札幌を舞台にした、ファンタジーとSFを掛け合わせた（笑う）群像劇です。 　｜軽量隕石《ライトテイア》と呼ばれる隕石が、期間限定の｜隕石集中地帯《テイアゾーン》を発生させて１６年。地球の北半球には隕石がふってくる。 　直径1.2キロという狭い範囲に、数時間おきに数週間、落下するのだ。数十センチから数メートルのものが、大気圏で燃え尽きず、地上に届く。生物と鉱物があり、災害を引き起こす以上の、恩恵をもたらした。 　２年前には日本にも出現。悲惨な事態をもたらした。あわてた政府は｜対人外生物異物《ホスクラド》｜対処班《フリート》を立ち上げたが。次の発生は不明。数十年後になるか、隕石が尽きてなくなるか。誰にも予測はできない。 　巨大｜七光《ひかり》。１９歳139センチ。イケメン好き。亡き母から異星人遺伝子を継いだ彼女は、軽量隕石対処部隊フリートに就職したものの、隕石の降らない日常に暇を持て余していた。 　平和な日常は、二度目のおわりをつげる。 　この日落ちてきた｜軽量隕石《ライトテイア》は、資源でも小さな生物でもない、１０メートルもの大きな怪物だったのだ。 　確たる義務も使命感もない彼女だが、地元愛だけ人並み以上にもっていた。 　決して強くない巨大は、街をまもるため変身するが…… 　…… 　タイトルの通りモチーフはウ○トラマンです。ハイテンポ。ギャグは多めでアクションは少なめ。