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作者:ほっこくのくわずいも/作品情報/Nコード:N2372GN
短編 |
母が亡くなったあと父が亡くなるまでの間に、大きなさみしさの予感に襲われることがたびたびありました。あー、わたしは、ひとりっこなのだと。父が亡くなれば、幼かったときからの家族はわたしを除きもう誰もいなくなってしまうのだと。
そうした想いを、縁もゆかりもない店の窓から映る、老職人の静かで淡々とした手元を見つけると何故か落ち着けました。それが、なぜなのか、父が亡くなり三回忌を向かえる時間のたったいま、振り返るとわかるような気がしてきます。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 私小説 寺町 小路の名前 しみぬき屋 きれいな禿げ頭 丁寧な仕事ぶり 見えない手元 ひとりっこ 最終更新日:2020/09/26 06:07 読了時間:約6分(2,567文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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