1000文字の掌編小説です。やっぱり1000文字は難しいですね。でも、勉強になりました。

芥川龍之介「南京の基督」を下敷きにした短編になります。テーマは信仰心で、舞台を異世界に、宗教を拙作ファンタジーに出てくる架空の宗教に置き換えています。 カクヨムでも掲載しています。

静岡県立美術館に行ってきました。その感想です。

　別名義で書いている小説の舞台となるファンタジー世界の設定資料集です。 　以前書いていた異世界クルドゥリアの設定を踏襲しつつ、表現したいものにあわせ、種族や魔法のルール、地球との関わり合いなどを加味して練り直しました。

昔、書いた作品を手直ししたものになります。 当時、某公共放送でベケットの「エンドゲーム」の放送があり、それを見た後に書いた記憶があります。 すっかり忘れていましたが、偶然出てきたので、手直しをして投稿します。おそらく、これが自分の一番、古い作品だと思われます。 オリジナルはもっと酷く、所謂、台本形式でした。

ゴヤの黒い絵「棍棒での決闘」を見ながら書きました。カクヨムでは句点の無いバージョンを掲載しています。

列車に乗っていたクロウ達は、車内で咎人病を発症した老人と出会う。症状を緩和させるために男の罪を聞くことになったクロウ達は……。

中断した長編のプロローグを加筆した作品になります。 ストーリーもなければ主人公もいません。設定資料みたいな小説です。

自作小説の舞台となる異世界クルドゥリアの設定資料集です。分かりやすいようにカテゴリ別に並べました。こちらが最新版となります。 ※神話だけ手直しをしていません。 ※一部設定を変更しました。 　また、pixiv様でも掲載しています。

　人智を超えた力と引き換えに人をフェンゲと呼ばれる異形の怪物へと変えてしまう奇病・咎人病が蔓延する世界。 　最初の報告から二年。各国でフェンゲによる犯罪が頻繁する中、世界最大の宗教であるゲセブ教は、フェンゲを討伐するため卯下の猟犬と呼ばれる者達を各教区へと派遣した。 　クロウ・レグラリートもその中の一人で、彼はゲセブ教第二教区に所属する卯下の猟犬として日夜、フェンゲとの戦いに明け暮れていた。 　ある日、いつものようにフェンゲを討伐し終え、仲間のリーゼロッテ、イヅナ、フェリの三人と共に王立警邏隊を訪れたクロウは、警邏隊員のルシレールから半ば強制的に彼の元に届いた手紙の調査を命じられ……。

書きたいところだけを書きました。 内容としては主人公が市場に買い物にいくというだけの話です。 作中用語は言葉をいい感じに並べ替えただけです。原田直次郎に関しては好きな画家だから出しました。

贋作をめぐるある男達の会話。 書いてみたかった美術をテーマとした小説です。

　思いつきで書いた雑記的なものです。前半はなろう系の歴史的位置付けについて書こうとしたもので、後半はリサイクルショップで古伊万里をみつけた話です。

「卯下の猟犬」の作中言語であるワールワースで書いた詩です。ルビ部分がワールワースになります。

　フルビルタス王国東部に位置する地方都市フッリバ。かつて、公爵領の領都として栄えたこの街で起きた不可解な事件にフェンゲが絡んでいると判明し、クロウ、リーゼロッテ、イヅナ、フェリの四人が事件の捜査とフェンゲの治療のために派遣された。クロウ達は、警察側の協力者であるラモンに案内されてフェンゲの正体に迫る証拠だという鏡を見せられるのだが……。

　昼休みに書いた小説です。思いつくままに書いていっています。ストーリー的には、空の情景から街の風景にいき、そこから家のベッドで眠る主人公が出てきて、その夢の中へ、というふうになっています。ちなみに原文は手書きです。 　本当は卯下の猟犬の中で主人公のみる夢という形で出す予定でしたがやめました。 　原文に忠実に書いていますが、一部は清書するにあたって、差し替えています。 　ちなみに絵画の市民頒布会や後半の見知らぬ職場（夢では自分の職場）とかは、実際に自分の夢に出てきたものです。

缶コーヒーが擬人化し、主人公を癒そうとするお話。※主人公の性別は特に決めてはいません。男でも女でもどちらにも取れるように書きました。

　靜岡県の県庁所在地である清岡市。 　人口六五万人を擁する政令指定都市であるこの街には、まことしやかに語られている都市伝説があった。 　その都市伝説の名は、影物。 　影物は、人々の残留思念が怪異化したもので、夜、誰もいない道に霧と共に現れては、人を襲うといわれており、その歴史は意外にも古く平安時代にまで遡る。 　元々、残留思念である影物は、実体を持っていないため普通の武器や攻撃では倒す事が出来ない。 　彼らに対抗できるのは、同等、あるいはそれ以上の純度の高いエネルギーで、その結果、生み出されたのが自らのカゲ《精神エネルギー》を自在に操る技であった。 　そして、それは、長い歴史の中でいつしか忍びの技と結び付き《影忍法》と呼ばれるものに変化した。 　そして、この影忍法を操り、人知れず、影物と戦う者達のことを影守と呼んでいた。 　これは、天才と言われたある若き影守の話である。

異世界ファンタジーの世界に現実世界の要素や比喩を持ち込んだらどうなるんだろうと書いたなんでもありのネタ小説です。

　草薙紀由子は、美人でスタイル抜群、明るく気さくな性格で、運動神経抜群、その上、正義感が強いクラスの気になる存在。そんな、彼女の周りでは……、 　草薙紀由子の存在を軸に、彼女の周辺の人達のモノローグを中心に展開していく連作短編集です。