私は、人が呼ぶには死神というものです。 「死神」とはいっても、私がしているのはまもなく死を迎える命が、その躰から抜け出したときに迷わないように迎えに行くこと。 つまり道案内をしているだけであって、私が命を奪っているわけではありません。 そうそう、死神は私だけではありません。 私だけでは道案内が足りず迷える魂で溢れ、世界が大混乱してしまいますからね。 死神仲間は結構多いのです。 もしかしたらあなたの近くにも案外、私の仲間がいるかもしれませんね。 道中、今生の最期に私とお話ししていただけますか？ ※それぞれの話は一話完結となっております。 （1話目から順番に読んでいただければとは思います） ※残酷な描写につきまして、お迎え対象の死んだときの状態などが出てきます。苦手な方は恐れ入りますがブラウザバックなどでお引きかえしくださいませ。

あなたの近くにもキューピッドがいるかもしれません。

ひょっとしたら、あなたの近くにも「栓」があるかもしれません……

もうこれ以上は、耐えきれないよ。 ※悲しみに寄り添う言葉

憂鬱な春の日。 そんな何でもない日常の中に影は現れます。 ほら、あなたの近くにも。

此処は、神々の庭。 此は、その庭で起こる物語。 庭はあらゆる場所にある。 海に、森に、空に。 地中に、霧中に、暗中に。 神々の国に、人間界に。 もしかしたら、あなたの近くにも。

いつも近くにあるのに見えない世界。 あなたの近くにもきっと

あなたの近くにもいるかもしれない博士たちの話。

昔々から人間を驚かし、脅かし、騒がせてきた魑魅魍魎たち。そんな彼らは、夜になっても灯りの灯る現代をどのようにして生きているのだろうか……。 ―――ほら、あなたの近くにも、もしかしたらいるかもしれない――― 現代社会を妖怪たちはどう過ごしているのかな～と思いつき、書いたものです。鈍足です。 妖怪大好きです。

傷つき、絶望しながらも、それぞれの光をもとめて 懸命に生きていく、ふつうの女の子たちの物語。 ほら、きっとあなたの近くにもいるはずです───。

あなたの近くにもあるだろう。馴染みのラーメン屋、スポーツ用品店、花屋。 それらはいつも生活の隣にあって、あることが自然で、安心感を与えてくれる時もある。 そんなものが突然なくなる。 それを目の当たりにしたとき、心にはぽっかりと穴が開く。

「おうさま」と「けらい」、そして更にその「けらい」・・・ こんなことが、もしかしたら、あなたの近くにも・・・

『シロネコ宅急便』 それは、白い猫による白い猫だけの、白い猫以外のための不思議な宅急便。 たくさんの白い猫たちが、様々な生き物へ幸せを運ぶ仕事をしている。 ……はず。 「ほかの生き物に幸せをあげるまえに、僕が幸せになりたいよ」 ちょっぴりマヌケでドジな主人公(猫)と、そのゆかいな仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議でファンタジックなハピネスストーリー。 果たして主人公は依頼主に、ちゃんと幸せを届けられる……のか!? あなたの近くにもきっといる。 幸運を呼んでくれる白い猫。 これを読んだ後はきっと、あなたも白い猫を探したくなるでしょう。 現在更新停止中です。ご迷惑おかけいたします。

数学の天才はあるゲームを作った。そのゲームは日本中で大人気となった。 全ての人が楽しめるゲームを――。 その言葉に見え隠れする不気味な死神の気配。はたして“彼”はどのように人を殺すのか。 あなたの近くにも死神はいるかも知れない。

____『トイレの花子さん』 学校の3階の女子トイレの３番目の個室にいる彼女の話をあなたも聞いたことがあるでしょう？ これは、他校とは違う、記憶を消してくれるという私の学校の特別な花子さんの話。 あなたの近くにも花子さんはいるんじゃないんですか？

妖怪は町を行き来します。 もしかしたらあなたの近くにも妖怪がいるかもしれません。