俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ？いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか？でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ？甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ！なんだこれ、チート能力の延長線上か？それとも人生ハードモードのお知らせか？ 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす！最高にアツいハーレムバトル、開幕！ 　

　ひょんなことから地球の〔神〕を継ぐことになった主人公。しかし地球には異世界からの脅威が迫っていた。 「よいか主よ。神たる者、みだりに力を振るってはならぬ。権能で直接人類を救うなど言語道断じゃぞ」 「よしじゃあ『スキルシステム』を与えて勝手に助かってもらおう」 　そう決意した主人公は〔神〕の力で摂理を弄り、スキルやステータスの開発する。 　やがて訪れる激動の時代。 　秘密裏に才能ある者達を囲い、最強の組織を作り上げた主人公は、正体不明の上位存在として社会の陰で暗躍するのだった。 ※毎日更新中です。 ※本作はカクヨム様にも投稿しております。

地元では普通の女子高生を装っていた私、櫻葉琴音。 ある日、昔の不良仲間と遊んだ帰り道に拾った謎のゲーム「黄金のシンフォニア」。 ちょっと触っただけで――気づけば体が吸い込まれて、なんと自分が乙女ゲームの主人公になっていた！？ どうやら私はイレギュラーらしく、元々の主人公を押しのけて主人公デビューしちゃったみたい。 しかも攻略対象は、完璧すぎるサッカー部キャプテン、孤独な優等生、心に闇を抱えた元アイドル……って、どういうこと！？ しかも乙女ゲーで鍛えた能力は現実世界にも持ち込めるらしい。 ……なんかもうよくわからないけど、今日も私はこの訳あり男子たちを攻略するため、戦うしかないみたいです！

【異変１】虚言の堕天使 ■■■■へ お姉ちゃんはシスコンすぎて怨霊になっちゃったみたいです。 一部:日常編〜虚構 小さな星の平和な国ドリームランド。ある日、そこで魔物が暴れだすようになった。主人公・パチーカは魔物を倒していく。そしてそして、それとほぼ同時にやって来た謎の少女(？)と、異変を起こした張本人である覇王の過去に迫っていく。 二部:怨霊少女!!屍ちゃんの憂鬱〜即堕ち魔法少女は旅をする〜 「妹が心配すぎて成仏できない!!」 とあるシスコン魔術師が、自分達の仇と最愛の妹探してクエストや潜入を繰り返しながら回歴する。親ガチャは当たりだったのに先祖ガチャに大失敗したらしく呪われた一族で々葬送されたけど、固有魔術でなんとか…。そしてついに妹を見つけたと思ったら、闇落ちしてんじゃん私こと気づかんじゃん。もうお姉ちゃん泣くよぉ。ということで魔王城に潜入中。 三部:憎悪と執念の為の復讐劇〜虚言の堕天使 ミカエルの復讐〜 シスコン魔術師がついに自分達の仇を取る!!絶許… アイツは最後までシスコンだった…by表向き主人公 【異変２】水砕画の付喪 「ごめん、マジルテが幼児化しちゃった…」 シスコン魔術師の妹の方がイタズラのために幼児化の薬作ってたら、丁度覗きに来たシスコンに驚いて薬が自分にかかっちゃったらしい。今絵画の魔女が攻めてきてるんだが大丈夫か？ 「ただの‘偽物’なのにね」 名もなき絵画は現実世界に復讐を誓った。生き別れた付喪神の姉妹と遠い昔にいた画家のお話。 —ようこそ、ドロテアの世界へ 【異変3】永遠なる理想郷 なくなった家宝を(ご褒美のケーキの為に)追う！そしたらいつの間にか、ドリームランド星誕の謎に迫っていた。 【異変4】華狂風月の夢泡沫 美にのまれすれ違った友達の物語 【異変5】暗月の星 とうとう現れた暗黒物質。打ち返せ(物理的に) 【異変6】忘失の少女の形見 「「絶対怪しい」」 ある日やって来た謎の秘書。その正体の裏に隠された事実とは。 【異変7】残桜と黒揚羽蝶 世界に見捨てられた者の円舞曲を、どうぞご覧あれ 残念だったね、孤独な春風 【異変8】無と終焉 とあるヤベー宗教団体所属の魔道士により、古代に封印されたはずの破壊神が復活してしまった。 『きみをみていると、ずっとむかしからおともだちだったきがするよ』

　退職代行サービスに勤めるレイジは、ナイフを持った男に刺されて転生。現実世界に疲れ果てていたレイジは、勇者としてのバラ色の世界を夢見て舞い上がる。 　自分に宿っている魔力はどれ程なのかを理解するため、レイジはさっそく魔力を測ってもらうことに。 「お前さんの魔力は……ない」 　勇者の道を諦めきれずダンジョンに挑むがボロボロに。助けてくれた天才剣士は何やら仕事を辞めたいようで……？ 　 　退職代行、異世界でも需要あるらしい。 　前代未聞の異世界×退職代行ファンタジー！？ ※本作はカクヨムにて投稿しているものを改稿し、完全版として上げています。カクヨムでも順次編集していきますので、よろしくお願いいたします。 ☆更新は9/11と9/12は8時、12時、20時ごろ、その後は20時ごろを想定しています！ 登場人物 ・レイジ：主人公、退職代行サービスの会社に勤めていたが異世界転生、勇者になれると歓喜する。魔力、身体能力ともに低い。 ・サナ：ほぼ裸で走り回るレイジを保護。しっかり者の5歳の少女。 ・クランツ：サナの祖父で、一緒に暮らしている老人。ただならぬ雰囲気を纏っている。 ・ランス：魔物に襲われそうになったレイジを助けてくれた天才剣士。レイジの師匠のような存在だが、勇者の仕事を辞めたいと思っている。 ・ミゼル：ランスのパーティーメンバー。優しい女性でヒーラー魔法に長けている。 ・ラウド：ランスのパーティーメンバー。言動が荒っぽく傲慢な性格。身体が大きく、鍛え上げられているタンク。

魔王を倒した勇者と、その幼馴染の村人A。本来なら旅立った瞬間に無関係になるはずの2人は、何故か魔王討伐後も親しかった。主に勇者の執着のせいで。それに嫉妬した王女によって殺された村娘は、現実世界に転生した。彼女を追いかけてきた元勇者と元魔王と、彼らの仲間たちまで加わって、元村娘の学園生活は波乱万丈になっていく。 ・登場人物 佐藤 陽葵(さとう ひまり)……元村娘。恋愛ごとには鈍い。お人好しでのんびり屋。過去の名前はアイルーズ・マゴット。記憶あり。 御門 樹(みかど いつき)……元勇者。殺された村娘を追いかけて自分も転生してきた。アイルーズ(結愛)にはものすごく甘いし溺愛しているが、その他の人間には興味もないしどうでもいい。文武両道で品行方正なイケメンなので、学校ではかなりの人気者。転生前にアイルーズの死を直接目撃しているので彼女に対しては過保護。たまにその時の悪夢を見ることがある。転生前の名前はアルトゥール・ラドフォード。記憶あり。 来間 玲央(くるま れお)……元魔王。勇者に殺されたことは気にしていないと言いながら、何故か結愛に絡んでくる。不良グループのリーダー。こちらもイケメンなので隠れファンが多い。イジワルなところもあるが面倒見の良い兄貴で、舎弟からは慕われている。転生前の名前はグラントリー・カーティス。記憶あり。 来間 千秋(くるま ちあき)……玲央の姉。元魔法使い。記憶なし。 東雲 夏穂(しののめ かほ)……結愛の友達。元盗賊。記憶あり。 御門 春奈(みかど はるな)……樹の妹。元戦士。記憶あり。 聖 深冬(ひじり みふゆ)……帰国子女の転校生。元聖女。記憶なし。 在里 譲(ありさと ゆずる)……玲央の舎弟A。元四天王(地)。記憶あり。 佐藤 渚(さとう なぎさ)……結愛の姉。元四天王(水)。記憶なし。 燕谷 理仁(つばたに りひと)……無口で真面目な優等生。昔はいじめられっ子で、玲央に助けられたらしい。玲央以外は勉強ができない不良グループの頼みの綱。元四天王(火)。記憶なし。 東風 薫(こち かおる)……玲央の舎弟B。元四天王(風)。記憶あり。 王生 姫依(いくるみ きい)……元お姫様。王子様のストーカーでヤンデレ。記憶あり。 石井 柚乃(いしい ゆの)……姫那の友達。玲央のガチファンでヤンデレ。

スローライフを堪能するゲームの中に入り込んで帰ってこれなくなる主人公が現実世界に戻るために完全クリアを目指す話です。 日々の仕事に疲れ気味の主人公、環奈。社会人二年目、２４才。子どもの頃に家族同然に育った幼なじみ研磨とハマり込んだ、スローライフを堪能するゲームが15周年を迎えリニューアルのニュースを見てあの頃のときめきを思い出す。 新作ゲームの体験会でゲームの中に入り込りこんだ環奈は、トラブルで帰ってこれなくなってしまい…！！ 環奈を助ける為に研磨もゲームの中へ。 果たして二人の運命はいかに。 ＃恋愛　＃現代ファンタジー　＃幼馴染　＃シュミレーションRPG　＃バーチャル空間

2037年、突如として世界に現れた霊的災害「霊災」。異界の存在である霊や妖が現実世界に姿を現し、人々の生活を脅かし、命を奪う。この危機に対抗するため、政府や企業の協力のもと設立された民間組織「セレスティア」は、国際機関「零災対応機構」の傘下で霊災対処と人々の保護を使命として活動している。 主人公・神島剣也（かみしま けんや）は、高校生でありながら「セレスティア」の若きエージェントとして霊災と戦う日々を送る。幼少期に霊災で両親を失い、命を救った天城暁（あまき さとる）に導かれる形で、剣也は霊的存在を感知する特異な能力を手に入れた。彼のパートナーは、最先端の対霊戦闘人形「リア」。人間そっくりの彼女と共に、剣也は任務に明け暮れる。 しかし、日常と戦いの狭間での生活は次第に剣也を新たな謎へと導く。霊災の発生原因、異界の存在の正体、そしてその背後に潜む真の敵──。仲間と共に戦う中で、剣也は傷ついた過去と向き合い、自らの力を試されることになる。 この物語は、学生としての平穏な日常と、未知の脅威に立ち向かう非日常の狭間で揺れ動く少年の成長と、仲間との絆を描く壮大な連載ストーリーである。

ファーラムワールドオンライン(FWO)というVRゲームの設定が現実と同期し、世界中にダンジョンが出現した。ダンジョンでは貴重な鉱石や資源が採れることが判明した為、先進国の多くがダンジョン攻略のために特殊部隊を派遣する。 しかし先進国の精鋭部隊であってもダンジョン踏破は容易なことではなかった。 そんな中、四刀流という珍しい戦闘スタイルでFWOをプレイしていた雫石 颯は、実家付近に出現した初心者用ダンジョンをあっさり踏破してしまう。 その様子は彼が知らない所で、世界中に配信されていた。 ※本作品はカクヨムにも投稿しています。 ※書籍化＆コミカライズが決定しました！

大輔は黄金国から戻り、王に現状を報告する。種子の供給を望む王の意向に応えるため、大輔は再び現実世界に戻る決意をする。だが、アニーは「一緒に行かせてほしい」と涙ながらに訴える。危険を承知で彼女を伴い、白煙の中を越えた二人は、大輔の故郷に降り立つ。種子を買い求め、再び煙を抜けて湖畑へ――。アニーは異世界を体験し、さらなる冒険への想いを強めるのだった。

平安時代のようなところで目を覚ました主人公の光。自分が光源氏だと呼ばれている事も理解できない状態で生活を始める。従者の惟光に言葉や常識を習いながら、失った記憶の断片を拾っていく日々。 ある時、予知できないタイミングで現実世界へ戻った光は、絵の中で怨霊を退治し、無事先輩を助け出す為に行動していた事を思い出す。 再び絵の中に戻った光は、またしても記憶を失っていた。そんな状態で怨霊に襲われ、対処方法も分からないまま必死の思いで撃退する。 身に覚えのない結婚に、見知らぬ舅、記憶のない愛人達に囲まれて、誰が味方でどれが怨霊か曖昧な世界。 次に現実世界に戻れるまで無事でいられるかは、光のセンスにかかっていた。

フルダイブ型VRMMO「ユグドラシル」で、ついに全ミッション制覇を目前に控えた最強プレイヤー・アキラ。最後の砦である世界樹の塔を攻略した瞬間、システムから突然の緊急放送が響く。 「オールミッションコンプリート者出現。これより裏ミッション開始──四大ボスが世界各地に召喚されました。全プレイヤーが協力し、討伐してください。ボス討伐まではログアウト不可能。ゲーム内での死亡は現実世界に影響します」 パニックに陥るプレイヤーたちを尻目に、世界の四方に巨大な扉が出現。そこから現れたのは、四天王の名を冠する圧倒的な力を持つ神獣たちだった。 北の守護神・巨熊《多聞天》 南の王者・炎獅子《増長天》西の智将・銀狼《広目天》 東の覇王・神龍《持国天》 他のプレイヤーが歯牙にもかからない中、アキラだけが四大ボスと互角に渡り合える唯一の存在となる。しかし神龍の圧倒的な力の前に、ついにアキラも絶体絶命の危機を迎える──。 命を懸けた最後の戦い。果たしてアキラは仲間たちと共に現実世界に帰還できるのか？

その勇者は、休日のみ地球のバス停から異世界に旅立つ 幼い頃に家族で異世界“ハーモラル”を巡っていた日向凛斗がこちらの世界に帰還して10年が過ぎていた。 しかし最近、ハーモラルの魔獣が頻繁に現実世界に姿を現し始める異変が起こった。 高校生となった凛斗は夜な夜な魔獣討伐の為に街を駆け巡っていたがある日、原因はハーモラルにあると言う祖父から一枚のチケットを渡される。 「バス！？」 なんとハーモラルに向かう手段は何故かバスしかないらしい。 おまけにハーモラルに滞在できるのは地球時間で金曜日の夜から日曜日の夜の48時間ピッタリで時間になるとどこからかバスがお迎えに来てしまう。 おまけに祖父はせめて高校は卒業しろと言うので休日だけハーモラルで旅をしつつ、平日は普通の高校生として過ごすことになった凛斗の運命はいかに？ 第二章　シンヘルキ編 センタレアから出発したリントとスノウは旅に必須の荷車とそれを引く魔獣を取り扱っているシンヘルキへと向かう。 しかし地球に戻ってくるとなんと魔王が異世界から地球に襲来したり、たどり着いたシンヘルキでは子を持つ親が攫われているようだったり…？ 第三章　ナフィコ編 シンヘルキの親攫い事件を解決し、リント達は新たな仲間と荷車とそれを引く魔獣を手にして新たなギルド【昇る太陽】を立ち上げた。 アレタの要望で学院都市とも呼ばれる国のナフィコへ向かうが滞在中に雷獄の雨が発生してしまう。 それを発生させたのはこの国の学生だそうで…？ ※カクヨム、アルファポリスにも同時掲載しております

西暦2120年、上垣順（ウワガキジュン）は、自分が作った中世異世界疑似プログラム、Medieval World of Walkers、訳してMWWの最終開発バグの確認をしようとしていた。 この時代のゲームは、現実世界の自分自身の分子構成をスキャナーで読み取り、地球を周回する衛星サーバー内で、自分をシミュレーションし、AIで自動生成されるゲームを楽しむ世界になっていた。 ゲームを終了するには、再度現実世界に、自分自身の分子構成を再構成し、ゲーム内の自分の状態を上書きするのだが、なぜかできず、現実世界に戻れない。 それどころか、なぜか複数のバグや権限不足で、自分で作ったゲームにもかかわらず、できないことが多すぎる！ ジュンはゲームプログラム内で、タブレットの様な操作ツール『モディフィケータ』を持ち、元の現実世界に戻るために奮闘する。

その学園は異世界と接続する。 異世界から進出するモンスターが現実世界に侵攻するのを阻止すべく、二人の接続者が戦っていた。 だが二人とも思春期。 様々な悩みが絡み合い、学園は不安定に守られる。 学園を守りきった報酬に、異世界へ行く権利を得ることができる。 二人は異世界へ行けるのか。

異世界で魔王を倒し現実世界に戻ってきた勇者。 家族との再会もつかの間、再び新たな旅路へといざなわれることとなる。 しかも、今度は一人じゃない。家族との愛と絆が織りなす冒険がここに始まる。

　不慮の事故で命を落とした少女は大人気ゲーム【エンパシス・ガーデン】のメインヒロイン【レティア】に転生してしまった。 　科学と魔法が両立されたファンタジー世界。 　そのゲームは、なんと現実世界に存在していた18禁ゲーム…俗に言う、エロゲの世界だった。 　そんな彼女は前世では、ゲームに登場する【主人公】よりも【友人】キャラの方を推していた。 　出来ることなら【友人キャラ】と、お近づきになりたい。恋人になりたい。そんな儚い夢を想いながらも現実は容赦なく彼女を巻き込んでいく。 　つまりは、世界は【主人公】を中心に回っているということ。 　主人公補正、運命力の影響で、彼女に突き付けられる【レティアルート確定】のイベントの数々。 　果たして彼女は【主人公】が行き着く【レティアルート　ハッピーエンド】のルートから抜け出し【友人】キャラと結ばれる未来を勝ち取ることが出来るのか…。

　世界初のフルダイブ型ゲーム「ファンタジー·オンライン」のプラチナチケットを手にした少年「明日香　迅(アスカ　ジン)」はゲームをプレイして間も無くゲームからログアウト出来ない事態に巻き込まれてしまう。 　たちまち、デスゲーム化した······訳ではないが現実世界に戻る為、最終ダンジョンである「天空城」を目指す事となった迅。旅の途中で掛け替えの無い仲間と出会い、彼ら彼女らと共に巨大な陰謀へと立ち向かって行く事となるのであった。

【書籍化作品。『いずみノベルズ』より、１〜７巻が好評発売中です】 　俺は、たしかに死んだはずだった。 　現代世界で事故に巻き込まれて死亡した乙葉浩介は、異世界転生の権利を得た。 　一通りの説明を受け、転生のための設定を終え、希望の加護も貰いいざ異世界に旅立つところで、実は間違いでしたので生き返ってもらいますと女神に言われてしまう。 　そのまま急ぎ現実世界に戻されてしまったのだが、貰った加護は全て残ったまま。 　俺の貰った加護は、『異世界のアイテムを売買できる、ネットショップ』のスキル。 　それは現実世界に戻ってきても、確かに残っていた。 　現代世界で、『異世界のアイテムを売買できる』というネットショップのスキルとして。 　そんな彼が織りなす、現代ドタバタファンタジーの開幕でございます。 定期更新：毎週火曜日、金曜日の午前10時 第一部・妖魔邂逅編、もしくは、魔術師になったよ、俺。 第二部・歪んだ日常編、もしくは、魔族との共存って、なかなかシビア。 第三部・異界侵攻編、面倒ごとがやってきた‼︎　←　書籍版、いま、ここ。 第四部・魔人王降臨編　　　 第五部・世界とんでも動乱編 第六部・饗宴なる修学旅行、或いは平穏な日常編 第七部・災禍の赤月、或いは世界滅亡へのカウントダウン 第八部・狂乱のアメリカ編　←ＷＥＢ版、いま、ここ。

これは、思いつき（魔王）とストッパー（勇者パーティー）の激突が織りなす、地方発・予測不能な青春群像劇──！ 東京から山梨へと帰省した白井勇希が目にしたのは、幼馴染みである黒木万桜の奇想天外な研究と、それに振り回されながらも巻き込まれていく周囲の人々だった。彼の脳内でひらめく数々の「思いつき」は、一見荒唐無稽。だが、その根底には常に、未来の常識を塗り替える確かな「実現可能性」が秘められている。 クールな完璧主義者である茅野舞桜は、万桜の予測不能な言動に「ヤダ、恐い」と機能不全を起こしながらも、彼の天才性を誰よりも理解し、そのアイデアを理論的に補強していく。彼女の完璧な顔に浮かぶ、わずかな「ポカン」とした表情や、まさかの「金田ムーブ」は、彼女の人間的な成長の証だ。 そして、万桜の暴走を物理的にも精神的にも「裁く」のは、頼れる幼馴染みにして、恋人一筋の福元莉那。彼女と勇希、そして舞桜が形成する「勇者パーティー」は、万桜が引き起こす「魔王案件」に対し、時に連携してストッパーとなり、時にそのカオスを増幅させながら、共に予測不能な未来を切り拓いていく。 物語の舞台は、豊かな自然と人情が息づく甲斐の国の地方。ここには、転生も魔法もいらない。 万桜の無邪気な一言から自衛隊を巻き込んだ10年前の「雪祭り」の悪夢が再来するかのように、彼の「水嚢の川」というアイデアは、地域活性化、学術の発展、さらには国家レベルの安全保障をも巻き込む、壮大なプロジェクトへと発展していく。 泥臭く、しかし熱く、そして時にコミカルに。 彼らが紡ぐ物語は、非現実的な能力や異世界からの介入に頼ることなく、等身大の若者たちの「思いつき」と「努力」、そして「人間関係」そのものが、いかに世界を変え、未来を創造しうるかを鮮やかに描き出す。 そう、未来の世界のネコ型ロボットがもたらすような夢のような技術は、遠い未来や異世界の物語ではない。彼らの「思いつき」の先に、すでに、もう、すぐそこにあるのだ。 これは、地方を舞台に、天才たちの純粋な好奇心と、それを支える仲間たちの絆が、現実世界に奇跡を起こす、唯一無二の青春群像劇である。 爆笑必至の日常に、国家の思惑が絡み合い、予測不能な物語が、今、加速する！