安らかに置かれているばかりではありません。いつなんどき、倒れることがあることか……。

意図せざる届き方は、いつでもどこでもあり得るもので……

死にゆくものへ、余計なことをするものではありません。水にとっては、なおのこと……。

あなたの行い、誰かなにかはきっと見ている知っている。

その音は聞こえるべき？　聞こえないべき？

別世界をのぞく、勇気はお持ちか？

うぬはなぜ、そのような姿でそこにいる？

何がきっかけで、見られることになるか……わからないものです。

なんとなく追いかけたい衝動に駆られること。ときにあるものです。

あなたを「大人」と認めるのは……なにもの？

出てほしい。出てほしくない。 様々な事情が世にはあるもの……。

そのために、よこしまなるものを退ける。

【舞台】どこかの次元にある惑星、そこにある大陸。最大の国力と国土を持つ千年帝国、その周辺国家。 【主人公　クローンボディに転生させられたおっさん】ヒロア。この物語の語り手。魔導士。十五歳だけど中身は日本でサラリーマンやってた四十代。最近になって記憶の封印が解かれ前世を思い出す。 【ヒロイン　恋愛とは無縁に育つ】千年帝国の第二十三皇女セルア。十五歳。自らをドラゴンに変化させる魔導が使える。とある討伐部隊に参加、ヒロアに命を救われ彼に恋慕の情を抱く。任務に失敗した彼女は帝国にとって最優先抹殺対象となる。 【転移させられた少年】クローセ、本名は黒瀬。ヒロアとセルアに雇われた傭兵。昭和時代の日本から優子とともにヒロアのいる世界へ転移させられた。元男子高校生。神力が込められた剣を出現させる。ヘヴィメタルとSFが好き。 【同じく転移させられた吸血姫】ユウコ、日本語表記は優子。黒瀬の相棒。戦国時代から生きる吸血鬼。外見は女子高生。 ※ハーメルン、カクヨムにも投稿しています

その境、侵すべからず。

普段から接する顔は、相手のすべてではないものです。

箱に育つ、ひとつの世界

頼むことは、無償とはいかないもの。

そのきざしを受けたなら、帰るよりもなによりも、やるべきことがある。

つながりは、いつできるか読めません。気をつけたいところ…

いないように思えたその場にも、つながりはあるのかも。