詩、───────。

どこからともなく聞こえた声に導かれるまま、私は選択した。 どうやら私が今世で生きるのは、公爵令嬢、エヴァ・ローレネスシャフの人生らしい。 この世界の設定も目的もわからぬまま生きていく度にぶつかるのは上書きセーブ付き選択肢?!　心の中に住み着いた声、『誰か』と目指すのは私の幸せな人生、そしてできうる限りのハッピーエンド。先々で出会う「攻略対象」っぽいイケメンたち、何か知っているらしい「ヒロイン」候補。そして自身の記憶と『誰か』と交わす会話をもとに、正しい答えを選択して乗り越えていけ!　 その行く末に見つかるのは、誰が主人公のハッピーエンドなのか。 この選択が正しいのかどうかは、誰も知らない。知りえない。 なぜならば─────、 この小説のタイトル、あらすじ、細かい表現などの内容は予告なく変更する可能性があります。 ＊R15は予防線です。 ＊だいぶあらすじが信用できなかったことに今気づいたので変えました。