※16話完結済み ※活動報告に作品解説掲載 大学一年生の糸魚川依斗は、その意志に関わらず、自分の視界に入った人物が残り何年生きるのかがわかる目を持っている。 そんな彼女は、残り100日で死を迎えてしまうギター少年、石原結弦と出会う。 バンドを組みたいがメンバーが見つからないという結弦。彼に後悔のない死を迎えて欲しいと思った依斗は、彼のバンド活動を手伝うべく、楽器店でベースを購入するのであった。 残り少ない人生を駆け抜けていく結弦とそれを見守る依斗との、青春物語。

アパートで一人暮らしをする女子大生、楠本紫音は、姉である朱音の出産を機に母から呼び出され、実家へ帰る。そこで、妹藍音と久しぶり再開した紫音は、彼女とのつかの間のひと時を過ごすのであった。

大学近くのアパートで二人暮らしをする兄妹、ユウとマリ。 彼らの共同生活で絶対に破ってはならない決まりは「どんなに忙しくても夕飯はその日の担当が2人分を作る」こと。 日々の学生生活の合間で作られる彼らの料理。その味はいかなるものか。 料理を通して描く、大学生兄妹の日常譚。

「苑子も貴充も、お互いに気がつかないものなのだろうか」 あからさまな二人の友人、後藤苑子と志村貴充を見守りながら、山田直樹はそう思うのであった。 年末年始のちょっとした心模様を描く、大学生たちの日常譚。 ※本作は、作者が数ヶ月前に投稿した連載作品の派生作です。 この作品単体で読めるように注意して執筆していますが、派生元の作品を読んでからの方が、より一層お楽しみ頂けるかと思います。

薔薇色のキャンパスライフを夢見て上京した「私」は、高校時代の淡い期待も虚しく、女ッ気のない大学生活を送る。 そんな彼が、ふらっと立ち寄った喫茶店にて出会った怪しげな色男は、彼にこう言い放つ。 「お前には近いうちに、運命の出会いがあるはずだ」 喫茶店から始まる、「私」の奇妙な"恋物語"。

「俺ガイル」という略称が良くないなと思ったので、「略称」というものについて少し考えてみました。

将来への漠然とした不安、妥協と言い訳、そして、ささやかな幸せ。 大学でバンド活動をする後藤苑子は、楽しいがどこか物足りない日々を過ごしている。 そんな中彼女は、同級生で友人の志村貴充からの誘いを、断ってしまう。 限られた「今」を生きる大学生たちの、小さな物語。

推し声優が結婚してしまった塔子は、そのショックから仕事も手につかなくなってしまう。 そんな中彼女は、同僚の水嶋との約束を取り付ける。 塔子は自分の本当の気持ちに気がつき、ショックから立ち直ることができるのか。

大学生訓覇栄は、ある日風船を拾う。その風船には、何やら植物の種と手紙が。 そして手紙には、「文通しませんか」と書かれていた。 風船と植物の種から繋がる、二人の男女の物語。

相手の心の声を読み取る能力を持つ銀髪の大学生、銀乃。彼女が過ごす日常は、どうやらトラブル続きのようで...？

ラーメン屋を営む男は、先代の味に少しでも近づこうと試作を繰り返すが、その味にはあと一つ及ばない。それを悔しがる男の元にやって来たのは、ハゲ頭の自称神であった。 神奈川大学文藝部部員、渾身の一品。是非、深夜帯にお読みください。

深夜アルバイトに勤しむコンビニ店員、龍。トレーニングウェアの似合うナイスガイ、伊藤。怪しげな二人組、哲夫と光男。 彼らの運命が交錯する時、平穏な深夜のコンビニで、思いもよらぬ出来事が起こる！？ 神奈川大学文藝部員渾身の駄作、ここに見参！

遥か遥か遠い何処かで、いつか隣り合う日が来るのならそれでもいいかと思ってしまう。そんな私と君の恋の話。

ーーエゴで世界を壊したっていいじゃないーー

夜に眠らなくなったのはいつからだろう。 人を嫌い、夜を自分の居場所と規定する彼女は、鈴の音に導かれて夜の世界に足を踏み入れる。そこは月の光が誘う、現世と幽世が混ざりあう不思議な時間。月の満ち欠けに従って様々な怪異と出会う、彼女が主人公の物語。

特になし。プロットの供養。 ずっと片思いしていた女の子が結婚してしまうお話。

ヘルト・ルーザは凡夫である。 ゆえに、求める世界は平凡で、かつ平和な日常。 だが、それは一つの手紙から全てが変わる。 日常から非日常へ。 『凡人』から『英雄』へ。 これは、終幕の幕開け。 一人の青年が魔法の世界で、自らの過去を振り返る、終焉の英雄譚。

少年は目が覚めると白い空間に立っていた。目の前には年老いた老人と一人の銀髪の女が一人。 老人の話曰く、彼は神の僕の手違いで急遽、死んでしまったらしい。 しかも、老人は自分が神なうえに隣な女性がミスした張本人だという。 殺してしまったことを謝り、お詫びに少年を好きな世界に転生させてくれるという神。 彼は世界は刺激的かつ自由な世界を選び、そこで新たな人生を生きることに決め何故かミスした使徒を無理矢理付けさせられて新たな世界へ旅立つ。 これは一人の自由を謳歌する少年とちょっとやかましい使徒の冒険譚？ 基本はありきたりな転生ものにしたいと思ってます。 タイトルは変更する可能性あり。

海を臨むおんぼろ平屋。家賃格安で空き部屋多数三食昼寝鬼門憑き。 少し人が苦手な主人公と、人間よりよっぽど人間臭い妖怪たちが織り成す四季の物語。 春の一件から妖怪の相談を受けるようになった千歳。たくさんの妖怪と触れ合ううちに、彼らの秘密、そして自身の心に気付いていく。 妖狐のミコ、雪女のユキ、人間界に暮らす化け猫の白露に、妖界の重鎮である鬼の親父さん。人懐っこい犬神は今日も乗り物扱いされて、姑獲鳥の芙蓉は子供を探して空を行く。 肝試しをしたり、妖怪や人間の相談を受けたり、たまに喧嘩をしたり危ない目にあったりする、出会いと成長の熱い夏の物語。

大和撫子を夢見る華の女子高生、美空青葉は従兄弟である弓月の営む私立探偵事務所でアルバイト中。千葉の片田舎幕張を舞台に、迷ったり、悩んだり、結局は我が道を突き進む、我の強い二人の珍妙な物語です ‐アイデンティティの在り処‐ 弓月探偵事務所にストーカー撃退の依頼が舞い込んできた。いつものように乏し合い、憎みあい、蔑みあいながら調査を進める二人だったが、ひょんなことから事態に黒い影が射しはじめる