魔族と人間が住まうこのロミナ大陸でかつて戦争が始まり、両者は深く傷つきながら休戦という形で終わりを迎えた。 その戦いの中でバラバラだった魔族たちを導いた白い狼族のラギナはその仲間も含めた四英雄として称えられていた。 戦争が終わり、大陸に引かれた境界線を越えないことで争いが終わったこの時代にラギナは人が住む村でひっそりと暮らしている中でケガをした少女を見つけると保護することになる。 しかし少女の肌は青く、見たことのない種族に疑問を持つ暇もなくラギナは村から追われる身となってしまった。 かつての仲間たちに再会し、そして助言を貰う中でラギナは人間が魔族と共生を目的とした村の存在を聞くとその希望に縋るようにそこへ向かうのだった。 ・カクヨムでも公開しています。

書道専門学校"日本墨客学校'に通う主人公"宮本　慧一"(みやもと　けいいち)はある日の帰り道、恐ろしい怪物"墨霊"(ぼくれい)に襲われる。 そこに助けに来たのは学校の教師で担任の"一二三　雄三"(ひふみ　ゆうぞう)だった。不思議な力・"墨"(すみ)を使って漢字を具現化しその怪物は追い払われる。 墨客学校の秘密と漢字の力を知ってしまった慧一。 そして彼自身も"字操師(じそうし)"となり墨霊と戦うことに。 漢字を使い様々な試練を乗り越える。なんでもありのハチャメチャバトルッ！ 　　　　　　　"漢字創成"お楽しみに！

　凍てつく雪原で、一つの誓いが交わされた。 　若き戦士ゼファー、冷徹な剣士シド、豪胆なる巨漢ヒューゴ――三人は瀕死の主君を救い褒美を確約される。 　戦場で血を流すだけでは領地は守れない。生き残り、栄えるために必要なのは――交易路を押さえること！ 　数多の視点が交錯し、やがて一つの大河となって国家の歴史を揺るがす。 　これは、雪原の若き戦士たちを起点に、交易で大陸一の領地を築こうとする群像劇である。 　旧タイトル『交易路の守護者！～理想の国づくりと貿易で無双したいと思います～』を再構築したお話です。

主人公東優斗は思春期よろしくちょっぴり偏屈でカッコつけだけれど、どこにでもいる男子高校生。 彼は高校１年生のときに学園のアイドル、斎藤明里さんに一目で惚れて、攻略することを決意した。 そうして時は流れ、高校２年の春、攻略半ばで彼は一時の休息を設けたのだが─── この物語はそんな舐めくさったことをしている彼の日常である。

それは虚構か現実か。 永い封印から目覚めた少女は、己が何なのかを完全に忘れ去っていた。 目覚めた世界は、彼女にとって何を意味するものなのか。その変容には どんな意味があるのか。己が目指すべき答えはどこにあるのだろうか。 １冊の本が紐解く世界の謎。それは彼女と彼女の仲間たちに、いかなる 現実を見せつけるのだろうか。 ※スマホの方は「１行１６文字」の設定でお読み下さい。

【唯一モテない私たちでも強気に出れる男】【魅力的なのはその顔と筋肉だけ】【一生、私たちの都合の良い存在でいてね♡】 「おい！俺を宇宙一チョロい男って言うな！」 ────── 宇宙暦20024年、男女比1：10の女性中心の宇宙。 恋愛も結婚も「自由であるべき」とされ、肉食系女子が跋扈する社会に、ひとり異端な男がいた。 モテなかった前世の記憶を持ち、「一途な結婚」にこだわる時代遅れの男、“ヒノキ”である。 そんなヒノキは、ある日80％オフだった「無人惑星」を衝動買いしてしまう。 「そうだ！この惑星に逃げれば、女性たちは追ってこれない！ここでスローライフ配信でもして小銭を稼ぎながら、軽くチヤホヤされつつ、窮極の“お一人様生活”といきますか！」 しかし、そんな甘い目論見を、この宇宙の“飢えた女たち”が見逃すわけもなく──。 この物語は、「逃避」から始まる宇宙規模ラブコメディである。 ※火・木を除く週5で更新中です！ ※この作品はカクヨムにも投稿しています。

　ダルヘイム。それは、グリトニー諸島の最北端に位置する小さな王国。北と南を強大な国家に挟まれたこの国は、人々の間で《狭間の国》と呼ばれていた。 　エマはダルヘイムで暮らす田舎貴族の長女。幼馴染みの青年と結婚することを夢見ていたが、サザーランド伯爵の晩餐会で平凡な日常ががらりと変わってしまう。 　殺人犯に仕立て上げられ、故郷から逃亡せざるを得なくなったエマ。謎めいた美しい神父様に助けられ、旅に同行することになったが…。 　捨て駒なら捨て駒らしく、役に立ってみせる！魔女、ヴァイキング、呪い、神話、陰謀渦巻く人間世界。自らの運命を切り開くファンタジー。

新たに仲間に加わった霊能力美少女は百体以上を除霊した凄腕らしい。そう聞いていたのだが…。霊を説得？除霊じゃないの？ いつものように持ち込まれる霊がらみの依頼に、今日も三人の美少女高校生は解決に乗り出した。自己中なわがままお嬢様と、辛辣なマイペースメイドと、純真無垢な天然ポンコツロリっ娘に、はたして解決などできるのだろうか。 出来る限り毎週金曜日の朝に投稿する予定です。 ―お詫びとご報告― 突然ですが、作品タイトルを変更しました。元のタイトル「逝かせてあげる♡」と同様のタイトル名のマンガ作品を見つけたからです。よく調べたつもりでしたが、見落としていたようです。 ただし全て変えてしまうと同じ作品なのかわからなくなってしまうので、元のタイトルはサブタイトルとして残します。それをいつか消すのか、そのまま残すのかはまた検討いたします。 作品タイトルは変わっても、引き続きよろしくお願いいたします。

ツァーリのために日本人と戦え。祖国ロシアは、国民を戦争に駆り出した。「私」も軍医として大陸の東の果てへ送られた。しかし、ロシア兵の大半は日本人を相手に戦うことに意義を感じていなかった。現地軍で不正が横行する様を見てもロシア軍の腐敗ぶりは明らかだった。ロシアは、負けるべくして敗れ去ったのだ。

平凡な町娘と出来損ない王子の物語 アルパラナの城下街アシオスで雑貨屋を手伝うフィローネ。ある日その雑貨屋に商品が入って来なくなってしまう。いつも取り引きをしていたリッキー商会を訪ねてみると、なぜか業務停止命令が出されていて……。 一方、アルパラナ城で過ごす第一王子のニロは、父王の変死を受け、祖父が王として君臨する中、祖父王の歪んだ愛情により、権力も持たないお飾りの王子として城に幽閉されていた。 平凡な町娘と出来損ない王子の出会いが、アシオスの危機を救う！

上級貴族の娘、ジルティアーナ・ヴィリスアーズ。 成人の儀でまさかの【ロストスキル】を授かり、次期当主の座を剥奪される。それと同時に気付いてしまった。 【ロストスキル】は失われたスキルでも、文字化けでもない。他の人には読めないけど、私が住んでた異世界の文字……日本語で書かれてる！ 【ロストスキル】を手に入れて、解った。自分が異世界から転生したこと。ヴィリスアーズ家がおかしい事。 今が、上級貴族なんて面倒くさい立場を捨てる、大チャンスである事を。 次期当主失格！？ 好都合です、ありがとうございます。貴族なんてめんどくさいし、私は田舎の領地でのんびり暮らしたい。 美味しいものが食べたいし、おしゃれしたい。チート能力でお店経営してもいいかも。もふもふを愛でるのもいいよね？ そんな気楽なスローライフを満喫するはずだった。 ……のに！？ 次々と出てくる問題点を発見してしまい、巻き込まれ巻き込んでいく──そんな波乱の奮闘記です。 カクヨム様にも投稿してます。

大田区のスラム街・蒲田育ちの優斗と腹違いのアニキの織りなすヒューマンストーリー

主人公はFPS廃人ゲーマー。転生先では没落貴族の三男坊。 魔法や剣よりも「戦術・連携・位置取り」で勝ち抜く。 かつて日本で「FPSプロゲーマー」を目指し、仲間と共に戦っていた主人公・高槻レン。 しかし夢破れ、無気力な日々を送っていたある日、深夜のゲーム大会中に突然心臓が止まり――気がつけば異世界。 そこは「魔法と騎士が支配する中世風の王国」。 彼が転生したのは没落寸前の辺境貴族・アルバート家の三男。剣の才能も魔法の素質もなく、家族からは「役立たず」と疎まれていた。 だがレンにはFPSで鍛えた戦術眼・索敵能力・瞬時の判断力があった。 彼は「魔法弓をスナイパーライフル代わりに運用」「小隊戦術を兵士に叩き込む」など、異世界の戦争に現代ゲーマー知識を応用していく。 やがて彼の戦術は「辺境の無名貴族」を救い、王国の歴史をも揺るがしていく――。

え？ 僕がＶチューバーに！？ 自分の声にコンプレックスを持ち、外では無口だった少年『栗林有介』その彼に突然転機が訪れた！ ある日、久々に実家に戻ってきた姉はＶチューバーになっていたのだった。 そんな事はまったく知らなかった有介は姉がいないときその部屋に入り、ノリノリで歌っていたゲームソングが全世界に配信されてしまう！？ そう彼の姉はその時、配信機材を切り忘れていたのだった。 Ｖチューバー『マロン』と一緒にいるこの美少女は誰だ！？ こうしてこれまでひっそりと暮らしていた普通の少年のＶチューバーへの道が始まったのだった！ 「僕の特技なんて、ただゲームをすることくらいだから⋯⋯」 姉の所属する芸能事務所『ホロガーデン』にはゲームが得意なＶチューバーは少なかったのだ。 こうして少年は期待の新人Ｖチューバー『アリス』としてデビューする！？

　共和国西の小さな村に住む少女フォルティナ・ロックス。彼女はある日、魔獣に襲われ、ある冒険者に助けられ、そこで冒険の話を聞く事になる。 　好奇心が旺盛で村の外の事を何も知らないフォルティナは、その話を聞いて冒険者に強い憧れを抱く事になる。 　数年間、村の恐ろしく強いシスターに鍛えてもらい。 　16になる年、冒険者認定試験を受ける事が出来る街に旅立つ。 　そこでフォルティナは、近代的な建物！村とは違う進んだ文化！見たことの無い魔具！の数々を目にして、自分の村はめちゃくちゃ田舎だった事に気付いてしまう…… 　そんなフォルティナが、好奇心の赴くままに未知の大陸中を旅する無知な田舎娘の冒険譚。

伯爵令嬢エマリア・シヴァイスは、侯爵令息アレス・デストロイから一方的に婚約を破棄されてしまう。深い傷心を抱えたまま舞踏会場を飛び出した彼女は、逃げ込んだ森の中で一人の魔女と出会うのだった。

私の父は、売れない木工細工職人兼、売れない彫刻家兼、売れない詩人だ。 ある日、「少し遅くなるけど心配しないで」と言い残して仕事に出掛けた父は、そのまま三年間消息不明となった。 そんな父が、ある日突然帰って来た。 「何してたの？」 そう尋ねた私に、父の答えは…

　ある日、貴族の娘が失踪した。 　見つけ出せば、貧民には一生遊んで暮らせるほどの賞金が出るらしい。 　”ヘリオス”――――それは、水蒸気と炭鉱に囲まれた陸の孤島。 　その町は、周囲を幅６００メートル、深さ１キロほどの輪状の巨大な溝で囲まれた地面の上に築かれており、まるで陸の孤島のようだった。 　レンガと木で造られたその町は、周囲の溝を炭鉱として利用しており、独特に発展した蒸気機関が住民たちの生活の根幹を担っていた。 　そんな閉鎖的で寂しく美しい町のおんぼろ家に住む１４歳の少年、シューゼ。シューゼは、下層民としての生活に憤りを感じながらも、どこかで満足していた。 　 　しかし、とある日。シューゼは、貴族の娘が失踪したニュースを目にする。 　と、さらにシューゼの炭鉱には灰色の髪をした少年が突如として現れ、シューゼの運命は少しずつ変わることに――――。 　――――王道スチームパンクファンタジー、ここに開幕。

――これは、いつか来るかもしれない未来の話。 朝陽ヒカルが独裁者に頼まれたのは、デスゲームの制作！ 3か月以内に作らなければ彼女の首と体は繋がっていないようで……。 中学2年生のヒカルはデスゲームの制作者に、そしてゲームマスターに……⁉ いつかはあの独裁者を倒すため。 （嫌々ながらも、）彼女のデスゲーム運営側ライフ、始まります‼ ※こちらは過去に小説賞の応募で落選したものを加筆・修正したものです。 ※プリ小説では公募時点の状態を確認することができます。

　高校生の梢明日香は片思いの恋に失恋をした。そのとき、ずっと明日香のことが好きだと同い年の高校生、日野梓に告白をされる。 　明日香は、……。　飛鳥　あすか 　恋愛短編チェーンストーリー。 　長編小説　第三作目　２０１５年作