国内最高峰の魔法専門学校を首席で卒業したソナ・フラフニル。 　彼女が国家公務員新入職員として初めて配属されたのは、“掃き溜め”と馬鹿にされる西部遺跡管理事務所の総務係。 　しかも新人の彼女の教育係は、魔力を一切持たない謎めいた青年、カギモト・カイリだった。 　魔力の無い者──“杖無し”が差別を受ける、魔力至上主義の世界。 　“杖無し”に深い怒りと憎しみを持つソナと、“杖無し”であることを卑下することなく飄々としたカギモト。 　相性は──最悪。 　業務を通じて協力しながらすれ違い、互いを傷つけながら、助け合う。 　 　様々な他者との関わりの中で、成長していく人達を見守る物語。 ※90話程度で完結予定。 ※差別や偏見を扱っています。ご注意ください。 ※基本的にシリアス、重めの内容です。文体もあまりライトではないと思います。 ※スローペースで進みます。早い展開が好きな方には合わないと思います。 ※ファンタジー設定ですが魔法少なめです。派手なバトルなどない予定です。 ※レベル、ステータス、スキルなどありません。 ※公務員設定ですが、想像で作り上げた部署なので、公務員はこんな業務やらないだろ、と思ってもご容赦ください。

"私"と"彼"と"彼女"が織りなす、悲しき哭恋のお話

王の魂とゆう異能力が扱える世界での物語り、この世界の全ての王、英雄王になるために主人公は旅、依頼をこなし王の力を集めていく……

ある日突然、異世界へと召喚された大学生の男。 あれよあれよという間に魔王を倒すため、その日のうちに旅立つことになる。 旅の道中でいきなりゴブリンと戦うが・・・？

エルフでありながら、魔法の使えない少年・メロスは、ある１冊の本と出会う。 その本の名は『週刊 筋肉を作ろうvol.1』。 良い本は人生を変える。 魔法を使えない1人のエルフの人生は、その時から変わった。 シリアスを筋肉で乗り切るエルフの物語。 ＊毎週４回以上投稿することを目標にしていますが、不定期更新です。 ＊『カクヨム』にも投稿しております。進行速度は『小説家になろう』の方が早いです。

少年は幼馴染と共に、旧校舎へ向かった。 100年以上続く呪いと関わることになるとは知らずに。

ウチの猫は、『吾輩』などとは言わないけど、偉そうだ。 そのうえ、毒ばっかり吐く。手癖も悪い。 それでも許してしまうのは、可愛いからだ。 喋る猫と私の話の一幕。

黒光りするアイツの一撃を切っ掛けに、コンボが繋がり、頭を打つ不幸に見舞われた主人公、太郎。 目を覚ますと、謎の生物、ゴキリンになっていた。 人間に戻るための、テンプレからほんの少しずれた冒険が始まる。 [タイトル変更しました] 旧タイトル/ ゴブリンだと思った？ 残念、ゴキリンです。

異界へ投棄された獣医師、貝蔵世真。 彼は能力を活かして、異世界を生き抜く。 彼にできるのは、触れたことのある生き物のコピーを召喚し、操ること。 あとそのコピーと感覚を共有することもできる。 地球の生き物をある程度従えて、やがては異世界を支配する、そんな変人の冒険譚。 ※この作品に出てくる生き物は、多少能力に脚色があるかもしれません。 ※後書きに出てきた生き物に対する、説明と個人的な感想を乗っけています。読まなくても影響はないです。 (・がついた名前は地球にいる生物です) (✳︎がついた生物は実在しません。) ※不定期更新です。

トラックに轢かれたけど、転生はしなかった大学生、春日直久。 彼は死んですぐ、衝撃の事実を知る。 幽霊は全裸だった。 考えてみれば当然の話だが、死装束は初期装備じゃないらしい。 生まれた時が裸なら、死ぬ時も裸だよなぁ。 幽霊同士では会話はもちろん、視認することすらできないみたいだ。 しょうがないから、同じクラスだった美女の覗きをしている。 すると、美女が姉と一緒に、空間に空いた穴に吸い込まれた。 嘘だろと思いつつも、彼女を追って穴に飛び込むと、そこは異世界だった。 彼女を元の世界に返すため、幽霊の春日直久は奮闘する。全裸で。 ※プロローグは、現代日本が舞台です。 ※全てフィクションであり、実在の全てのものと関係がありません。 ※エロは健全な範囲内(R15レベル)です。

テセウスの船。 その難問に悩む主人公は、大海原を行く。

おそらくは有史以来、最も平和な世界に生きる大学生・田中一。 彼が生きる世界は、綱渡りのように危険で危ない。 でも、だからこそ平和だ。 ※短編として投稿した同名の『物騒だけど安全な世界』の連載版です。

人工知能が反乱を起こすことはなかった。 だから、人は夢の世界へ落ちていく。

赤いマダラ模様の頭巾を、被った少女に一目惚れした少年、大神良志。 良志が彼女を追いかけていくと、彼女は逃げてしまった。 赤頭巾の少女と良志の物語。

美少女に声をかけられて始まる妖怪退治。 地域で一番の美少女が、変なおじさんに声をかけられたことを、主人公に相談する。 すると、返した答えは 「警察行きなよ」

学園のヒロインを決める、馬鹿3人の与太話。 桃太郎は出ません。

童話の題名に余計なことをすると、全然違う物語が生まれる。 今の時代にマッチはあまり売れない。 そこで少女は考えた。 マッチョを売ろう。 マッチョ売りの少女に、マッチョを買わされた青年の話。 マッチョ売りとは何か？ 多分青年が一番知りたいはず。

ホラー好きの妻と娘に連れられて、廃園した裏野ドリームランドに入った。 それが、どういう意味を持つかを知らずに。

美しい顔は舞台にふさわしい。 いやになるほど平凡な私は、自らの役目を理由づけるのにいつもこの言葉を使う。 大衆に注目され、歯の浮くようなクサい台詞台を堂々と言ってのけて尚、その姿は眩しく美しい。 私はその彼らを竜や魔王と戦わせて英雄にするのが仕事。彼女らを苦難の末に愛しい人と添い遂げさせるのが仕事。そして、平凡な人々におとぎ話を語って見せるのも、私の仕事。 ここまで言えば皆さん皆さんお分かりだろうか？ 私の仕事の名前は、劇団の舞台監督。

この日、彼の世界は終わりを、告げた。 主人公レインは自らの国を追われ、仲間を殺され、得たものは呪われた『とある』スキル。 ー それから、早５年。 アストロズ大陸に覇を唱える南部の軍事国家「クロイス」。 それと対立するように存在する北部の３ヵ国を主体とした連合軍。 魔法国家「ヴェルサス」 技術国家「アルカーノ」 商業国家「エルメス」 そして、今は南部と北部の間に位置する山脈と凍るように寒い冬の季節が長く続く、この戦争を止めていた。 そんな束の間、レインは北部連合の軍学校に入り、２年の歳月がたっていた。 ある雨の日、とある銀髪の少女との出合いが止まっていたレインの歯車を回し始める。