異世界から帰還した勇者。 御剣山翔一（みつるぎやま　しょういち）。 一年前、異世界に召喚され熊人間化の呪いを受ける。 しかし、様々な苦闘の末に魔王や邪神を倒し勇者となった。 役割を果たした少年は自分の世界に帰還を果たす。 だが、帰ってきた世界は元と同じ世界ではなかった。 都市伝説やオカルトと思われていたようなことが現実として出現し、世界を侵し始めていたのだ。 元勇者、翔一はひそかに立ち上がる。 己の力を正しく使うために。 ※『異世界に来たら子熊！？　熊人間になった少年の物語』の続編になります。 ※『１-１　キャラクター紹介』をご覧になられたら、主人公をご理解いただけると思いますので、前作を無理に読む必要はないでしょう。 ※主人公がピンチに陥る展開はそれなりにあります。それがどうしても無理という方はブラウザバックをお勧めいたします。

　異世界に召喚された少年、翔一。 　目覚めた場所は森深い山中。 　そこで行われたのは邪悪な儀式であり、召喚された者たちは人狼やその他の動物人間、人獣へと変容させられてしまう。 　同時に起きる共食いの殺戮。 　熊人間となった少年は生存のために戦う。 　 　少年が投げ出された世界は中世レベルの技術と魔法が混在する世界。 　仲間のエルフ少女は重い呪詛で瀕死だった。 　少年と相棒のサイボーグは彼女を助けるため東奔西走する。　 　やがて、その戦いは世界的な邪悪との闘争になるのだった。 ※拙著『転生王子』の続編ではありませんが、同じ世界でのお話となっております。『転生王子』の約十年後の世界が舞台です。『転生王子』をお読みにならなくても、独立した物語としてお楽しみ頂けると存じます。 ※本作はいわゆるテンプレ要素はほとんどありません。また、主人公が危機に陥る場面もあります。そのようなものは合わないとお考えの方は、お読みにならないことをお勧めいたします。

日々、地下鉄を使う俺。 毎日見る人々。混みあう電車。

転生したら王子だった！ しかし、残念なことに、その国はド田舎で貧乏な小国家。 内政外交、問題は山積。 逃げようにも一人で生きられるチート能力はない。 全く嬉しくない王子生活が始まる。 ※本作はいわゆるテンプレ要素はほとんどありません。また、主人公が危機に陥る場面もあります。そのようなものは合わないとお考えの方は、お読みにならないことをお勧めいたします。