主人公・リリィは弟子を取る。 「師匠はやっぱりすごいですね」 「もう何もかも、“元”だけどね」 「それでもすごいんですよ」 弟子は屈託なく笑う。散ったそばかすが愛らしい。 瞳がまたたく。 「わたし、家を建て直したいんです。そしてゆくゆくは」 これは没落貴族から上級魔女を目指すべく奮闘するエリザベス──リズ──と 若くして前線を退く羽目になった“元”・上級魔女の私──リリィ──が出会い 旅をし、かげがえのないパートナーとなるまでの物語である。

どこに出しても恥ずかしい就職浪人の主人公は、ある日不運にも事故死してしまう。 目を覚ますと、彼は異世界に転生していた。 もう二度と怠惰な生活なんて送らない。 そんな決意と共に人生をリスタートしようとするが―― 生まれた先は、まさかの没落貴族だった。一体どうしろと。 これは没落から家を救ったり、仲間と共に奮闘したりする一人の青年の物語。 ◆書籍版1～6巻がMFブックス様から発売中です◆ ※書籍版に合わせてサブタイトルを変更しました。 旧副題：転生したら家が没落してたんだが

◆ベリーズ文庫様より書籍化しました。書籍化タイトルは「崖っぷち令嬢が男装したら、騎士団長に溺愛されました」です◆ 「すまない。けど、俺にはアイリスを支えてゆける自信がない。婚約を解消してほしい」 コスタ子爵令嬢──アイリスは社交界デビューして初めての舞踏会で、婚約者に婚約破棄を言い渡される。 両親を亡くし、病気の弟を抱え、頼る人がいなくなったアイリスは実家を救うため、男装して弟に成り代わり騎士となること決意する。 しかし、普段は厳しいが部下想いの堅物軍人──レオナルドとの出会いで、運命の歯車が大きく回り始めて……。 これは没落した実家を救うために女であることを捨てた一人の令嬢の、かくも幸せな恋物語。 ※既存作「夢見の魔女と黒鋼の死神」「エリート外交官は落ちこぼれ魔女をただひたすらに甘やかしたい」と世界観を共有しています。本作を含め、全ての作品は単独で問題なくお読みいただける仕様です。 ※ベリーズカフェにも連載。

こちらが最初の狼王記。このあとにクロユリを書いていますね。 2013年くらいの原稿で、簡潔しなかったのでどこにも応募することなくパソコンの肥やしになっていたのを、みったーんがサルベージしたんです。 それから７年くらいたって、小説家デビューして書き直したのがイースサーガ版。 クロユリの続編というよりかは、デビューにいたるまでの清算ですねｗ こちらは総没。二度と世に出回ることはないので、今のうちに読んでください。

　悪役令嬢を救う勇者として異世界に召喚された、日本の介護職員。 　彼女を助けて亡命した先には、うつ病で寝たきりのエルフに認知症のコボルト、糖尿病のスライム等、介護が必要なモンスターが大勢居た。 　ソフト食や訪問入浴と、介護士は現代介護の知識を駆使し、次々とモンスターを救っていく。その中で、介護の魅力に目覚めた令嬢は、ある事を決意した。 「私……介護士に転職します！」 　これは没落してどん底に堕ちた悪役令嬢が、モンスター専門の介護士として再起していく物語。