東日本大震災をテーマとした自作タグ『#311novels』をはじめ、テーマ・ジャンル色々、どちらかといえば短めの作品（Twitter140字〜1000字程度）を集めた掌編集です。 不定期更新で、今後もそこはかとなく増えていく予定。 発声や音読・朗読の練習にはちょうどよい長さかと。 参考までに、タイトルに本文の文字数を表示しています ※著作権は放棄していません。無断転載・自作発言・二次配布など著作権の侵害に当たる行為は禁止します。 ※もし万が一、掲載作品を何事かにお使いになりたいという場合は、作者まで事前に連絡・相談をお願いします。 ※使用許諾を受けた作品について、もしも朗読音源などを公開される場合は、作者のクレジットをお願いします。併せて公開場所など教えていただければ、確認＆感想投下などにうかがいますね！

あくまで事件の及ぼす影響のみを記載。

昨日の3.11についての映像と今日ラジオで聞いたフランスの歌からのインスピレーション

「頑張れ！　でも気をつけるんだよ」 Ｋさんはあの３月１１日に私に笑ってそう言った。 関東にいた私のあの３月１１日についてのお話です。

数年前から、砂が降りつづいてる町。 そこに、傷を負った洋子が静養のために帰省してくる。 洋子が清掃人として職を得たマンションでは、 砂のことを、油工場から飛ばされてくる魚のウロコだと思い込んでいる狂った老婆や、 そんな老婆を罵倒しながらも陰で尻を揉む老人が、管理人のもと働いている。 母親やまわりからの、心ない視線や言葉に傷つきながらも、姉に助けられながら過ごす洋子。 屋上では老婆が見えない魚を追いかけ、その足元に、管理人がもつホースから流れ出す水が満ちていく。 やがて水はあふれだし、姉の出産がはじまる。

2011年3月11日。あの日の、自分にとっての、ドキュメンタリーです。

防災に必要なものは人によって違うし、それぞれの経験は後々の助けに繋がると思うのだ。 だからあの日事を少し話そうと思う。

東日本大震災の会社待機が解けた朝、長年会っていない旧友が安否の確認に電話をかけてきた。彼と他の仲間達のことを思った日のこと。 個人サイト「文芸船」との二重投稿。

３１１の時のこと……気持ち。

JR東海最初のフラッグシップ。