死にかけていた主人公・宮野は、偶然“異世界へのゲート”を発見し飛び込むが ――転生先で頭をぶつけて、まさかの記憶喪失に。 魔法が発展する異世界《イクリス》。 全属性を持つ勇者の弟に対し、私は魔法すら使えない“無属性のハズレ姉”。 ……のはずが、実は女神が与えていたのは最強の《禁忌の剣技》。 選ばれなかったはずの私が、世界と弟を守るために戦う。 無属性の少女が“最強”へと至る、王道異世界英雄譚。 ※本作は：チート無双なし／じっくり成長型／数値化・ウィンドウ等のシステム要素なし。 転生にも明確な理由があり、物語の中で順次明かされていきます。

悪魔を滅ぼす為の大戦から十年後の世界。 破壊と再生の力を併せ持つ、不老不死の少年 朔夜(サクヤ)。 月夜の悪魔と呼ばれ人々に恐れられた彼は、暗殺された親友 龍晶(リュウショウ)の復讐を誓い、世界を相手に戦い、命を落とした。 不死の力により朽ちずに存在し続けた身に、再び鼓動が蘇る。 龍晶の最愛の息子である春音(シュンオン)を守るという、あの世での親友との約束を胸に。 一方、春音は十四歳の少年に成長し、隆統(リュウトウ)と名を改めていた。 文武に非凡な才を持ち端麗な容姿を持つ彼はしかし、その才覚を見せれば謀叛を恐れる王府に目を付けられる。それ故に己を偽り心を閉ざして生きていた。 が、成長と共に国からの警戒は強まり、ついに危機が迫る。 朔夜は親友の子を守る為、再び刀を握る―― 「最低なこの世界を変える。皆が笑って生きられる、最高の世界に」 ややシリアス戦乱ファンタジー 第二幕 第一幕はこちらからどうぞ↓ https://ncode.syosetu.com/n5105hx/ 四月より土日一話ずつ更新にします。 随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。 苦手な方は設定より非表示にしてください。

　剣道の地区大会に敗れて「もう異世界にでも転生したい……」と落ち込みつつ河原を歩いていた沢渡一二三（さわたりひふみ）は、実際そんな事故に巻き込まれてしまう。 （これが異世界――）。 意識の戻った彼の前に現れたのは『大転生者』を名乗る老人だったが、たいした説明もなく、あっという間に寿命で死んでしまう。片隅に愛犬の『ダックス」を置き去りに――。 　そんな一二三に声をかけてきたのは『平成ギャルのユルエ』だった。 ・『徳川時代の侍』 ・『中世の女性錬金術師』 ・『戦場医師の少女』 ・『気弱な忍者』 ・『巻き込まれてしまった不運な妹』 　次々に現れる、何の因縁もない人々。 　とりあえず河原のテントで共同生活始める面々。 　しかし、そんなユルユルの日常が続く訳もなく、彼らの住む世界では異次元の魔物の襲来が始まる。 　しかもこの転生は、それぞれ個人のものではなく、彼らの住む『世界そのもの』が魔物の住む世界へと異次元転移したものだと明らかになった――。 　領土を取り戻すための魔王軍の侵攻の中、強敵を倒すごとに現れる『ゲート』の存在が誰もを惑わせる。表からくぐれば元の世界へ戻り、裏をくぐれば異世界に残るが能力の増大が叶う。 　その葛藤の中で、７人の選ばれし者たちは最終戦へと向かうのだった。 　なのに、あちこちユルい、冒険の旅路――。

戦乱の大陸を渡り歩く、名もなき傭兵団。 剣も槍も金のため、そして何より腹を満たすために振るう。 彼らが追い求めるのは、いつか腹いっぱいにありつく日。 日々の糧を求め、戦場と食卓を往復するその道のりは、血と汗と、時々笑いに満ちている――。

　東都学苑ーーそれは、東京湾に浮かぶ孤島に築かれた、もうひとつの「国家」だった。 　入学と同時に日本国籍は抹消され、学苑内では日本国憲法は通用しない。 　与えられるのは、スコアとルール、そして一切の逃げ場を持たない生活。 　学力・運動・人間関係・影響力…… 　あらゆる行動が数値化され、月ごとに全校生徒の価値が順位として可視化される社会。 　九条湊は、ある理由でその学苑に入学した。 　彼は目立たず、誰にも期待されず、波風を立てずに過ごそうとしていたーー 　だが、その静かな選択はすぐに許されなくなる。 　支配する生徒会。歪なルール。 　そして、ひとつの国家覆すための小さな反逆の兆し。 　これは、国家の皮をかぶった学苑で、少年が本当の自由と正義を探し始める物語。 　果たしてこの学苑生活は天国か、はたまた地獄の始まりか。

　東方一の武芸の名門、流派梁山泊を破門・追放の憂き目にあった落ちこぼれのロアは行く当てのない旅に出た。 国境を越え異国へと足を踏み入れたある日、傷ついた男からあるものを託されることになる。 それは「勇者の額冠」だった。 突然、事情も呑み込めないまま、勇者になってしまったロアは竜帝討伐とそれを巡る陰謀に巻き込まれることになる。 『千年に一人の英雄だろうと、最強の魔物だろうと、俺の究極奥義の前には誰もがひれ伏する!』 ※本作はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載させて頂いております。

中学1年生の相原緋色は、成磐中学校でフィールドホッケーと運命的な出会いを果たす。真面目で努力家な緋色だったが、練習に打ち込む中で不思議な感覚に目覚めることになる。 深呼吸して心を落ち着かせた時、視界に見えるのは――― 岡山弁で熱血漢の照先輩、冷静沈着なキャプテン誠先輩、理論派の同級生蒼。個性豊かなチームメイト、ライバル校・青刃中学校のエース藍人との出会いと友情。温かい家族、そして幼馴染のえみとの再会が、緋色の心に新たな感情を芽生えさせる。 「技術は努力で身につく。でも心の強さが、本当の成長速度を決める」 挫折を乗り越え、仲間を信じることを学んだ緋色は、県大会、中国大会、そして全国へと真の成長を遂げていく。 青春、友情、恋愛、家族の絆を描いた本格スポーツ小説。 フィールドホッケーを通じて描く、少年の成長物語。

　公爵令嬢のメイフィーは、異母姉であるディアナと、その異母姉と実の娘を平等に扱う公平で善良な夫人とである事に執心している母親によって、空気の様に扱われる日常を送っていた。 　その事を理解しているのは弟のカイルだけだった。 　メイフィーはそんな中でデビュタントを迎えようとしていた。 　多忙で家を空ける事の多い父親の公爵が、家庭内の異常に気付いた事で、メイフィーの人生は転換期を迎える。 　「箱庭の物語」（N3291KP）のメイフィー視点での物語です。 　※検索で（）内の番号を入力していただければヒットします。 　　大筋が分かるので、読んでいただく事を推奨します。 ・作風が違うのでジャンルが変わっています。 ・隣国の話の内容で酷い部分がある為、R15指定になっています。読み飛ばせない部分に含まれているのでご注意下さい。 ・全55話で完結します。 　よろしくお願いします。 ＜主要登場人物＞ メイフィー……公爵家次女 クリス……宰相令息 ディアナ……公爵家長女。メイフィーの異母姉 シルフィ……公爵夫人。メイフィーの母 カイル……メイフィーの弟 公爵……メイフィーの父 エリーゼ……隣国・騎士団長である辺境伯の長女 ロザミア……隣国・王弟の長女

小さな村に暮らす少年ユウは、まだまだ半人前の剣士。 そんな彼に村長が託したのは、一通の手紙だった。 「これを届けることができたら、お前は一人前だ」 その言葉を胸に、ユウは村を飛び出し旅に出る。 手紙にはただの言葉以上の意味が隠されていた。 それは封印された存在と、世界を揺るがす秘密に繋がっていたのだ。 黒衣の影と呼ばれる謎の集団、迫り来る魔物たち、 幾度も試されるユウの心と力。 「守りたい」「届けたい」――その想いは本物か。 旅の果てでユウが手にする答えは、 仲間と歩んだ日々のすべてが証明してくれる。 一通の手紙が運命を変える！ 少年の成長と絆の冒険ファンタジー、ここに開幕。

迷惑だらけの異世界人が跋扈する大都市ノア。 その片隅にある“幻想図書館”では、世界の珍書・魔導書が静かに眠っている――はずだった。 外勤員のジョシュアは、今日も脱走する魔導書を回収し、騒動を起こす異世界人を追い回す日々。 平凡な仕事――のはずが、ある日、空から落ちた魔導書の噂をきっかけに、事態は急転する。 水色の魔導書を抱きしめる異世界転移の女子高生、 社会の陰で暗躍する闇ギルド、 魔導国からの来訪者—— 全てを巻き込み、ジョシュアは魔導書を駆使して チート能力さえもねじ伏せる。 英雄とは誰が決めるのか―― 瓦礫と化した死の谷、忘れられた記録。 世界の秩序を揺るがす事件の渦中で、禁忌の賛美が待ち受ける。 知と意志が交錯する幻想の記録。 書架をめぐる物語が、今、動き出す。 幻想のアルキヴィスタ　第一章『堕ちた残滓』 「――真実にはどうせ誰もたどりつかん。ここが最後の分水嶺だ。」 ———————— 第一章のあらすじや場面イメージをPixivに掲載！ 異世界人と魔導書が巻き起こす騒動の記録、 外勤員ジョシュアの奮闘を 楽しんでいただけますと幸いです！ → Pixivリンク 　https://www.pixiv.net/artworks/134540048 ————————

泥沼の戦場、フォー・クリスタル国の内紛に突如として現れた純白の人型戦闘機。 そのパイロットは世界随一の超大国ローズローズ王国の少女ジュリアの正体は王女だった。 10年前、ジュリアはとある事件をきっかけに軍人を目指し始めた。 しかし、彼女の前にいくつもの壁が立ちはだかる。 これは王女が軍人となり、世界を平和へと導く物語。 （19話までは毎日アップロードします）

第11回ネット小説大賞　小説賞受賞しました。 5/15、二巻がサーガフォレスト様より発売します！ pome村先生によるコミカライズが9/5から始まります！ 仕事を辞め、実家へと戻った恵真（エマ）は祖母の家の管理と黒猫クロの世話を任される。祖母の留守の間、きちんと管理しようと意気込む恵真の元に、裏庭のドアから可愛い2人が訪れる。 どうやら、黒髪黒目の恵真の姿は一目で異国からの者だとわかるらしい。自覚のない恵真だが、そんな彼女の風貌は周囲に大きな影響を与える··· 黒髪黒目である彼女は聖女？女神？それとも… 異世界へと繋がる不思議なドアと 不器用ながらも自分の生き方を探す女性の話 主人公が少しずつ自信を取り戻し その過程での人との交流や成長の話 美味しいごはんも登場します カクヨムにも上げています。

「柴犬のぬいぐるみ！？ だけど、モンスター！？」 二足歩行のぬいぐるみ型モンスター「グルミー族」の少年・きなこと弟・くろみつ。平和な世界でスローライフを送っていた彼らは、ある日突然、"狩られる側"へと突き落とされる。 本格始動したVRMMO『フォージド・ユートピア』。転移してきたプレイヤーたちにより、世界は変わり始める。しかし、このゲームは、現実世界のある親子の想いと真実が込められた、単なる仮想世界ではなかった。現実とゲームがリンクする時、物語は大きく動き出す！ きなことくろみつは、モブキャラで終わらない。これは、ゲームの裏側を知り、運命を覆すモンスター兄弟の成り上がり？　友情や絆を通して、奪われた平和や過去の真実を取り戻していく感動のストーリー。 毎日更新中！！ ゲーム×現実、モフモフなのにシリアス？ あなたの常識を覆すVRMMO戦記、ここに開幕！ ※この作品この作品は、カクヨムでは「この世界はゲームだが、僕たちは捨て駒じゃない！」として掲載中！

【\\\祝8万PV突破☆毎日更新中///】 　目を開ければ知らない教室。それは異世界で開かれているという、勇者を育てるための授業というらしい。自分で使う武器を探す授業、魔法の使い方を覚える授業、実際にフィールドを探索してモンスターと戦う授業。主人公は、勇者の学校で授業を受けながら、異世界で生きる術を身に付けていく。 　時に仲間に振り回され、時に同期の背中を前に見て、主人公は少しずつ、前へと歩いていった。 　それは、小さな勇者の成長と人助けの物語。ゲームのような異世界の中を生きる、小さな勇者たちの物語。いつの間にか懐いた妹系ヒロイン。 ※旧題『いつか勇者になるために　ー略ー』 ※当作品は『カクヨム』様、『ノベルアップ＋』様にも掲載があります。 ―――以下ネタバレ注意――― 　二部（ep.60『第一話、追放者のその後』～）：なんだかんだ（偉い人を殴って）あって、勇者の学校を追放されてしまった主人公。お金も武器も家も友達も何もかも失ってしまったが、それでも、冒険者として、異世界での生活を一から立て直していく。出会いがあれば別れもある。流れ流れてどこへ行く。 　主人公は流れ着いた先のギルドで、打ち捨てられていた薄汚れた純白の髪を持つ少女と出会う。 　三章目（ep.104『第一話、入場』～）：近くで冒険者たちの集う“黄金祭り”というお祭りがあるらしい。そこには、腕に自信のある冒険者たちが集まり、モンスターが落とす金塊を巡っててんやわんやするという。自身の強さの成長に不安を感じていた主人公は“新しい強さ”を知るため、彼もまた冒険者の一人として、 “黄金祭り”の中へと飛び込んでいく。 　怪しい謳い文句の募集の依頼を手に、主人公が会ったのは身なりの汚い少年だった。彼に連れられ、主人公は黄金街への侵入に成功する。 ：ep.178『プロローグ２』～：なんやかんやあってそれなりに成長してきたキョウゲツ。ある日、突然先生から呼び出され、キョウゲツは厄介な仕事を任される。 幻想巡りのネコと弟子：ep.226 『第一話、幻想巡りのネコと弟子』～ 　冒険者の青年が世界を巡って旅をする。旅のお供に、自分を慕う弟子が一人、ネコが一匹。背後に荷車を連れ、カタカタと揺らしつつ、のんびりと草原の道の上を歩いていく。楽して強くなれたらいいなぁ―

まだ幼い12歳の少年冒険者のウィルは、実力だけはある“問題児”として1人で依頼を受け続けていた。 ある目的のために東を目指す少年は、しかし幼さ故にまだ1人で大がかりな移動をすることができなかった。 しかし、ある少女が持ち込んだ東への護衛依頼は少年にとってとても都合がいいもので… バトルものが好きなので、戦う者の覚悟や思い、そして背景や戦闘シーンを描写したいと思って書き始めた作品です。 自分が昔そうだったように、誰かに感動と笑い、そして興奮を届けられたらいいなと思っています。

【概要】 英雄を父に持つ少女が冒険者になり、様々な経験を経て強くなっていく物語。 【あらすじ】 　テルドルの街をスタンピードから護った英雄の娘、リーベ・エーアステ。 　彼女は将来、母のような料理人になることを目標としていた。それは女性として、食堂の娘として生を受けたからであり、そこに不満はなかった。 しかし、とある大事件を経て彼女の心は変化することとなる。 父のように、街の人々の希望になりたい。 そんな無邪気な志を胸に、彼女は冒険者になるのだった。 ※主人公が冒険者になる（本筋に入る）のは10話からです。 忙しい方は10話から読まれることを推奨します。

気がつくと、ダンジョンの中で一人きりだった。 名前も過去も、何も思い出せない。何を忘れたのか、それすらも忘れてしまった。 死にたくない。生きたい。 ただその思いを胸にダンジョンを進んでいく。 仲間もいない、帰る場所もない。 けれど、それでも前に進むしかない。 ――これは、『名無し』となった少年が、失った記憶の代わりに『新しい自分』となって生きていく物語。 ※カクヨムで先行公開中

株式会社テックフォレストに勤める、ごく普通のプログラマー、高橋健太。 彼の職場は、非効率な業務と、人間関係のストレスで、決して居心地の良い場所ではなかった。 しかし、ある日導入されたプロジェクト管理ツール『ワンチーム』が、彼の日常を少しずつ、しかし確実に変えていく。 なぜか自分のスキルを完璧に把握し、最適な仕事を提案してくるシステム。悩んでいると、絶妙なタイミングで助け舟を出してくれる、見えないアシスタント。 それは、職場だけでなく、社会のあらゆる場所で、静かで優しい“改革”を始めていた。 これは、システムが、冷たい効率ではなく、温かい「優しさ」で世界を最適化していく物語。案外、僕たちの世界は、そんな風にできているのかもしれない。 ※公式サイトでは、登場人物や作中用語の詳しい解説をしています。物語をより深く楽しみたい方は、ぜひご覧ください。 https://www.yasashiisekai.net/

かつて世界を崩壊寸前に追いやった古代ドラゴンは、四種族の手により封印された――。 1000年後。 種族の共存都市セントラルの村に住む16歳の少年レイ・シェルマンは、鑑定の儀式で“ドラゴンと人間の混血”だと判明する。 その日から、親友や村人はレイを恐れ、距離を置くようになる。 そんな中、血の繋がらない“おばさん”だけは変わらず彼を想ってくれていた。 ある日レイは謎の集団に誘拐され、森で目覚める。 彼を救ったのは、穏やかな口調のエルフ、ロリエン・イシリオン。 その出会いをきっかけに、レイは溢れる力を制御する術を学び、仲間と出会い共に旅に出る。 目的は、会った事のない父について知る事ーーしかし、そこで明らかになる世界を揺るがす陰謀の真実。 「戦わずに救う」ことを選ぶ少年の、成長と絆の異世界ファンタジー。 静かな平和主義でありながら、ドラゴンの血を引く16歳の少年が世界を救う…かもしれない。 ．

　主人公は幼馴染と一緒に、ごくありふれた異世界へのクラス転移に巻き込まれ、魔王討伐を依頼された。よくある話だ。主人公が転移にあたって得た能力は特別高くはなかった。だからといって全く能力がなく追放なんてこともなかった。 　最初はよくあるクラス転移だと思われていたが、主人公たちを召喚した王国や魔族たち、様々な思惑が入り乱れて、主人公は思わぬできごとに巻き込まれる。主人公と幼馴染、その仲間たちはどうなってしまうのか。 　これは勇者ではなかったが、追放されるほど無能力でもなかった主人公が、異世界を生き抜いていく話です。 　どちらかと言えばシリアスよりなのでキーワードにシリアスを追加しました。ただしシリアス過ぎず、主人公と一緒に異世界での冒険をちょっぴりハラハラしながら楽しめるような作品を目指しています。また主人公以外の視点も交えて描いているので、キーワードに群像劇も追加しました。　 （追記） 　ちょっとだけネタバレすると、第４章は主人公たちにとって転機となり、これまでの伏線のいくつかが回収され、その上、ちょっとしたミステリー要素を含んでいて世界的文学作品のオマージュにもなっているという、属性テンコ盛りの章です。一方，第５章は、成長した主人公たちの活躍を中心としたエンタテイメントよりのいかにも異世界ファンタジーと言った感じの章です。そして第６章は・・・。 　最初はジリジリした展開も多いかもしれませんが、騙された？！　と思って、まずは作者としてもちょっと自信のある第４章まで物語を追ってみていただけると、うれしいです。 　また、第５章以降は章ごとに一つの事件が終わる（大きな繋がりはありますが）ので展開もそれまでより速くなります。 　また、シリーズものの短編（ジャンルは異世界恋愛ものにちょっぴりミステリーテイストを加えたもの）、第一作「乙女ゲームの断罪の場に転生した俺は悪役令嬢に一目ぼれしたので、シナリオをぶち壊してみました！」、第二作「敵国の姫騎士と恋の駆け引きをしていたら、転生者の悪役令嬢が絡んできました！」、第三作「転生悪役令嬢の憂鬱と人生やり直し侍女の献身」を投稿しています。作者としては、勝手に悪くない出来だと思っています。どれもちょっとした落ちのある作品ですので、最後に、あっと言いたい方には特にお勧めです。 　 　カクヨムにも投稿しています。