！　そんなここなの家に、ある日トワが引っ越してきた‼　でも、元気いっぱい完璧アイドルのはずのトワは、実は料理もお片付けも大の苦手×超ネガティブの問題児で……？　引っ越し初日に食事抜き⁉　生配信で放送事故⁉　推し活ライバル出現⁉　正反対のふたりが協力しあうハチャメチャ☆キッチンコメディー ※連載しておりましたがミスで全削除しました。同一内容であり文字数制限的に問題なさそうだったので短編で再掲載しておりますが、文字数に関してご確認ください。

容姿にコンプレックスがある女の子。 学年一レベルの綺麗な女の子。 正反対のふたりが出会って、友人になって、恋人になって、やがて添い遂げるお話。 ※エピソードタイトルに「◆」と付くお話は性描写を含みます ※この作品はカクヨムにも掲載しています 登場人物 A視点の人……タチ側。中性的な言葉づかい。リードされながらリードする人。 B視点の人……ネコ側。若者言葉多めで喋る。リードしつつリードされたい人。

空から落ちてきた流れ星――それは、私だった。 異世界に召喚された少女・ティアナは、なぜか王国の城に拾われ、姫君付きの侍女（見習い）として働くことに。 けれど、担当になった姫――リュシア王女は無表情で口数も少なく、周囲からは“氷の姫”と恐れられていた。 元気で天然気味のティアナと、冷たいようで繊細なリュシア。 正反対のふたりが出会い、やがて小さな奇跡が生まれていく。 身分の違い、世界の違い、それでも「好き」が芽生えるまでの、少し不思議でやさしい恋の物語。

「それ、だせえよな。」 そう言い放ったその一言が、見て見ぬふりをしていた教室の空気を変えた。 高校1年生の凌央（りお）は、185cmの長身に明るい笑顔―― 誰からも好かれる"完璧な人気者"。 だがその裏には、幼少期に背負った深い傷があった。 「理不尽なやつは、絶対に許さない」 その信念だけを、彼はずっと握りしめて生きてきた。 ある日、教室で"静かに進行していたいじめ"を見つけたとき―― 彼は再び、あの頃の自分と向き合うことになる。 隣にいるのは、冷静すぎるほど冷静な紗菜（さな）。 他人には興味がないように見えて、実は誰よりも人の痛みに敏感な女の子。 彼女の知性と辛辣な言葉が、凌央の無鉄砲にブレーキをかける。 ――でも、心は少しずつ、彼に傾いていた。 笑いながら怒れる強さと、黙って見抜く優しさ。 正反対のふたりが挑むのは、見えない暴力と、歪んだ空気に支配された“学校”という社会。 「命を、大切にするってどういうこと？」 「信じるって、誰のためにあるんだろう？」 正しさを貫くには、覚悟がいる。 そして、戦うには、傷つく勇気がいる。 これは、“爪を隠していた”高校生たちが、 ――本気で誰かを守るために、爪を研ぎはじめる物語。

ごく普通の女子高生・美崎朱李（みさき　あかり）のクラスには、少し不思議な女の子がいます。 『実は、私の正体ケルベロスでーす！』 自己紹介でそう言い放った彼女の名前は、けるべ郎（けるべろう）。鳥フンに襲われたり、男子よりくちびるの皮を好きになったり、今日も何やらいろいろなことをしているようです。 性格も生き方も正反対のふたりがお届けする、ちょっとシュールな学園コメディー！

何でも楽しむ。それがモットーの明るい女子高生、寺崎美紗。 周囲の期待を背負い続ける優等生、葵千華。 正反対のふたりが出会い、ぶつかり、離れて、寄り添う。そんな物語です。

影に封じたアヤカシの力を用いてアヤカシ退治を生業とする美少女、椿。傲岸不遜、喧嘩っ早い気性、そしてその強大な力ゆえに彼女はいつも「特別」で、ひとりだった。 他人に関心がない、ごく「普通」の少年、久人。その関心が他人に向かわないがゆえに、彼もまた、どこかひとりだった。 ふたりの閉じた「ひとり」の人生は、その出会いをきっかけに終焉を迎える。 まるで正反対のふたりが様々な事件に巻き込まれながら、そして周囲の人間やアヤカシを巻き込みながらお互いに手を伸ばすお話。