異世界から日本に帰るために戦い続ける物語。 サラリーマンの主人公が剣と魔法で戦っていく内に仲間が増えて共に戦って活躍していく成り上がり戦記。 物語の鍵は同時に転移して来た女子高生のチサトが握っているようだが…… 異世界モノのテンプレと意図的にずらした作品になるので、普通のテンプレ展開に飽きた人におすすめです。 ・文章の表記上、以下のルールで書いていますのでご注意ください。 「日本語」 『異世界語』　異世界共通語 【その他の言語】　主人公たちが全く理解できない異世界言語 　※「カクヨム」で新作「願いを叶える魔法の猫」を掲載しはじめました。 　　そちらのほうもよろしくお願いします。 https://kakuyomu.jp/works/16817330662438873698

　王子さまのキスより先に目覚めた少女は、自分の日本人の特徴のかけらもない髪色と肌の色に驚き、自分が眠り姫だと思い出す。 　その時、馬の蹄音が聞こえ、慌てて眠ったフリをする。キスはされたけど、その王子は好みのタイプどころか、だいぶ遠慮したい感じだったため、眠ったフリを続ける。かわるがわるくる王子。続くキスリレー。 　眠ったふりがバレて第三王子にお城にテイクアウトされたけど、次に目覚めたときには、日本の自分の部屋にいた。ちゃんと黒髪黒瞳の日本人の外見で。 　なんだ、眠り姫になった夢を見てたのね。 　なぜか体には身に覚えのない傷があるし、家族の態度はおかしいし、寝てる間に何があったのか分からない。だけど彼女の意図は関係なく、またお城で目が覚める。　 　ずいぶんリアルな夢だと思いきや、夢の中で火傷するし、痛いし。 　あれ？　痛い？　夢じゃないの？ 　どうやら、魂だけが日本と異世界を往復してるようで…… ＊短編で上げていたものです。1話目は短編とほぼ同じです。 2023．1．26　「眠ったフリ姫」を改題しました。 36話完結予定です

公爵家次男のヴィーは、ある日前世の記憶を取り戻した。 そうして気づく。この世界は乙女ゲーの世界で、かわいい妹は悪役令嬢。想いをよせる王子が攻略されると、彼女は悲惨な運命を迎えてしまう。 彼女の未来を変えられるのは自分だけ！ ◇ 前世では女子高生だったヴィーが、男の子な自分に戸惑いながらも超絶過保護な兄とその親友に見守られながら、がんばるお話。 【旧タイトル・あたしが悪役令嬢の兄で王子の友人に転生って、どうすりゃいいの？】 （カクヨムでも新星緒の名前で改訂版を公開しています）

この旅行記を手に取ってくれてありがとう。 あなたが、これから読むのは15歳の赤崎雫の旅行記。モンスター有り、亜人あり、ダンジョンありのこの世界をぶらりと旅する。きっとこれからたくさんの国を巡り、たくさんの出会いをするだろう。そんな僕を見守ってほしい。ではここから出掛けよう。君と僕の永遠にも続く旅に… ━━━そして人は知る。彼の本当の姿を…━━━

私はベル・アドリアーノ公爵令嬢。ただし書類上のお飾り令嬢です。自分の現状に不満も無く毎日を忙しく過ごしていましたが、ある事が切っ掛けで王宮に住む事になってしまったのです！！ そこで私は王太子様達に出会ったり、陰謀がグルグルと渦巻いていたり、恋をしたりと休む暇なく大忙しですよ。それでも私は皆さんに支えられ、頑張ります！！ 【本編完結し、2/25より番外編始めました。】

　時は新世界暦2740年。人類は地球を捨て、『緑星』と呼ばれる地球によく似た星に住んでいた。 　『緑星』の第３生活地区に住む少女、レイオール・フランチェは、夏休みまで残り僅かである日々をいつものように過ごしていた。そんなある日第１生活地区に隕石が落ちたことにより、『非日常』の歯車が回転を始めた―――。 　『綴り手』『読み手』『この世界』『カシエ』そして、破滅までの『九日間』。 　クールに、時に人間臭く悩み懊悩するレイオールと、レイオールに謎を運んだ少年ラミアス。 　二人の、若くそして剽悍に『人類滅亡』を阻止する過程の備忘録。 　現状を知ることが可能性に繋がるならば、これもまた未来の可能性の物語。