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作者:九JACK/作品情報/Nコード:N5546CQ
完結済 (全12エピソード) |
二人の血の繋がりのない、けれど誰より固い絆で結ばれ、瓜二つの容姿をした、よく似た名前の少年がいた。
「紅茶豆乳の色は一言で言うとピンクだと僕は思う。
しかし、一般的なピンクではないかもしれない。ピンクというと、桃色を思い浮かべるだろう? けれどあのピンクは、血のような……月蝕の日の夕暮れのような、あの暗さを帯びた紅に濁った白を溶かしたような……そんな色なんだ。
僕の中では、赤を白で薄めた色がピンクだ。だから、紅茶豆乳のその色も、ピンクと呼べるんじゃないかと思っている」
「へえ、君にはピンクに見えるんだ。俺にはね……茶色に見える。紅茶ってさ、蒸らしすぎると茶色になるんだよ。味も渋いし。その渋味をごまかすための、中途半端な俺の色なんだよ。紅茶豆乳の薄茶色って」
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テーマカラー
メイン:茶色
サブ:ピンク、オレンジ
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり イースターもどき 皆既月食 ピンク オレンジ と見せかけて茶色 少年 殺し屋 気晴らし バッドエンド予定 九JACK 縞模様エッグ 復活祭2015 最終更新日:2015/05/11 03:00 読了時間:約62分(30,712文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 非公開 評価ポイント: 非公開 |
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