誤字ではない。この作品は『ミステリアス・トリニティ』通称ミストリと呼ばれる架空の「呪われた作品」を下敷きにしているのだ。
　主人公のショウはただの平凡な殺人事件愛好家の青年だが、ある日映画の上映中にミストリの世界に引き込まれていく。しかもタイトル通り、彼こそが一作目の殺人鬼に成り代わっていたのだ！

　謎がちりばめられた霧の町ロンドンを舞台に、次々と開く惨劇の幕。ミストリファンのショウとしては持ち得る知識を最大限に活かして出来る限り楽しみたいところだ。しかし、登場人物の大半が死に行くこのミストリ世界でそもそもショウは安全なのか？

　謎を解けばまた謎が。あなたはきっと虜になる。あなたのすべきは謎を解くことではない、真実を知ることだ。

　急ぎたまえ、フィルム交換は終わった。作者は手が早い、このままではあっという間に終幕だ。この週末に最高のミステリをあなたに。乾杯。

　今なら映像特典も！

SFジャンルを漁っていて見つけた作品である。
1000字強の短い作品だが、作品のよしあしは文字の寡多とは無関係である。

楽曲のプロモーションビデオを観ているような印象を受けた。
長くはないが、作品に奥行きがある。筋の通ったテーマがかる。
（あくまで私個人が受けた印象である。）

この作品のような美しいSF作品がもっと読みたい。切にそう願う。

登場人物の見た目とか、周りの建物とかの描写がとにかくとても濃いです。読むだけで、ぱっと頭に浮かぶ感じがします。あとは、色の名前の種類がすごい多くて、それを調べたりして、ああこんな色なんだ！って勉強しながら読むのも面白かったです。(自分の不勉強なだけなんですが(笑))凄く濃い描写が好きな人にはオススメかもしれません。

ミル可愛いよミル！！
絵日記も最高です！
ミルの可愛さに、みんなノックダウンされてますね。
最近心荒れることが多かったので、非常に癒されました。
ミルの行動ひとつひとつに癒しパワーが！
可愛らしい元人間雪の精霊の子供のミルが、厳つい顔の北の砦の騎士達と繰り広げる日常。
優しくてほんのり暖かくて、ずっとこんな日が続けばいいのになぁと思ってしまいました。
とにかく、ミル可愛いよ！

設定がかなり独特でそれでいて何故か引き込まれる。そんな作品の気がします。鬼が出てきましたが陰から鬼になったなどと本当の事を交えていて更には刀も鬼に関係する物が出てきていてかなりリアルに感じました。

それぞれのキャラクターが感情豊かに描かれているため読みにくさも少々ありますがとても感情移入してしまいそうになる事が多々ありました。いきなりの戦闘で戦えるというのは意志が強いですが、別の場面ではそこまで強気じゃなかったりして彼の人間らしさが滲み出ていると思います。どんなに強く見える人間にも弱い点はある。それをどの様に埋めあっていくか？これがテーマなのかもしれませんね。

遥くんはいきなり戦いの世界に引きずり込まれましたが彼がこの後どうやって、そしてどのように成長していくのか？彼の心情描写に注目して読んで行くと面白いと思います。

最終的に遥くんが鬼達との戦いを終わらせるのか？楽しみにしています。

主人公が召喚された王国は、導入された鉄道によって潰れそうになっていた。
チートと呼ばれるものが全く授からなかった彼だが、あらゆる鉄道関係の知識を持っていた。
彼は、王国の経済を立て直すために立ち上がる。
そんな彼の前に内乱や戦争、天災など、てごわい敵が立ちはだかる。
鉄道会社を興し、頭脳と知識をフルに使って立ち向かっていく。
魔族との戦いなどではないが、この主人公の戦いも勇者の戦いであろう。鉄道に興味のない人も次から次へと起こる事件には目が離せなくなる。
回りくどくなく展開が早い作品なのでついつい時間を忘れてのめりこんでしまう。
この手の作品はチョットなんてと避けないで一度読んで見よう。末広がりのようにだんだん面白くなっていくのがわかるから！

主人公と少女は奇妙な出会い方の後に信頼関係を築き、次第に惹かれ合う。二人は自分の事が嫌いだが、互いの事が好きすぎて偶に拗れてしまう。そんな関係が堪りません
主人公と少女は落ちこぼれである。主人公は限られた力で少女を守る為に時には強大な敵に立ち向かう。この作品はそんな戦闘の描写や展開も素晴らしいと思いました。
この作品には『ボクっ娘』や少しの『ヤンデレ』要素を含みます。堪らない人には堪らない。『俺TUEEEE』や『ハーレム』にはもう飽きたという人は是非読んで見てください。

はじめてレビューを投稿させていただきます。
このお話が今１番好きなので、レビューにチャレンジしてみます。

このお話はどマイナーなバイクレーサーの話です。
バイクとか興味ないってひかないで欲しい！
レースシーンの魂にガツンとくる熱さと、オフシーンのキャッキャした女子会のセットは絶対楽しい組み合わせですから！！

個人的には ガル○ン の衝撃と近いものを感じています。みんな大好きロシアン美人も出てきますし
格好良い×可愛い＝∞の黄金式にガッツリハマっています。

第1話からバリバリのレースシーンと世界観の説明が少し続くため、読みづらいかな？
と思うかも知れませんが、数話耐えて読み進めてもらえれば、ハードなプロスポーツの世界で戦う女性達の熱カワイイ世界が待っています。

異世界転生、学園無双、内政チート、そのどれもがなろうには溢れていて、母数が多いだけに優秀な作品も多くある。

だが、この作品『殺人遺伝子』は母数も少ないいわゆるマイナーな部類に属される作品だろう。
それでも、そんな推理というジャンルを好き好んで読む人たちも一定数いることは確かだ。
『殺人遺伝子』は推理というジャンルではあるが、設定にはSF要素があり、ストーリーには若干の恋愛成分が程よく散りばめられている。
単なる推理ものに収まらない魅力が存在している、と強く感じる。

なろうというサイトの中では、なかなかに人気の出づらい作品ではあるが、重箱の隅をつつくような作品であり、誰かの琴線には触れられるような作品である。
面白い作品を求めている人にはぜひとも、綿密な構成と伏線に彩られた『殺人遺伝子』を読んで欲しいと思う。

ありがちな異世界転生物語と一線を画す異色の異世界転生物語、それがこの極の細道。
主人公は元ヤクザの男、ピース。生まれ変わったその日からの様子を刻々と精緻かつ巧みな筆致で描かれるため、読んでいてどのような世界観で、どのような人物が周りを彩るか丁寧にわかる。
特に面白いのは彼のツッコミや独白。なんせ元ヤクザ。普通の人間とは違った思考回路から繰り出される言葉は新鮮でウィットに富み、面白みに溢れている。
魅力的なキャラクター、細やかな描写、異色の任侠伝、普通じゃないが異様ではない、そんな物語。