街の人を襲うＲＰＧ的な勇者・騎士・魔法使いのパーティ。
　格ゲーさながらの超人的な戦闘力を持つ天狗と武者。
　街を破壊する無慈悲なロボット……

　次々と現れる正体不明の敵との息もつかせぬバトルに次ぐバトル。
　多彩な戦闘シーンの描写が圧巻。

　強化装甲服を纏った木下君＆増山氏コンビの超人的な闘いは勿論、対比される「普通」の公安部隊の狙撃シーンの緊張感もミリタリーものとして濃厚。

　新聞記者に「ヒモ男」と評価された木下君のプレイボーイ振りと、彼に関わる女性たちも時にニヤリ、時にしんみり魅せる。

　ひっそり張り巡らされた伏線と、明かされる敵の正体。
　全ての出来事が繋がった時、スケールの大きい展開に翻弄される。

　全てを覆い尽くす絶望を前に、愛は「優しさのないこの世界」を救えるのか？

「――私ね、好きな人ができたんだ」
始まりは幼馴染の一言から。
臆病な主人公は、ようやく自分の想いに気がつく。
時が経てば忘れてしまうものもある。けれど、忘れられない思い出や忘れたくない想いもある。この寒い季節に合う、甘酸っぱい恋愛小説。。

縦書きPDFで読むことをオススメします。それからココアを飲みながら読むのも良いでしょう。そして読み終えたらきっと、夜空を眺めたくなるでしょう。

基本は妖怪退治でありながら、マッドサイエンティストが科学の力と観点で分析しながら戦うという話。
出てくる妖怪は都市破壊規模の強さの者が多く、妖怪退治というより怪獣退治のノリ。
妖怪の多くは容赦無く人間を食い物にしてくる、人類の敵対種として描かれています。
一方、主人公も依頼者を実験台にして殺害するので、悪と悪の戦いと、割り切って読んだ方がいいかも。

異能バトルとしてはかなり激しい部類で、毎回激闘。
戦闘シーン以外にも、グロテスクな描写の力の入れ方や、各話の、怪談や伝記めいた導入及び締め方が秀逸。

大半の話が、一話で１エピソード形式であるため、非常に読みやすいです。
毎週木曜日にあげられる週一連載なので、木曜日の楽しみになっております。
バッドエンドもハッピーエンドも混ざっていますが、一話一話が心地好く読めます。
ダークな内容でありながらも、全体的にコミカルなノリです。

もとの世界で詐欺師であった主人公が異世界に20年前の姿で転生し、とある一軒のボロい食堂を立て直すローファンタジー。
最初はシリアスな小説かな?と思いつつ読み進めていくと···
コメディー全開！主人公は詐欺師なのに巨乳の前ではただただ無力！食堂の店長はIカップのど天然!領主は無乳で主人公にイジられまくり!?他の登場人物も（1名を除いて）とんでもなくキャラが濃いです。主人公が周りを引っ掻き回して様々な事を成し遂げていくのはとても愉快で直ぐに話に引き込まれますよ。
そして、詐欺師として生きた20年を主人公はやり直す事ができるのか···感動ものです。
コメディーなのにちょっぴりシリアス!『あとがきが本編』と呼ばれた作家、宮地拓也さんが送るローファンタジー、ここに開演!!
　
「世の中にはな、悪人の方がずっと多いんだよ。勉強になったな」

著名な小説を読んでいて、息をするのを忘れていた、なんて経験が何度かあります。話に区切りがついてやっと、水中から顔を上げることができたような。
私はその状態になることに、小説を読むことの面白みを覚えています。

各章の終了間際、毎度のように押し寄せてくる呼吸停止の波に悶えました。そうなったらどうするでしょうか？　その結果がこのレビューです（笑）

全141部、50万字越えの長編小説。
定期連載中なのであまり心配もありません！

暇を持て余してしまうような冬休み、年末年始に一時の興奮はいかがでしょうか？

主人公のおばあさんが、孫を預かるところから物語が始まります。

読んでと持ってきた本が「桃太郎」でも、これが可愛い孫に聞かせてあげられる内容ではない。

困ったおばあさんがとった行動は、即興でおばあさんが物語を作るという手段に出た。

桃太郎の話ってこんなだった？
と思わせてくれるはずてす。

おばあさんの即興物語の桃太郎。

あなたも是非、おばあさん即興桃太郎を読んでみませんか？

デートに１時間17分遅刻をする主人公。物語はここから始まる。

１時間１7分も遅れてきた彼に、怒ることなく大人な対応をする彼女。

普通なら文句のひとつでも溢れてきそうな場面で、神対応をした彼女を見習いたいと思わされる。

何に対しても柔軟に対応する彼女を見習いたいと思わせる。

あるきっかけがあり、親密になっていきますが、ここからは自分で確かめてみませんか？

素敵なラストがあなたを待っています。

作品の設定としては、新婚の夫婦のところへ、住む場所の無い夫の元カノが転がり込んで来るところから始まります。その奇妙な３人での同居生活が妻視点で描かれていて、強く夫に言えない胸のうちや心の葛藤が描写されていて強く引き込まれます。あまり詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうので簡単に書くと、ただ、頭のおかしいおじさんと無神経な元カノに流されやすいおばさんがうじうじうじうじ、落ちという落ちもなくひたすらうじうじしている話です。

世界は美しい。そう思えるのは、いつぶりだっただろうか。私がこの作品に出会ったのは数ヶ月前。事あるごとに読み返し、世の儚さに浸っていた。

この作品のおかげで、貴方は「日本語という言語はここまで美しいのか」と、何度だって思うことが出来る。

世の中、楽しいことばかりじゃない。誰だって死ぬし、他人を呪うし、恨み、嘲る。
でも、その営みが有限だからこそ。完璧じゃないからこそ、そこに美しさを見出せるのではないか。この作品は、そんなことを教えてくれた。

薄いガラスを隔てて、今日も世界のどこかでびいどろが鳴る。彼女といつか出会う時、僕らはなんの話をしてあげられるのだろう。どんな話が聞けるのだろう。


ぽっぺん、ぽっぺん。

今日も世界の片隅に、まだ誰も知らない美しき黄金の煌めきが。

作品の中に何度も出てくる言葉

[負けるな！　這い上がれ！]

この言葉に勇気をもらえるはずです。

丁寧に書かれていて読みやすい作品です。

普段、歴史物語に触れることがない方にも読みやすい作品です。

登場人物の決して諦めない精神に、きっとあなたの心に何かを残してくれるはずです。

歴史大好きな方も、少し苦手意識がある方にも楽しく読んでいただける一冊がここにあります。

皆様も一度、読んでみませんか？