2009年夏、日本のある地方都市。 小さな愚連隊「NOVA・9」を率いる総帥、神楽 朱音が突如として姿を消した。 朱音は仲間を裏切るような人間ではない。 十年来の絆を持つ仲間たちには分かっていた。――これは自ら消えたのではなく、誰かが目的を持って彼を攫ったのだ。 仲間たちは動揺しながらも、失踪の真相を探るため動き出す。 その矢先―― 「初めまして。君たちが朱音君の友達かな？」 不気味な訪問者との出会いを皮切りに、 ただ喧嘩して笑い合っていた日常は、血と死に塗れた非日常へと変貌していく。 火,金曜日の夜、計週1~2話の頻度で投稿を頑張りますが、あんまり期待しないでください。又、この作品はカクヨムをメインにしてるため、こっちの方では投稿が遅れたり、忘れたりするかもしれませんがご了承下さい。

第1章 日本住む高校2年ソヨヒト。 突然、異世界人（エルフ）の義妹が出来る。 破天荒なオトンが家族を巻き込み壮大な、 計画を実行させる！！ 果たして、ソヨヒトは平穏な高校生活を送れるのか？ 第2章 ソヨヒトと、エルフの美少女シルとの日常ラブコメ、、、、ラブ多め？ 第3章 異世界からの訪問者年下美少女エルフシルと、憧れの美女同級生さおり、年上おねーさん美女シズク（仮恋人）と、高校2年の夏を謳歌する。 そして、学園ラブコメ王道の生徒会ではハーレム生徒会を謳歌する予定？ さぁ〜ソヨヒトよ！！ 夏だ！青春だ！生徒会だ！ 第4章 オトンが突然姿を消したけど、やっぱり何事も無く戻ってくる、、、！！ そんなことより、さぁ〜ラブコメの王道生徒会！！ さおり会長とシル副会長、そしてシズク会計にこき使われるソヨヒト庶務は、立派に生徒会を運営しながら3人と ラブコメを充実出来のか？ 第5章 年末にかけてイベント盛りだくさん！！ まずは修学旅行！！クリスマス！！そして冬休み！！

　現代日本とどこか似ている世界では、いつのまにか【地下迷宮】が発生し、探索や採掘で稼ぐ『探索者』や『訪問者《ゲスト》』が活動をしていた。 　幼い頃から身体が弱く、色んなことを諦める事に慣れ続けていた主人公の菅田《スダ》知春《チハル》 　働いていた会社も勤務実績の悪さからクビになり、祖父母の遺してくれた一軒家がある地元へと帰ることになる。 　地下迷宮で手に入れたステータスとスキル『シンタイキヨウカ』を頼りに、知春の“身体改造”計画が今、始まる！！ ※登場する地名などは架空のものであり、実在のものを貶める意図などはありません。物語の中の独自の世界として楽しんでいただけると幸いです。 ※物語中の病気や症状は現実のものとは異なります。似た症状があっても人によって違いがあるため、個人で判断をせず専門の機関での診察や検査をして、キチンとした診断を受けるようにしてください。 　読者の皆様のご健康を心よりお祈りします。 ※この小説は同タイトルで『カクヨム』様のサイトでも連載しています。

　 　落し子、異邦人、訪問者、時のさすらい人。 　他にも呼び名は数多くある。 　だけど。 　『関わるな、見つけ次第報告をして、速やかに捕らえよ』――それが彼らへの各国共通の対応。 　そして白い髪、薄灰色の瞳の青年は獣人の子と出会い旅をする。いつか叶うだろう願いを求めて。 　＊新しく始めます。更新は不定期です。

街のはずれの小さな路地の奥でひっそりと佇む木造二階建ての古い店の中にはただ一人の少女がいるだけ。 窓辺の花と古びた本の紙の匂いのする埃っぽい部屋で、15歳の少女リゼッタはただ本のページを繰る。 店内にはごちゃごちゃと色々な物が置いてあるが、なぜか落ち着く不思議な空間。暖炉の火はパチパチと音を立て、淹れたばかり甘い紅茶の香りもほんのりと漂いはじめている。 今日も今日とて客の一人もいないが、現在営業中のこの店は【何でも屋アルカナム】。リゼットが営むこの店、アルカナムは、どんな難題だってこなす何でも屋。 ここに訪れるのはいつも不思議な悩みを抱えた人々。 そんな不思議な人達だけが訪れるべくしてここを訪れるのだ。

一見完璧、頼れる先輩の思わぬ弱点を知ってしまった時、人は幻滅するだろうか？　それとも微笑ましく思うだろうか？　 本人には申し訳ないが、ほんの少しだけ優越感に浸れるかもしれない。

嵐の夜、ずぶ濡れになって帰ったオレは震えていた。 悪寒のせいではなく、同僚を殴って殺したかもしれなかったからだ。 そんなオレは未明になって鳴り続ける呼び鈴の音とノックによって起こされる。 だが、覗き穴から台風直撃で荒れ狂う外を窺ってみると訪問者の姿はなく―― 　 ◆本書は ＲＥＤ文庫（http://red2468.g2.xrea.com/）にて 掲載した作品に加筆・訂正したものです。 内容に大きな変更などはありません。

主人公、枝川緋色は洞窟の中で目を覚ます。辺り一面に広がるのは藍色の闇と寝心地の悪い石肌。そんな突拍子もない状況に困惑する彼のもとに、我知らずと訪問者が姿を表す。全身をローブで覆う、長身の人物。その内に秘められた姿を目にした緋色は一体なにを抱くのか。……美学、信念そして流儀。命をとして最上級の生き方を。

退屈な日常の中、小学生の頃に見つけた古い神社を「秘密基地」にし、「いつか神様になれたら」と空想する高校生、山口将希（やまぐち まさき）。 ある日、将希が通う学校に神崎葵（かんざき あおい）が転校してくる。人形のように美しいのだが、氷のように心を閉ざした彼女は、クラスで『神様』と揶揄されるようになる。 だが将希はまだ知らない。 彼女は、小学生の夏にこの秘密基地の唯一の訪問者である、あの少女だということを。 そして葵もまた、気づいていない。 都会での陰湿ないじめで感情を失い、逃げ帰ってきたこの島で、あの神社で出会った「思い出の少年」に再会できたということ。そして繰り返される、葵へのいじめのことを。 「神様になりたい」と願った少年は、皮肉にも「神様」と呼ばれる少女を救うことができるのか。 止まっていた二人の時間が再び動き出すとき、互いが互いにとっての世界でたった一人の神様になるまでの物語。

嵐の夜、セレナとルゥが焚き火を囲んでいると、小屋の扉が激しく叩かれる。 開けると、そこには血まみれで倒れ込む若い女性。 セレナは迷わず彼女を中へ運び、ルゥは警戒しながらも静かに見守る。 女性は意識を失っており、名も素性も分からないまま、夜が更けていく。

【第一章】 2年前、実の兄と姉代わりだった幼馴染が揃って失踪した。高千穂ナオル（直）は慕情とコンプレックスを引きずったまま16歳の春を迎える。心の通わない父親にある決意を告げ、入学式へと向かったナオルは、突如白い靄に包まれ、気が付いたら見知らぬ森の中に居た。 そこで出会ったマルヴァスと名乗る青年から、自分が異世界からの訪問者、“渡り人”であると聞かされるナオル。 自分の居た世界に帰る為、彼と共に王都へ向かう決心をしたナオルは、最初に訪れた街の宿屋で看板娘のサーシャと知り合い、心を通わせてゆくのだが…………。 過酷な運命に翻弄される少年の、絆と成長を描く冒険ファンタジー開幕。 【第二章】 竜のもたらした暴虐と破壊は、街に甚大な被害と深い傷痕を残した。 心身に受けた悲痛も癒えないまま、ナオルは領主イーグルアイズの要請で、彼の娘メルエットと共に王都へ赴く事となる。 異世界における最初の友マルヴァス、かつて争った相手のローリス、そしてサーシャの弟であるゴブリンのコバも加わり、一行は王都を目指して旅立つ。 無力な少年が大切な人々を守るため、徐々に自らに眠る力を呼び覚ましていく第二章。 ※ノベルアッププラス、カクヨムにも投稿しています。

隣家の様子から人が殺されたのでは、と疑う主婦の三日間。

仕事を終えて帰宅した主人公は、誰もいないはずの家でシャワーの音を聞く。

とある世界。 統一帝国イル＝ヴァリアの南方に位置する貿易都市"ザル=メルカ"。 多国籍な文化が混じり、交易で栄えたこの町は、エリサ・セレファーン皇女殿下の統治のもと、明るく、それでいて秩序だった街。 古くは城も築かれたこの街は城壁に囲まれ、外界と街を程よい距離感でつなげている。 しかし、一つ壁を越えた旧城壁外区には、壁内での利権争いに巻き込まれた住民や不法移民、ギャングのはびこるスラム"ロウ・ネスト"が広がっている。 そんなスラムで生きる青年"ケイ"は今、獄中で静かに死を待っていた。 かつては全く別の世界にいた彼は、理由も分からぬままこの地に辿り着き、頼る者もなく、ただ日々をやり過ごしていた。 だがある日、策略により彼の運命の歯車は音を立てて回り始める。 そして、絶望の底で待ち受けていたのは──思いも寄らぬ訪問者だった。

念願の都会でのマンション暮らしを満喫する日々。しかし突如訪れた深夜の訪問者に繰り返されるチャイムに、俺は一人の女を思い出す。 ーーまだ終わってなかったのか。 十年以上前大学生だった頃、自分をストーカーしていた佐藤絵美里。彼女がまた現れたのだと。

1980年── 第二次世界大戦に勝利した大日本帝國とナチス・ドイツは、世界を二分しながらも、互いに冷たい均衡を保ち続けていた。 だが、列島での核実験の失敗と暴動をきっかけに、帝國はこの地を“管理外地域”として切り捨てた。 首都は満洲へと移され、日本列島は国家の庇護を失い、地図の余白に追いやられる。 　法は失われ、国家は崩れ、通貨は腐り、銃だけが価値を持つ世界。 それでも、人々は生きていた。傭兵、難民、技術者、密輸屋、そして過去を持つ者たち。 誰もがこの崩れかけた島の上で、自分だけの居場所を探していた。 　旧・大宮の街は、かつて東京防衛の最前線──“防波堤”として築かれた都市インフラの名残を留め、今では数少ない“秩序”の拠点として機能している。門前衆と呼ばれる自警団が治安を維持し、傭兵たちはその陰で金と情報をやりとりしながら命を繋いでいた。 その街に、一人の男がいた。 名を、ダン・クロイ。 かつて帝國の特殊部隊に属し、いまはその過去を背負ったまま、金で仕事を請け負うだけの傭兵として、静かにこの地を生きていた。 そして、もう一人の訪問者。 サラ・ウィンターズ。 「元・海兵隊のフリー傭兵」と名乗る、素性の知れぬ女。 物語は、ここから始まる。 無法地帯の片隅で交わされた、一杯の酒と一つの契約から。

檻に覆われた街で、僕は生きてきた。外の世界なんて知らなかった。そもそも、出てみたいなんて思わなかった。 でも、ある日僕はどうしてか檻が気になって。やってきた外からの訪問者に、僕の胸は踊った。 外の世界に出たのなら、一体どんな気分になるんだろう。 ※この作品はPixiv、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。

豪華客船のクルーズ中に、主人公の遥は、夜の甲板から深海に光る奇妙なものを目撃する。それは、まるで人の形をしており、遥を船底へと誘うかのように動き出す。船内の乗客や乗員が次々と奇妙な行動を取り始める中、遥は、深海からやってきた未知の存在が、人間の魂を求めていることに気づき、その恐怖から逃れようとする。

疲れた日々を送る会社員・優は、ある日、見慣れない路地裏で不思議なカフェ「魔女の気まぐれ亭」と出会う。 そこで得た体験は、彼の日常に思わぬ変化をもたらしていく。 そして、その扉が再び現れた時、新たな訪問者との巡り合わせが、静かに紡がれていくのだった。

「遥か昔から続く天地戦争に疲弊する世界。天の加護を説く聖公国、無為な平和を望む黄昏共和国、そして混沌から自由を謳う自由連邦。三つの勢力が争うこの異世界では、日本から召喚された「勇者」や「改革者」たちが、それぞれの思惑の中で生きている。 オッドアイ・サンダース、通称“おっさん”は、そんな召喚に携わる召喚師の一人。彼の国《黄昏共和国》は、勇者のように戦う存在ではなく、日常を豊かにする人材を求めていた。やがて彼は一癖も二癖もある異世界からの訪問者たちと出会う。 これは、異なる思惑が交錯する異世界で、召喚された者と召喚師が織りなす、どこかチートではない、等身大の異世界転生ファンタジーである。」