「次の正しき魔女はお前だよ」 祖母の今際の際の言葉で、次代の魔女として指名されてしまった主人公、ショウゴ。 遺産として受け取ったのは、祖母の家にただ一冊残った浮遊の魔導書だった。 『男性でも魔法少女になれば魔法が使えます！』 魔導書と契約したショウゴはカワイイ少女の姿になり、黒胡椒スパイスと言う魔法名を名乗ることになる。 まずは職場に発生したダンジョンを攻略。 そこで配信者に目撃されたスパイスはネットで有名になり。 会社も潰れ、めでたく無職となったショウゴは失業手当が続く内に、ダンジョン配信で生計を立てることを目論む。 世界よ、これが謎の美少女魔法使い系ダンジョン配信者、黒胡椒スパイスだ！ 「美少女に見えるけど、実はおじさんです」 リスナー「おじさんでもいい！！」「おじさんカワイイ！」「 スパイスちゃんはおじさんのふりをする幼女なんだ！」 ダンジョン配信は今、カワイイの時代へ。 ついでに祖母から他の魔導書を奪った黒い魔女たちとのバトル、世界中のダンジョンに散逸した魔導書の断章探し、そして芸能活動……！！ 今、おじさんが世界にカワイイを見せつける。

西暦986年、コインブラの街は炎に包まれ、血に染まった。 一人の少年・ロドリゴは、母を殺された怒りから人外の力を解き放つ。 その刃は人を超え、やがて神々と悪魔の視線を引き寄せる。 そして現れたのは、炎の爪を持つ謎の少女だった――。

パウリーナは5歳の時に高熱で生死の境を彷徨て前世の記憶を取り戻した。そしてここが小説『聖マリアンヌのピンクの薔薇』の世界だと気付いた。パウリーナはヒロインや悪役令嬢でもなく、モブですら無かったけど。その後に聖女の力を発現したパウリーナは下っ端聖女としてひたすら初級ポーションを作らされた…… 　そして16才になり小説の舞台の王立学園に通えることになった。特等席で小説の世界を鑑賞しようと期待に胸を膨らませたパウリーナだが、何故か小説のように話は進まなくて、気付いたら王太子のエドガルドと仲良くなっているんだけど……悪役令嬢からもヒロインからも白い目で睨まれてさあ大変。皆に虐められるも王太子が助けてくれて更にパウリーナの立場が……平民の私なんか王太子殿下の婚約者なんか無理と逃げようとするが、王太子が許してくれなくて……王太子を巡って血みどろの女の戦いの中に巻き込まれて果たしてパウリーナはやっていけるのか？　 　平民の孤児が繰り広げるシンデレラストーリーの始まりです。 　お楽しみに！　

【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】 事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。 神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ～、ちぎっては投げ～―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。 作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。 「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。 ※カクヨム・アルファポリスでも同時掲載始めました。

社会不適合者、理不尽クレーマー、老害、パラサイト外国人、こどおじ、訳アリ家庭。 さらには、なぜか集会所に住み着いた毒舌ハクビシン「ビシ九郎」まで。 団地という社会の縮図には、笑ってはいけない現実があふれていた。 しかも敵は住民だけじゃない。 自治会の役員同士でも揉め、他の団地や地域からもトラブルが舞い込む。 課題は山積み、気づけば「どうすんの、これ？」状態。 そんな修羅場に放り込まれたのは、小柄で可憐な女子高生、風張いのり。 泥臭い根性論。言い訳の許されない責務。 病んでいる暇などない多忙な業務量。 何を言っても通じない“無敵の人”に立ち向かう精神論。 次々と降りかかる困難に揉まれながら、個性豊かな仲間たちに支えられ、 彼女は日々成長していく――。 これは、未来の日苯で女子高生が自治会長として背負わされた、 笑ってはいけない現実と青春の物語！ 「この団地、女子高生に自治会長を任せるって正気なの！？」 ここに開幕！ ※各エピソードに「（改）」の表記がある場合は、誤字脱字や表記ゆれなど、細部の修正を示しています。 展開や設定の後付け変更、大幅な加筆・書き直しなどは一切行っておりません。 本作は、あらかじめ物語の展開・構造を細かく構成した上で執筆しています。 安心してお楽しみいただければ幸いです。

※鬱、グロ注意 処刑人アストラルは孤独だった。 人殺しが仕事だから仕方ない。幼馴染のリザがいれば寂しくなかった。 しかし。 リザは目の前で殺された。 ローニア村は壊滅した。世界は滅びた。 海底蒸気都市アトランティスの侵攻である。 世界一の機関技術は、容易く地上から人類を排除した。 ……許されない。絶対に。 処刑人はアトランティスへと侵入する。 最果てのスラム、イーストエンドにしがみつき、罪人の首を独りで追い求めていく。 誓ったのは悪の処刑。 これは、復讐の物語――では、ない

11世紀、曲がりなりにも続いていた律令国家はグズグズに腐り、その残影を残すのみとなっていた。平安京が任命する国司たちは六十余国の支配を地方の新興領主に切り取られ、やがて中央も平安京に有力者をさぶらうもの（侍）として呼び寄せ警護、軍事を任せるようになる。武権が国の拠って立つところなら、この時に時代は変わっていたのだろう。 中国大陸から大量の銅銭が怒涛のように押し寄せ、通貨の鋳造を辞めた日本という世界は、やがて院政を開始。上皇が大陸からなだれ込む物品をはじめとする外因、そして動乱の内政を含む内因からなる波乱の時代に向き合うこととなる、「中世」の開始だ。その古代の終わり、中世の始まりのあわいに起こった巨大な戦い源平合戦。その中で勃興し、栄華を極め、滅びた平家への魂の鎮め。それが平家物語。

エリオットは二度の人生で六十年の経験を積んだ転生者でありながら、この新たな世界では元軍医として目的もなく日々を送っている。そんな彼の運命が動き出すのは、帝国研究所で魔法を学んでいた頃から密かに想いを寄せている、天才エンジニア兼探偵ジュリエッチの求人広告を目にした時である。 「知性と推理力を備え、新しい手法を受け入れる柔軟さを持つ人材」を求めるジュリエッチに、エリオットは勇気を振り絞って応募し、驚くべきことに採用される。 帝国の首都アルカーディアに不穏な兆しが広がる中、二人は数々の事件を解決しながら、互いの能力が完璧に補い合うことを実感していく。 貴族と平民の対立が激化し、帝国の行く末が揺らぐ中、エリオットは人生の新たな目的と、長年憧れてきた美しき天才の心を射止める機会を見出すのである。

酔っ払い御用達の運転代行。タクシードライバーも務まらないようなドライバーの底辺とも言われるアウトローがたどり着く世界。そこで必死に昨日と変わらない今日を生き抜く「その日暮らし」の仲間たちや、はちゃめちゃな酔っ払いの生態をノンフィクションで振り返ってみました。まあ、書き溜めた日記なんだけど。よろしく哀愁。

これは、相川ゲンキという少年の物語だ。彼が住む世界は私たちの世界に似ているが、ごく一部の人だけが魔法を使うことができる。何年も表に出ないまま魔導師たちの間で戦争の火種がくすぶっており、やがてゲンキもその渦に巻き込まれていく。 冒険の中で彼は友達や敵を作り、世界の厳しい現実に直面しながらも、かつての少年らしさを失わずに生き抜こうとする。

　新たなる念術強世の物語・・・・・ ななああや丸の世の物語・・・・・ 　異世界を渡り歩いた傭兵さん・・・・・・・ ジョーと呼ばれる主人公は乗り馴れた宙走る蒸気機関車に乗り込む・・・・ 　そして時は流れ・・・・・ 願い道理にジョスヤアの冴えわたるシャアズ劇が・・・・・ 　表現に疲れお休みのジョスヤア！ 起きたり♪ 　いろいろに！♪ 　更にジョスヤアは・・・・・・・ 　常在至福な傭兵さん！ テツロウ・ノヴァ・エン引き継ぎ♪ 　更なるに！♪ タイトルかえました・・・・ 古　異世界渡る傭兵さんテツロウ・ノヴァ・エン

　システムエンジニアが剣と魔法の世界に転生したら、どうすればいい！？ ＩＴ奴隷は異世界でも奴隷？ いいえ、気合と根性でＩＴ革命！ 地獄のＩＴ現場で培ったヘヴィメタルハートを武器に、女神になって世界を征服！ 立ちはだかる電気魔王を倒し、天使の軍勢を食べ尽くせ！ 夢は大きく宇宙へ羽ばたき、時空を越えた荒唐無稽な愛と幻想のペガサスへと昇華する。目指せ、ハードボイルドＳＦ。魔法幼女はドラゴンにまたがり輪廻を捻じる。人類はどうなっちゃうの～？

物語の舞台は、自然豊かな愛媛県のはずれに位置する小さな中学校。 この世に生まれ落ちてから、ずっと色のない世界を生きて来た中学三年生の少女、志藤彩夏は、同級生で聴覚障害を持つ鳴瀬唄子と運命の出会いを果たす。 触れ合っている間だけ、お互いのハンデを克服してしまうことに気付いた二人は、その不可思議の正体を突き止めるべく動き出した。 カラフルに彩られた世界で、そして音に溢れた世界で、二人はお互いの存在を近くで感じながら、同じ思春期を駆け抜けていく。 不思議な力で世界の美しさに気付いた二人の少女が辿る小さな冒険物語。 少女たちの駆け抜けようとする道の先には、どんなエピロークが待っているのだろうか……。

　異世界転生キタコレー！　と、テンションMAXの転生者リアーヌ。 　しかしなんと！ 　その世界は乙女ゲームの舞台となった世界だった⁉︎ 　えっあの私の最推しゲーム『ギフト』⁉︎ 　えっ物語のスタートは来年⁉︎ 　……ってことはつまり、攻略対象たちと同じ学園ライフが送れちゃう……⁉︎ 　――これも全て、ある日突然貴族になってくれた両親のおかげねっ！ 　……あー、でもあのゲームに『リアーヌ・ボスハウト』なんてキャラが出てた記憶ないから……きっとキャラデザも無いようなモブ令嬢なんだろうな。 　――これは、ある日突然貴族の仲間入りを果たしてしまった元日本人が、大好きなゲームの世界で元日本人かつ庶民ムーブをぶちかまし、知らず知らずのうちに周りの人間も巻き込んで騒動を起こしていく、とあるご令嬢の暴走を記した物語であるーー 　果たしてリアーヌはこの世界で幸せになれるのか？ 　周りの人間たちは無事でいられるのかーー⁉︎

私は神を殺す――。その愛で世界を歪めた女神を。 ------- 私は「呪われた子」と呼ばれている。 私がいると「ゼタ」と呼ばれる魔物が現れるからだ。 私は四歳で故郷を失った――私のせいで現れたゼタたちによって。 十二歳で屋敷を飛び出し、その後の四年間、私は町から町へと彷徨った。 ようやく辿り着いたベルドの町で、私は「転生の魔女」メルタナーザと出会う。 そして、ジルという運命の女性とも――。 ――運命の輪が再び回り出す。 --------------- https://syosetu.com/site/isekaikeyword/ の規定により、 > 主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生もしくは転移する要素が存在し、主な舞台が「異世界」である。 となるので、転生要素はありますが、「異世界」 to 異世界であるため、「異世界転生」のタグはつけておりません。

柳雪は目が覚めると見慣れない部屋にいた。そのほかにもいろんなことが変わっている世界…そして知ることとなった。この世界は男女比が1:99の世界であることに・・・

王位継承の試練！最強ヴァンパイア、人間界でバンドデビューを命じられる！？ 混沌。それこそが、魔界を最も的確に表す言葉だ。 牙を剥く獣たち。毒の風をまき散らす悪魔。空を裂くドラゴンの咆哮。 すべての種族が力で順位を決め、誇りと支配を奪い合う世界。 その頂点に君臨するのは、若きヴァンパイアの姫――リーラ。 その力は、まさに規格外。並みいるモンスターを一瞬で蹴散らし、誰も彼女に逆らえない。 当然、次代のヴァンパイア王としての座も、誰もが彼女のものだと思っていた。 だが、その日。 父である現王は、予想外の言葉をリーラに告げる。 「お主は強い。だが心がない。恐怖で支配するだけでは、真の王とは呼べぬ」 魔界ではいま、“魔ネージメント”なる概念が流行しつつある。 かつてのような力だけの支配は“モンハラ”と呼ばれ、古い考えとされる時代。 民を動かすには、心を動かす力が必要なのだという。 そんな中、父が出した試練は―― 「人間界で、バンドデビューを果たしてみよ」 「お主のやり方で観客の心をつかみ、見事成し遂げれば、王位を継承させよう」 しかも条件つき。 姿は人間に変えられ、“力が人間にバレたら即ゲームオーバー”。 つまりリーラは、「ただの人間」として「音楽だけで」人の心を動かさなければならない。 さらに、「バンドバトル優勝＝ヴァンパイア国王位継承」と聞きつけた他の種族達も一斉に人間界へ降り立つ！対戦相手は人間なのか、モンスターなのか！？ かくして最強のヴァンパイアは、人間界へと降り立つ。 初めて出会う文化、仲間、ライバル、そして――音楽の力。 これは、魔界の覇者を目指す少女が、 最も“非力”な方法で心を掴もうとする、もうひとつの戦いの物語。 本作は作者が執筆し、一部にAIによる文章補助を取り入れています。

生まれが原因で蔑まれ肩身を狭くして生きる庶子の王子リアム。 学園の卒業パーティーで親戚の公爵令息テオドールの婚約破棄騒動に巻き込まれ、騒動の中心人物たちの巻き添えを食らって倒れてしまった。 療養を名目に不条理にも謹慎させられるリアム。 そこに悪役令嬢の汚名を着せられ婚約を破棄されたソフィアが訪れ、告げたのだ。 婚約破棄の理由は口実にすぎず、テオドールとリアムの婚約者エミーリエの二人は下町の隠れ家で不貞を働いていると。 謹慎を破り護衛も付けず、ソフィアと共に不貞現場に乗り込み証拠こそ掴んだリアムだったが、思わぬテオドールの反撃を受けて新大陸へと売られてしまう。 密貿易船に侵入した護衛のライモンドの尽力のおかげで売り飛ばされこそしなかったものの、新大陸に辿り着く羽目に陥った。 総督府に赴いて助けを求めたリアム達一行は、そこでテオドールによく似た面差しの男、ライモンドと同じ赤狼の民の男、父に面差しのよく似た少女の3人と出会う。 その3人は死んだはずの父方の伯父と母方の叔父、父の正妃の娘である異母妹レジーナだった。 また、リアムの容貌を見たリアムの伯父アレックスもその出生の秘密を察して、20年足を踏み入れなかったメルシア連合王国本国への帰還を決意する。 父王との対面によって明かされる真の両親、彼を愛する存在、環境の変化がリアムを変え、怯えた少年であったリアムは大きく成長する。だが、その感動の一幕の陰で顔を曇らせるレジーナ。 ノーザンバラ帝国との陰謀を発端に絡まり続けた家族の関係を解き、織り直す物語。 スキルも魔法もない世界で巻き起こる二人の寝取られ王子と二人の悪役令嬢を中心に繰り広げられる家族ドラマです。 この話にBL要素はありませんが、この話の過去編「自由を取り戻した男娼王子は南溟の楽園で不義の騎士と邂逅する」はBL要素があります。この話単体で読むことができます。カクヨムにも同じ物を投稿しています。

　強さは筋肉の太さでも、魔力の多さでもない。 　“どこをどう繋げるか”だ。 　王都測量局で地味に働いていたノエルは、貴族のご子息を持ち上げなかったせいで“役立たず”の烙印と共に追放された。彼の固有技能《地図編集》は、見た目にはただのペンと紙。だが、描線は“地の脈”と共鳴し、点は“資源の芽”となる。 　行き着いた辺境には、誰も制御できないダンジョン。“湧いて出る”魔物と、“湧いて消える”金。 　ノエルはまず道を引いた。戦線と生活路を分離する一本。給水線と排水路を“二重線”で囲う。湧出点の周囲に“検問アイコン”を置き、警備動線を短縮。食料は？　“農地タイル”を段丘状に配置して日照を最適化。 　ただの地図遊びに見える作業が、翌朝には現実になっている──ダンジョン前に並ぶ露店、渋滞しない荷車列、夜も安全な灯りの縦列。 　元上司は言う。「地図で飯は食えん」 　では見せてやろう。地図で国を食わせる方法を。 　魔物の“湧き”は脅威ではなく、安定供給の“鉱脈”。危険区画は“立入禁止ハッチング”で封じ、討伐隊は“周回ルート”で疲労ゼロ。治安は“見回りピン”で可視化、雇用は“工房アイコン”で創出。 　辺境は今、都市になる。 　そして、王都からは“収奪の徴税路”が伸びてくる。 　――上等だ。線の引き方で、すべてを逆流させる。 　誰もが見落としていた“弱いスキル”の本質で、世界の配線を書き換える。爽快だけど働き者、静かだけど痛烈なざまぁ。読むうちあなたも、地図に線を引きたくなる。 登場人物（主要） ノエル：元・王都測量局雑務。固有《地図編集》。温厚だが線を引く時だけ性格が黒い。 ミィナ：辺境村の鍛冶兼ギルド受付。現場最強の“段取り”担当。 ルカ：元迷宮案内人の少年。危険嗅覚が鋭いスカウト。 エセル：王都の実利派貴族令嬢。初期アンチ→中盤同盟。 ガルド：ダンジョン生態に魅せられた獣人学者。資源化の理屈要員。 パルド局長／ギーゼ伯：旧職場と王都側の搾取コンボ。“断罪回”の的。

「この世界はゲームで……僕たちはみんなゲームのキャラだったのですね！」 　貴族の元に生まれた中性的で儚げな美少年のルッタ・アルルーは、木登り中に落下して頭を打った拍子に前世の記憶を思い出した。 　なんと彼は、前世の自分がプレイしていたゲーム『アルティマ・ファンタジア』の世界に転生していたのだ。 　おまけに、ルッタというキャラはゲームの序盤で死亡して姉であるメインヒロインの心に傷跡を残す役目を背負った、死亡確定のサブキャラクターであった。 「何としてでも破滅の運命を回避しなければいけません！」 　そう決意したルッタは、生き延びるためにレベル上げを開始するのだが……。 　 「盗賊を発見しました！　とりあえず殴って経験値にします！」 「や、やめてくれっ！　助けっ――ぎゃあああああああッ！」 「経験値！　経験値！　経験値！」 　――前世の記憶に目覚めてから、何やら様子がおかしい。 ※カクヨムにも掲載しています