「あらすじについての会話？ そんなものが必要なの？」 「作品設定には必須なんですよ」 「うふ、色っぽいバーのママの、健全なエロとグロの物語なんてどお？」 「『健全』と『エロとグロ』って、思いっ切り矛盾してますね」 「伝説の九尾の狐の気高い孤高の冒険譚、もいいんじゃない？」 「あのー、私も少しは活躍するんですけど？」 「人か妖か分からない、うさん臭くてさえないアンタのことを、アタシと同列に扱え、と？！」 「はは、手ひどい感想いただきました…」 「あ、まあ、ちょっと言い過ぎたかな、まあ、退屈しないし、それになかなか信用できるというか…」 「…」 「…な、何で、アタシがアンタの事、弁解してるのよ！」 ―とこういう話ですので、よろしく。

トラックに轢かれたけど、転生はしなかった大学生、春日直久。 彼は死んですぐ、衝撃の事実を知る。 幽霊は全裸だった。 考えてみれば当然の話だが、死装束は初期装備じゃないらしい。 生まれた時が裸なら、死ぬ時も裸だよなぁ。 幽霊同士では会話はもちろん、視認することすらできないみたいだ。 しょうがないから、同じクラスだった美女の覗きをしている。 すると、美女が姉と一緒に、空間に空いた穴に吸い込まれた。 嘘だろと思いつつも、彼女を追って穴に飛び込むと、そこは異世界だった。 彼女を元の世界に返すため、幽霊の春日直久は奮闘する。全裸で。 ※プロローグは、現代日本が舞台です。 ※全てフィクションであり、実在の全てのものと関係がありません。 ※エロは健全な範囲内(R15レベル)です。

学校をサボり、日々格ゲーに時間を費やしていた斉藤　タモツはある日格ゲーの世界へ迷い込んでしまう。 しかもその世界の格闘者はほぼ美少女だった。 タモツはスケベの力で数々の強敵と戦いそして格闘者の頂点を目指すっ！ ※当作品は健全なエロです。