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作者:空木弓/作品情報/Nコード:N9102JE
完結済 (全13エピソード) |
「白南風ー八丁堀の女用心棒」では名前だけ出てきた榊源二郎が主人公の、江戸時代後期が舞台のお話。時は文化九年(1812年)の秋。始まりは「白南風」の終わり頃。
北町奉行所同心の次男として生まれた源二郎は、生まれた直後に母を亡くし、祖父の代からつきあいのある与力の家の妻に三月早く生まれたその娘と一緒に育てられたという、少々複雑な過去を持つ。そんな過去と次男という立場から、いつしか武士の身分を捨てて町地で飯屋を営むつもりでいたのに、二年前に兄が盗賊に斬殺されたため、急遽家督を継ぎ、今は北町奉行所に平同心として勤めている。
ある非番の午後に釣りをしていた時、浪人が子供を助けるのを目撃した源二郎。その浪人に自身と共通するものを感じた源二郎は釣りを通して親交を深める。だが二月近く経った頃、「容易く人を信じるな」と言い残し、浪人は源二郎の前から姿を消す。
直後に起こった商家への押し込み。主一家が斬殺されていたのだが、主の斬り口には源二郎の兄に残されていた斬り口と同じ癖があった。
周囲が兄の敵討ちをお膳立てしようとする中、その掛かりに加えられたという、あくまでも町方同心として源二郎は探索に取り組んでいく。その中で見えてくるあの浪人の真実、自分との因縁……
* カクヨムでは1話5000字前後で掲載/公開中
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 男主人公 和風 近世 時代小説 江戸時代 運命とは皮肉なもの? はずせない心の枷 それなりにサスペンス 文化九年 捕物 それなりにミステリー 忍ぶ恋 兄弟愛 心・行動の分水嶺 白南風姉妹(続)編 R15 残酷な描写あり 最終更新日:2024/09/12 21:20 読了時間:約247分(123,392文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 32 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 30 pt |
作者:空木弓/作品情報/Nコード:N9436IS
完結済 (全11エピソード) |
食べることと菜作り(農業)が大好きな大御番の番士を勤めるお人好しの殿様が多芸で茶目っ気のありすぎる小人目付に翻弄されながら、友人と家臣を殺された仇を討とうとするお話。
三百石の旗本で大御番の番士である筧孝四郎は、ある夜何者かの襲撃を受け、一緒にいた友と奉公人を殺される。自身は弾みで川に落ちて助かったことを悔やみ、目付の下手人探索に協力して友と奉公人の仇を討つことを誓う。
……が、探索の場に現れた二人目の、小人目付でも五本の指に入る争うほど優秀だと聞かされていた人物は、孝四郎の予想外の嗜好の持ち主だった。
そして、次第に見えてきた孝四郎の知らない友の顔。友の死は、悪事に加担したゆえだったのか?
* 飲酒シーンが多くなりそうなこと、日本刀による殺し/斬り合いがあるので、R15にしました。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 男主人公 和風 近世 時代小説 江戸時代 ファミリードラマかも それなりにミステリー それなりにサスペンス わりとコミカル 文政七年 友情もの(たぶん) R15 最終更新日:2024/05/29 00:10 読了時間:約224分(111,884文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 26 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
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