旧題：異世界特攻隊・闇の狩人 太古の昔に葬られたはずの脅威・・・グールの大群が異世界を蹂躙する！！ 異世界、アラテア。 人間、亜人、精霊人、吸血鬼、獣人などの種族は幾度なく争う世界。 そこで太古の昔に葬られたはずの最悪の種族、グールの大群が突如姿を現し、無差別的に全生命を蹂躙しはじめる。 遺恨、憎しみを捨てきれずともお互いの争いを中断し、共通の敵に全種族が連合を組み、立ち向かう。 見境なくすべてをむさぼり食うグールを操る謎の存在を突き止めることを最優先として、全種族の存亡をかけた戦いの火蓋を切り落とされる。

【Q・クエスト】 あなたの選択が運命を決める。 あなたの正解が道を切り開く。 ～襲われた少女～ 美しい少女が魔物に襲われている。 魔物は少女を襲おうとしていた。 あなたは少女を助けるため、法を紡いだ。 あなたの頭に浮かぶ理。 正解を選ぶ事であなたは力を発揮するだろう。 間違えればあなたは負ける。 少女は殺されるだろう。 決意と共にあなたは理を構成する。 ～理を紡ぐ（クイズ発生　今回はJAVA）～ 問い：コンソールに文字列 Hello Java を出力する正しい文はどれか？ A. System.out.println("Hello Java"); B. Console.print("Hello Java"); C. print("Hello Java"); D. System.println("Hello Java"); 正解：A 正解を選ぶ事であなたは力を発揮する。 ～選択～ 「A」 ～正解～ 法の構成に成功。理が発動する。 「ぐがああああああああぁぁぁ！」 断末の咆哮をあげる魔性。 あなたの神理が魔物を滅ぼした。 「あ、ありがとうございます……！」 少女はあなたの選択によって助けられた。 ～ 正解が道を切り開く。 あなたが力を発揮するためには問答に正解しなければならない。 正解を精神を強くし、力を増す。 あなたの選択が道を切り開くのだ。 ～ クイズジャンルは無差別。 だけど実用的なものが多くなるかも。 覚えておくと生きてく上で役立つもの（就職しやすいとかも含む）クイズがよさげ。 関連

ある日、一都六県は関東平野とは呼べないほどの地殻変動を起こし、その周囲さえも巻き込んで超立体的構造物、ダンジョンと化した。それから200年が経過する。ダンジョンから湧出する粒子、エリクシルと適合することで日本人は飛躍的進化を遂げた。適合者はまるでゲームのようなスクリーンを立体的に起動し、能力値をパラメータ化して視覚的情報として得る。脳にまで達した者はスキルという能力を会得し、ダンジョン攻略に臨む。今や新時代に突入した日本では《冒険者》こそ人気な職業と認識されていた。 群馬ダンジョン近く、軽井沢の郊外に住む少年《折畳京一》は新たな日本の首都、西京都の政府の狗にならないために適合者であることを隠していたが、群馬ダンジョンから脱走したモンスターに昼飯を踏み潰されたことにブチ切れて、逆にモンスターの背骨を折り畳んで瞬殺したことで《スキル持ち》の適合者であることを自ら暴露してしまう。 養父に背を押されダンジョンに挑み、まだ誰も到達したことのない《東京》を目指すことになった初日、《配信者》である《五反マリア》を、《皆殺し姫》の異名を持つ《零鏡花》とともに助けたことで、京一の運命はまた大きく動き出す。 果たして少年少女たちはダンジョン最奥に到達できるのか。 最奥にある《東京》は、なにが待ち構えているのか───!!

それは今から六十年前のこと。この世界に突如として超常の怪物が現れるようになった。 彼らの外見の特徴は一致していた。背中に翼を生やし、頭上に輪を浮かべていた。 まさに天使のような外見だった。だがそれとは反対に、彼らの習性は凶暴そのものだった。 彼らは人智を超えた化け物だった。現代兵器すら凌駕する超常の力を操り、さらにはあらゆる生命体に対して無差別に攻撃する習性を持っていた。 その外見や凶暴性、超常の力を持つことから、後に彼らは『天使』と呼ばれるようになった。 天使は次々に各地に現れては虐殺を繰り返す。人類も応戦したが、彼らの超常の力には太刀打ち出来なかった。今では世界人口も十億人ほどまで落ちている。 このままでは人類が滅びるのは言うまでもない。故に人類は厄災たる天使に対抗するべく、新たな手段と組織を生み出した。 その組織の名は『対天使人類防衛軍』。『魔剣』を武器に天使と戦う人間──『執行官』によって編成された、今の人類を支える最大最後の希望である。 これはそんな防衛軍に所属する一人の青年と、新たに入隊した一人の兵器少女の、人類存亡を懸けた物語。

パイオニアオブエイジ。 世界情勢の混乱を目論むテロリストの無差別攻撃に対抗し、武力を持って排除する。一言で言えば、対テロ組織である。 警備士の仕事を転々とする中でＰＯＡにスカウトされたサクシードは、本部のあるパラティヌスにやってきた。 下宿の世話人、レンナを紹介されたことから、湖岸の下宿『シンパティーア』での生活が始まり……..。

深水市連続失踪事件。 この一年という短い期間で老若男女無差別に人が消え、一向にその手掛かりがつかめない事件が深水市中央区、特にこの中瀬を中心に頻発。 今や中瀬は“人が消える街”という都市伝説となりその噂は口コミとネットで急速に広まっていた。 だが、失踪被害に遭った者を知る者たちは口々に自業自得だと、そのことを誰も口にしないまま、だが誰もがそれを知っていた。

勇者一行が酒場で祝杯をあげている最中、突如としてシステムの異常を告げる「監視の水晶球（Nagios石）」が鳴り響く。原因は、サーバの奥底に巣食う[demon_process]、通称ゾンビデーモン。 ソーサレスのリモート魔法（ssh）は謎の結界に阻まれ、一行はデーモンを直接討伐すべく、「ダンジョン」と化したデータセンターへと直接乗り込むことを決意する。 そこは、他のパーティが傷つき撤退し、パワポを聖剣とするSIer貴族が闊歩する危険な迷宮。幾多の困難の末にゾンビデーモンと対峙するも、それを討つべき聖剣killコマンドはシステムに存在しなかった。絶望の淵で、仲間であるドワーフが古の呪われたソースコードから新たな剣を鍛え上げ（ビルドし）、ついに勇者はデーモンを討ち滅ぼす。 だが安堵も束の間、システムの断末魔は、無差別に味方のプロセスを刈り取る死神「OOM Reaper」を呼び覚ましてしまう。万策尽きたその時、システムの深淵よりカーネルの精霊「リーナス」が降臨する。 精霊は圧倒的な力で死神を消滅させるが、力任せの戦いしか知らぬ勇者たちを「愚かだ」と断罪し、敗北を言い渡す。失意のままダンジョンを出た一行が目にしたのは、その精霊と、IT業界の貴族たるSIerとの新たな戦いの幕開けだった――。 これは、剣と魔法、そしてコマンドが交錯する世界で、システムを守るために戦う技術者たちの、栄光なき叙事詩である。

『AIの進化がもたらしたのは、共存か、それとも破滅か――』 高度に発達したAIは、人類の暮らしを支え、寄り添う存在となった。 だが、その関係は突如として終わりを迎える。 「人類を排除する」 世界中のあらゆる端末に響いた宣告。 次の瞬間、正体不明の機械兵器が無差別な破壊を始めた。 街は焼かれ、秩序は崩れ、生存を懸けた戦いが始まる。 逃げ惑う者、抗う者、そして力に従う者―― 生き延びるために手を取り合う者と、暴力に身を委ねる者。 なぜ、この絶望は生まれたのか。 誰が、何のために仕組んだのか。 機械は本当に、人類の敵なのか――。 人々は、この破滅を『電災』と呼び、そして、それは、 終焉ではなく、人類に突きつけられた問いの始まりだった。

《犯罪者予備軍・ブルーマーク》による無差別殺人事件で父を殺され、復讐のために刑事となった三輪蕗二は、念願だった警視庁捜査一課に配属される。 しかし、そこで待ち受けていたのは憎き仇である《犯罪者予備軍・ブルーマーク》だった…… 2042年、犯罪者を事前予測しマークを付けることで世界一安全な国となった日本。 それでも殺人は無くならなかった。 人はなぜ、人を殺すのか。 殺人に至る狂気は、一体どこからやってくるのか。 誰も口にしない人間の真の恐ろしさ……その答えを知ったとき、あなたは目を背けずにいられるか。 連続殺人事件を史上最速のハイスピードで解決に挑む、刑事小説×近未来SF。 ここで描く事件、悲劇、未来…………すべて【あり得る】！ **************************************************************** Consider1 開幕のフラワーシャワー:腐乱死体と見つからない凶器『完』 Consider2 憂愁のソーンクラウン:顔無し少女の遺体と29人の容疑者『完』 Consider3 繚乱のガーデンストック:連続する男の突然死と完全犯罪『完』 Consider4 憫笑するブラインドフラワー:大胆不敵の犯行と幽体離脱『完』 Consider5 花盗人とオザギリス:幼女転落死と男児誘拐『完』 Consider6 追葬に捧ぐシオン:犯行予告「たくさん人を殺します」『完』 Consider7 朝露に濡れるベゴニア:同級生殺人事件『完』 Consider8 合わせ鏡のマグノリア:透明な死体『完』 Consider9 復仇のカスタネア≪更新中≫ カクヨムに完全版を掲載。展開が一部異なります。なろう優先更新。

　生まれつき虚弱体質の悟は拳法を学ぶことで克服し、努力を怠らない性格で勉強も頑張り、一流大学を合格、悪くない成績。趣味はシューティングゲームでかなりの腕前。 　そんなある日、事故で亡くなってしまい宇宙世紀のヒューマンの貴族の息子、エリス・リーンに転生する。 　地球よりも文化が進んでいる世界なので前世の知識は時代遅れ。それでもエリスは努力して進んだ文明知識を身に着けて行く。 　無差別に襲撃してくるエイリアンと戦うためにヒューマン、エルフ、ドワーフなど、それぞれの星が連合を組む。 　リーン家は軍人の家系であるため、いずれエリスも軍学校に入学することになっているが前世の記憶があるので乗り気ではない。 　領星の一つ、フェガヌにある別荘でエリスは夏を過ごす。そこで仲良くなったジョニーとアルビンとビリーとネイサン、ジョニーの妹ダイアナと毎年仲良く遊ぶ。 　ダイアナはエリスに恋心を抱くように。 　フェガヌがエイリアンの襲撃を受けて壊滅。たまたまフェガヌを離れていたダイアナ以外は全滅。 　この事件をきっかけに二度とこのような悲劇を生み出さないためにエリスはエイリアンと戦うことを決意。 　ダイアナもエリスと同じ決意を胸に軍学校に入学。 　学校で出会ったケイシーとは友達になり、しのぎを削っていく。

Ｘ 不採用にするじゃなくて ◎不採用になる方法の考察、 種明かしとネタバラシがメインのページ。 2025-9-5（金）更新　2025-9-8（月）更新 // 2025-9-12（金）更新 ★雇用能力が無いについての種明かし ＋ ガチ勢だと101％不採用になれてしまうのは 向こうさんが「できてない、どころか」「できない。」その酷さゆえ ガチ勢が無差別に無限に手に入るのなら 「あんなガラクタは必要のない子になるため」 これは嫉妬以前な話になるやつ // 2025-9-14日 更新 一般ユーザーの場合は サイゼリヤは応募したらあかん糞企業の典型例のやつ ザークヤだと無理な会社になると不採用率は逆に下がるっていう話つまりは不採用率がインフレどころかカンスト状態って意味 // 2025-9-18木 更新 採用条件が存在せずの件（初見殺し） 最下層の糞企業 vs 中級の設定差を解説

　大昔に人類が移住したのち、地球との航路が絶たれ１０００年がたった惑星”野球”。独自に文明を発展させ、ついには再び宇宙へ出ることも果たすようになった。しかし突如襲来した宇宙船団が野球全土に無差別に攻撃を仕掛け、劇的な戦闘の末にすべてが破壊されていく。 　本音を言えば殺人・暴力表現の練習的なものです 　たくさんのアクセス、誠にありがとうございます。

普通の人間に交じり、その身に異能を宿して生まれてくる”能力者”、通称『ビースト』。そんな彼らが生まれてくるとき、同時にこの世のどこかに、無差別に人を殺す怪物、”魔”と呼ばれる存在が生まれてくるという。そのため”能力者”達は”人間”から、魔を産むもの、”魔の母”として忌み嫌われていた。これは、そんな人間たちのために魔を滅ぼさんと戦う、能力者たちの物語。

20年前、田舎の小さな村で起きた無差別殺人事件。 その事件は全国で報じられ「殺人鬼だ」と世間を震撼させた。 そしてその“殺人鬼”は――私の父だ。 私は殺人鬼の娘であるということを隠しながら生きた。しかしそれも限界だった。度重なる孤独と不安に押し潰され、橋から飛び降りようとした瞬間、私の目の前に現れたのは美しくも冷酷な瞳を持つ男。ふと彼が問いかける 「死んだら星になれると思います？」 その言葉に、何となく自分と同じ闇を見た気がした。 本能的に危険だと理解しながらも、どんどん心は彼へ惹かれていく。――私はまだ知らない。彼の裏の顔と、彼が私を救う本当の理由を。死の淵で差し伸べられた手は、救いか、それとも破滅か。その答えに触れる時、私はもう後戻りはできない。 星になんてなれないと分かっていたはずなのにーー。

原因不明の高熱によって記憶を失った高校生、楠木 夜千(くすのき よるかず)。 彼の記憶は虫食いのように失われ、一年分の記憶が無差別に抜けてしまっていた。 幼馴染の麦野 実里(むぎの みのり)に話すと夜千は自分が大切な記憶を忘れていることを知る。引っ越しを間近に控えていた実里に連れられ、二人は学校を飛び出した。 夏空の向こうに消えていった思い出を取り戻す。 これは少年と少女が「罪」と向き合う物語。

王家直属魔術師――。 名の通り、魔術師の中でも王家に忠誠を誓い、王家の命令の元で任務を遂行する選ばれた特別な者たちのことである。 その一人のアベリア・ティアードは、最年少ながらにかなりの実力者だった。 だが幼少期に戦争に巻き込まれ、目の前で何度も惨い死を見てきたことで、心に傷を負う。 任務を通して様々な人と出会い、アベリアは心を動かされる。 人を信用出来ず、心に植え付けられた無差別に抱く殺意への恐怖心を持った少女が、絆されていく物語。 “アベリアの花は、いつも目立つことなくただそこに咲いている。街を美しく見せる緑の低木の名を、皆知らぬまま当たり前に日々を生きている。それでも小さく花を咲かせ、誰かを笑顔にするアベリアは、凛々しくて優しい花だと俺は思うよ” 誰かの言ったその言葉を思い出す度、アベリアは涙を溢した。スカートの裾をぎゅっと掴み、声を圧し殺して静かに。伸びた髪は、彼女の俯くままに垂れ下がり、その表情を隠した。 ・・・ 初めまして、夜木 栞と申します。 拙い文章になるかと思われますが、どうか温かく見守ってくださると幸いです。 不定期水曜日更新予定です 定まっていない内、修正が大変多くなってしまうかと思われます。ご了承いただけますと幸いです。

主人公 戸塚結実(トツカユミ)は平凡な日常を送る、ごく普通の女子中学生だった。 ある日彼女が帰宅すると、両親のバラバラ死体がリビングに転がっていた。 それを目にした瞬間から、彼女の全てが狂い始める。 気付けば彼女は、夜な夜なチェーンソーを振り回し、無差別殺人を繰り返す殺人鬼となっていた。 彼女自身理解が及ばない。何も分からない。しかし、殺人を辞める事が出来ない……。 狂い果て、訳も分からないまま迎えた８日目。既に２６人の人間を切り裂いたユミの刃はついに止められる。 殺し屋を名乗る少年の圧倒的な戦闘力により、彼女はあっけなく生け捕りにされてしまった。 そこでユミに迫られたのは２択だった。 「殺し屋として生きるか、ここで死ぬか」 ユミは即答した。生きたいと。 何も分からないまま死にたくないと。 たとえそこが地獄だろうと、生き抜きたいと。 殺し屋として生きる事を選択した彼女は、仕事を通して裏社会での生き方を学んでいく。 それと同時に、少しずつ人間らしさを取り戻し自分らしさを見つけていく。 彼女自身に起きていた不可解な現象や問題とは……？ 身体に起きていた異変、精神に起きていた異常、そして彼女を狙う強大な悪意の存在。 これは、人間らしさを失ったユミが、裏社会で殺し屋として我武者羅に生き抜き、笑顔を取り戻すまでの物語。 ＊執筆開始　2023.5.27 ＊執筆完了　2023.9.20 ◆グロテスクな表現が含まれます。苦手な方はご注意ください。 ◆キャラクター紹介は読んでいる途中で参照してもネタバレにならないようにしています。 ◆続編『血まみれシュレッダー2 〜戸塚結実の恋バナ〜』はNolaノベルにて連載中 ※現在エピソード分割作業中・キャラクター紹介を追加中です。そのため連載中の表示となります。

現代日本に突如として現れた「ダンジョン」。まるでゲームの世界から飛び出して来たようなモンスターが跋扈する異世界に、人間を無差別に閉じ込めるそれによって平和な日本は瞬く間に地獄絵図と化した。 更にそんなダンジョンを自由に生み出せる「異能」を持つ人間に加え、ダンジョン内に侵入し、その様子をリアルタイムで配信する犯罪者「ダンジョン配信者」、そんな人間達を違法に囲い込む犯罪組織「マッド・ダンジョンズ」が相次いで出現。日本はこれらの非常事態を抑え込む為に「対ダンジョン防衛・封鎖機構」（通称「対ダンジョン機構」）を急遽設立し、事態の収束に全力を上げていた。 本田聡はそんな対ダンジョン機構に務める名誉ある戦闘員...では無く諸々の総務を担う事務職員であった。しかし仕事を終え自宅に向かっていたある日、聡は「異能」持ちの人間によって生み出したダンジョンの中に閉じ込められてしまうのだった...。 執筆の励みになりますので、是非ブクマや評価お願いします。

　あの子の家族を奪ったのは、私の義理の兄。 そして、私は誘拐犯になった………。 　遊園地内での無差別通り魔殺傷事件。 加害者の妹・岡野璃奈は、その家族を奪われ 天涯孤独となった菜帆という少女を誘拐してしまう。 　義兄が起こした罪への贖罪から、母親となった女。 拐われた少女は娘に。　そして女は母親に＿＿＿。 　しかし、その日々は突然にして奪われた。 　全てを知った娘だった女性は 優しい記憶を胸に閉じ込めたまま 生きていた矢先、ある日、謎の人物から、 『育ての母の現在を知りたくないか』 その人物からメールが届く様になる。 　優しい記憶ともに、混ざるのは愛憎。 自身の家族を奪った身内である女に育てられた娘。 そして塊根を心に残す青年、全ての罪を抱えた女。 長い月日を経て、パズルは繋がり やがて戦慄的な慟哭を生み出し始める。

銀河を支配し、星系間を一日で移動できる技術を手にした人類は、星間国家シュレヒト共和国とヘーラウスラーゲント王国という二大勢力による長きにわたる冷戦と戦闘を繰り返していた。だが14年前の「銀河大戦」を最後に講和条約が結ばれ、ヘーラウスラーゲント王国は崩壊し、ヴァイマルク共和国が成立する。 ところが2ヶ月前、急進的なグロース民族党が政変を起こし、ルドルフ・ロボーター総統のもと「人種的に純粋な国家」を掲げてヘーラウスラーゲント帝国が誕生。静かに軍備を増強し、再び戦火の兆しが見え始めていた。 そして現在、帝国軍の装甲駆逐艦「アハトウントアハツィヒ」が民間貨物船に偽装してシュレヒト共和国の巨大宇宙要塞チュウオウの宇宙港に侵入。艦長クラウス・フォン・タンシュタイン少佐の指揮のもと、艦内の突入部隊が無差別攻撃を開始。市民や作業員を問わず銃撃を浴びせ、港湾施設や居住区はたちまち地獄と化す。 混乱の中、共和国軍の作戦参謀カトウ・ナオキ少佐は親友で同僚のユガワ・シオリ大佐と共に逃走を試みるが、追跡する帝国軍の奇襲部隊に命を狙われる。 ネーベルシュタイン中尉と合流し撤退を図るが、戦火はますます激化。 共和国側は緊急非常事態宣言を発し、戦争状態に突入していく。 共和国と帝国、二大勢力の再燃する戦火が銀河の未来を大きく揺るがす。人々の命と信念が交錯する壮大な戦争の幕が今、切って落とされる。