不敬罪怖いからしっかりもてなして治癒したら帰ってもらおう…。 日本からいきなり転移され、やっと異世界に馴染み始めていた立花瀬奈はある日、外出から家に戻ってくると玄関に血だらけの男性・テオが倒れていた。 慌てて処置を施して家に上げたけれど「貴族じゃない？」ということに気が付き、丁重にもてなしながら回復するまで介護をしていたのだが、完治してもなかなか帰ろうとしてくれない。 何か事情があるのだろうと聞き出してみると…。 「居心地の良いから帰りたくない」 なんでだよ！不敬罪怖くてもてなし過ぎた私も悪いけどお願いだから帰って！ 貯金が底を尽きそうなの！！！ 流されやすい性格の瀬奈と介護生活でさらに恋愛ダメ男に磨きが掛かったテオの邪道ラブコメ！

浮気症の婚約者を持つ侯爵令嬢シーリア。 辺境で育った彼女は、婚約者の言うことを純粋に信じ、彼に尽くしてきた。だが、度重なる浮気にとうとう我慢の限界が訪れ――。 「婚約破棄しましょう」 浮気サレ令嬢だったシーリアが、婚約者を捨て、新しい人生を歩み始める。 今更すがってきても、あなたのこと、もう何とも思っていませんから（ニッコリ） ---------- 完結しました！ 書いてて楽しい作品でしたので、もしかしたら続を書くかもしれませんが、一度ここで閉じさせていただきます。ありがとうございました！

トントントン…… 今日も台所から彼女の料理の音がする。 今日こそちゃんと伝えるつもりだ…… 「君はもう死んでいるのだと」 綾乃から始まった死の連鎖は止まらない……

私の恋人はとても女性に人気がある人です。 筆頭公爵家嫡男のあなたと貧乏男爵家長女のわたし。 釣り合うはずなど無い私達。 いつも彼の周りには煌びやかな美しい人達が取り囲んでいるけれど…でも良いのです。 だって彼だけが、私にとっては大切な人だから…。

2024年3月29日（金）より一迅社comicLAKE様にてコミカライズ連載中です！　 ニコルの婚約者はいつでも幼馴染の王女のそばにいる。 常日頃から放置されていた結果、 「別にひとりで行ってもいいんだわ」 向こうが好きにしているのだから、こちらも好きにすればいい。 婚約者の存在を最初から意識の外に置いて「お一人様」に慣れていくニコル。 最初から何も期待しないことを決めると実に楽になった。 しかし、お一人様の気楽さを知ってしまったニコルに、婚約者のケイオスは――

前世も今世も占い師のオリビア・クリスタルですわ。最愛の夫との旅行中に起きたお話をお届けしますわね。 ＊前世は昭和の女小原はるか、今世は公爵令嬢のオリビアが結果的にトラブルを解決するお語。短編「ここだけの話、その男はマザコンですわ」で機会があったらお話しすると言っていた旅行中のトラブル体験記。 ＊誤字報告ありがとうございました！ ＊腰を折るような間違いが多く、申し訳ありません ＊報告してくださった方に何か良いことがありますように ＊一部登場人物の名前を変更しました

シルビア・マッカラン公爵令嬢は、王太子の婚約者として愛し愛されていると信じていた。初めて六歳に戻った後、彼女を絶望から掬い上げたのはある魔法陣だった。五度目の六歳の誕生日の前日を迎えたシルビアは、悲壮な決意を胸に今までとは違う行動を起こす。この繰り返しを終わらせるために。

五龍が監視をしている国ユーエラニアと猫族の国ネオコルム。二つの国には秘密があった。王太后の権威に苦しむユーエラニアの王セルジュ。彼は秘密裏に白き龍の愛し子を探していた。白き龍の愛し子と思われる少女ニーナは、白龍が目覚める前に生まれてしまった。生まれる前から母に嫌われていたニーナ。二つの国の秘密が明らかになる時、ニーナの未来が決まる。 ある少女の願いから始まった、龍と愛し子の物語。

大好きな乙女ゲームの中に転生した。しかも可愛くて誰もが好きになるヒロインに。目指すは逆ハーレムルート一択！だってここはヒロインのための世界だもの。――確かに、この世界はヒロインのための世界だったのかもしれない。 【本編完結】 ※倫理観に難があるヒロイン（？）の話から進むため、最初はかなりイライラすることも多いかなと思いますのでご注意ください。 ※ハッピーエンドタグは全体を通してですので、初めの主人公に対してのものではありません。 ※アルファポリス様にも同内容の掲載があります。

◎これは単なるお嬢様の棚ぼた妥協話◎ 　――大国スイツのマカロナージュ公爵家では嵐が吹き荒れていた。 「嘘よ……嘘、うそうそうそうそッ……」 　新聞を持つ公爵令嬢ヴァニラの手がふるふると震え、握られた紙がくしゃりと歪む。 　そこにはスイツ国皇太子であるシフォンの婚約者の決定を伝える記事が、大きな見出しと共に淡々と書かれてあった。 　皇太子妃の座に相応しい娘と呼ばれ育ったヴァニラ・マカロナージュの長年にわたる「恋」はこの日に終わりを迎える。 彼女はこれまで婚約者候補筆頭と呼ばれ、自らもそれらしく振る舞ってきた。 けれども婚約者に内定したとの知らせもなく、ただいたずらに日々は過ぎていたのだった。 むなしくて泣き濡れる毎日。そんなある日学生時代の知人から連絡が入る。 彼女にこの思いの丈を聞いてもらおうと向かった先で――。 　　　　　　　＊　＊　＊　＊　＊ 不穏な始まりですが、主役目線の別れと出会いのお話です。 本編はわりと平和ですが蛇足はやや重め。 ※残酷描写タグは念のため。 登場人物は肚に一物持った人たちばかりです。 一部女性蔑視、結婚や年齢などに対する表現があり〼。 最後に人を選ぶ表現があるので、念のためR15です。 2025.1.10　タイトル変更

公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。 「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」 しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ…… ◇全18話で完結します

ふーん、あなた私にインタビューしたいの？ いいわよ。処刑される前に、なんでも答えてあげる。 いんたびゅーうぃず転生ヒロインちゃん！ふふっ。

学院でも人気の高い侯爵家の嫡男オーウェンの婚約者となった伯爵令嬢シアーシャ。 初対面の時から優しい彼に惹かれていたシアーシャは知らなかった。 オーウェンが自分の親友である子爵令嬢カーラと恋人同士であったという事実を――。 ※5月6日にオーウェン視点を、5月12日にカーラ視点を追加しました。

「プリメーラ・マルケース！　私はお前との婚約を破棄する！」 高らかに宣言した王子の言葉に、言われた張本人であるプリメーラは動揺を一切見せていなかった。それどころか、恐ろしいほどに冷静に状況を分析した後。 「そもそもわたくし、あなたと婚約した覚えはございませんよ？　エウティミオ殿下」 そう言い放ってみせたのだ。 なぜ王子は、勘違いの婚約破棄などしたのか。 その裏には、この国が抱える一つの問題があった――。 ※この作品はカクヨム様でも掲載しています。

妹に婚約者を奪われた結果、婚約破棄されたミリアは隣国の皇太子に求婚された。 しがない冒険者のナキは一年ほどつきあったパーティからクビを言い渡される。 そんな2人+猫が国境の砦で遭遇し、なんやかんやとあって国境の隠者と呼ばれるまでの話。ある意味ざまぁ済。 R１５は保険です。アルファポリスにも投稿しています。

　レティシアは全てが嫌になった。勢いで留学した隣国で得た親友フロリアーヌ。大好きな演劇を通じて前向きになり始めたレティシア。その時、都市伝説の鐘が鳴り、全てが動き始める。レティシアの未来は？

自身主催の夜会で婚約破棄を告げたバンジャマン王子。優秀だと高く評価されていたはずの王子の言動が怪しい。しかも破棄を突きつけた相手は人違い！婚約者はどこ？冷たくなっていた？囁き貴族たちが集う夜会で何が起きるのか？

　王子の婚約者候補の一人、エミリアは初対面の日に王子が大嫌いになってしまった。失意のうちに始まった王妃教育で、知識と資金と仲間を得たエミリアは仲間の協力と『富得賭け』で形勢逆転を狙う！逆鱗に触れると何をするか分からない王妃と王子。あの日見たはずの両親の仇を探す義兄ヘイデン。全てが収束する時、エミリアは何を得るのか！

私の大切な友人ディア。王太子の怪しい行動を見てからずっと気になっていた。あの時王太子は彼女に何をしたのか？その疑問が解ける時、私の未来も大きく動く。公爵令嬢の半生回顧録。 ＊短編「運命の時間です」の公爵令嬢視点

「なぜお父さまとお母さまは結婚したのか知りたい」 と子どもたちに問われて話し始めたヒューイ・グランベル公爵。運命の相手を選ぶ儀式に関わったディアを手助けした時の思い出話と後日談。「当時はとにかく頑張ったし、とにかくディアは可愛い」本人談。 ＊短編「運命の時間です」のディアーヌ・アダマンテ侯爵令嬢を手助けした男性視点