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作者:山本賢二/作品情報/Nコード:N0512GF
短編 |
高校2年の夏を迎えた宮前ラダ。彼女は、この夏、自分の水嫌いを克服するため、父、賢太が持っているカヤック譲り受け海へと挑む。
最初は水嫌いを克服するためだったが、次第に熱が入り、遂に松山市沖の興居島へ渡ると言い出す。
父、賢太はモーターサイクリストで本も刊行しており、ラダの航海が、自分がバイクに乗り人生が動き出したと同じように、ラダの航海も彼女の人生が動き出す最初の1ページと確信し全面的に協力する。
父賢太の協力を得てラダは興居島へ向けて出発するが、そこでは想像もできないような事に見舞われ、予定のコースを大きく外れることになる。
そこで起きたことは単に水嫌いを克服するため、以上の経験をラダに与える。
翌年、ラダは大阪の専門学校へ行くことになる。前日、ラダは父、賢太の書いた本を借りる。
翌日、母から渡された父の手紙を列車の中で読むラダ。
ここで改めて父、賢太の自分の名前“ラダ”に込めた思いを知り涙を落す。
父の人生の最初を記した本をトランクから取り出し、初めてその1ページを開いた。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: HJ大賞6 春チャレンジ2025 現代 日常 ハッピーエンド 青春 ホームドラマ SQEXノベル大賞2 HJ大賞5 ネトコン12 集英社小説大賞5 女子高生 カヤック 海上 ネトコン13 最終更新日:2020/05/03 21:00 読了時間:約26分(12,601文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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