大地震のあと、どうしていいか分からない俺の周りに立ちこめた霧が、あっという間に伸ばした腕のひじから先が見えなくなるほどの濃霧となった。

長い間、遠くをさまよっていた船が、やっとこの国へと到着する。 ここから始まる。ここから始まって欲しい。 彼らもまた、そう思っているに違いない。

いつもイタズラばかりするアラン少年に、おじいちゃんは「悪いサンタが来るかも知れんぞ」と注意するのですが、いつも通りアランはそんなこと信じられるか！　と、笑い飛ばすのでした。

毎日をテキトーな暮らしを続けていたオレに、クリスマスイブの日、突然これまで金を貸していた知り合いから、金を返すと言われ続けることになった。

雪が降る 誰も知れない屋根に 雪が　降る 誰も知らない 誰も知ってはいけない 雪が　降る 降り積もった明日は 誰も知れない 明日は　もう　来ない

クリスマス到来記念、第一作目……。 クリスマスネタは、まだいくつかはあるはず……何とかなるはずです！

10年前に楽しませていただいたブログの10年後の評価です。 あの時の息子さんがおっしゃっていたボスっていったいなんだったのでしょうか？

　ロールプレイングゲームは、ゲーム機が発売される以前、数人が集まってワイワイ騒ぎながら楽しむテーブルトークRPGや、もはや化石となった冊子上で指定された行先の番号のページをあっちへ行ったりこっちに戻ったりしながら追っていた誌面でのRPGがありました。 　今回、たまたま掃除をしていたところ、高校時代に遊びで作った冊子でのRPGが出てきたので、今ならどう思われるのだろうかと掲載してみることにしました。 　ただえらく昔に作ったので、出てくる内容が時代とかけ離れているため、何のキャラ？　となるかも知れませんし、表現が古いのはお許しください。 　追っていく番号は一つにつき１ページにしたかったのですが、最低200文字制限のため、1～4、5～9など複数番号になり、読みにくい＆同ページによるネタバレも発生していますが、ご勘弁いただければ幸いです。 　RPGをデジタルしか知らない方には、逆に新しく感じられるのではと期待して……いいのかな？

ド昔のおっさんが感じる、最近のはやりの投稿作品の傾向が自分が楽しんで投稿していたものとは違うなあと思い、どう違うんだろうかと、ふと考察らしきものをしてみた。ただの思いつきです。

居酒屋で友人と呑んでいる時、人事採用は大変だと愚痴ると、友人は「悪い案があるんだが」と笑いながら酒を口にする。

夏に咲くひまわりが真冬に咲いた

いつかどこかで繰り広げられるかも知れない、なんてことない出来事や、見過ごしてしまうかも知れない日常をさりげなく綴ったショートショートたち。たまたま目についていただけると嬉しいです。 基本的に毎日19時に更新します。 感想とか、いいねしてもらえると、すごくありがたいです。

深夜、お客を送り届けたタクシーで山中を走っていると、一人の女性が歩いていた。昔からよくある幽霊かと思ったが、止まって話を聞くと彼氏に置いてけぼりにされたらしく、家まで送って行くことにした。

　お笑いブームの時なら、小さな事務所に所属するピン芸人のオレでもそれなりに仕事をもらえた。だが、今では毎日が食うや食わずの状態だ。 　人を笑わせることが好き。ただそれだけで飛び込んだこの世界だが、今はもうそんなことより生活する金が欲しくて人前でバカなマネを繰り返している。

新美南吉さんの「手袋を買いに」のキツネがとても可愛いいのでオマージュさせていただきました。

俺は今から人を殺しに行く。だが、そのターゲットは他ならぬ俺自身だ。 俺は、俺が生きていくために、俺自身を殺さなくてはならないのだ。

　地球に人間を生み出そうとしていたものたちは、アクシデントによって人間そのものを失う危機に瀕する。それを回避すべく立ち向かった『彼』はすべての記憶を失い、人間の世界・生活へ流されていく。 　自分自身の正体を探しつつ、『王』と名のる少女との出会いによって、少しずつ取り戻していく自我の中で、かつて隆盛を誇った恐竜絶滅や未解明の月の謎など、現代の科学で解明されていない謎が次第に読み解かれていく。

今日はクリスマス。中学のクラブが早く終わったので、少し寄り道をすることにしました。そこはいつものお店『ラオム』。本当においしいコーヒーがいただける場所。 ですが、この日は見慣れない一人のお客さんのおかげで、とても嬉しくて悲しく、不思議な体験をすることになったのです。

六神シリーズの中核です。ここで、エルティの謎や天凪君の役割などが解明されていきます。

他星の知的生命体を襲撃することに快感を覚える異星人が、ついに地球にやってきた。R-15指定とします。