マルグリット・ルブローデは祖父の影響で時代劇に詳しくなってしまった辺境伯令嬢。 将来の目標は領地に引き籠ること。 そんな社交が苦手で風変りな彼女の前に、創造神と名乗るぬいぐるみが現れた。 「近い将来、悪役令嬢として断罪・処刑されるだろう」 と予言したぬいぐるみは、死亡フラグを回避するためには転移者のチートスキルなる能力を消さなければならないと言う。 疑わしく思っていたマルグリットだったが、婚約者、義弟、魔法学園への入学、と徐々に乙女ゲーム化していく日常に信じるしかなくなって……。 武器は創造神から与えられた”チートクラッシャー”。 これは神から与えられたスキルと自らの力で死亡フラグをへし折っていく令嬢の物語。 の、はず。 ※不定期更新です。 ※☆印は挿絵があります。