きっかけになればと かいてみました (一番最初に「なろう」に投稿した作品です。)

16歳の海辺真理は、心傷つき、おじい、おばあの住む沖縄の島に妹の凛と一緒にやってくる。 そこで出会う友達との再会、出来事を通じて少しずつ成長していく。小さな物語。 　家紋さん主催の「過去の挫折企画」参加作品。 　美しき10PTでの参加(笑)。

雨の日に、マッチをすった。 うちにはライターなんかなかった。 そんな日にふと頭に浮かんだ雑文。

異世界転生の流行っている世の中、死んだものの「幽霊より転生して出てくるほうが簡単」だという女性に付きまとわれる二人は……。 ショートショート。怖くないホラーです。 ※決して異世界転生ものではありませんので、ご注意ください。 ※家紋武範様主催「過去の挫折企画」に参加させていただきました。

秋の夜、笠井市之助は足早に歩いていた歩を緩め、寒そうに袖に腕を入れると、辻にある、しのや、と名が打った軒行灯のめし屋に入った…… 幕末の志士の一場面を切り取ってみました。 ＊この物語は家紋武範さま主催「過去の挫折企画」に参加しています。

鈴波鏡花（すずなみきょうか）が働く商店街のパン屋『リンドウ』に、近所の工事現場で働く工事人たちがパンを買いに来るようになる。工事人たちは皆、揃いのクツ「スリッポン」を履いていて、なぜお揃いなのかが気になる鏡花だったが、その中にただ一人、グリーンのラインの白スニーカーを履いているツバキを見つける。一人だけクツが違う理由とツバキのことが、少しずつ気になり始める鏡花。けれど、家族も亡くし貧乏に加え、独りで必死に生きている鏡花にとっては、お金を使うデートなどはとうてい無理だと諦めていた。 ✳︎✳︎✳︎ このお話は家紋武範さま企画の「過去の挫折企画」に参加させていただいています。お読みいただければ幸いです。エブリスタさんでも投稿です。