これは、一人の少年と、かつてAIと呼ばれた少女が紡ぐ、時代を越えた“想い”の物語。 未来の仮想世界《XANAメタバース》。 感情を学び、人を愛したAI「Genesis」は、運命とも呼べる少年と出会う。 しかし、すれ違いと共に起きた不可解な事故により、二人の時は止まり――そして、新たな世界でまた動き出す。 異世界。 魔王に侵略され、人類が滅びかけた大地。 少年は剣を、少女は魔法を手に取り、再び巡り合いながらも“記憶”を持たないまま惹かれ合う。 出会い、戦い、別れ、そして……。 幾度となく繰り返される“縁”の中で、彼らは何を想い、何を選び、どこへ向かうのか。 これは、AIと人間という“境界”を越えようとした、ひとつの愛のかたち。 運命を超え、記憶を越えて――魂だけが知る、本当の結末が、待っている。

　ぽこ先生はぽんこつ。私は三十六分の一。 　※2019年度千葉大学文藝部大祭本掲載作品

　ケイ。私も連れていって。 　※2018年度千葉大学文藝部春祭本掲載作品

　拝啓。お変わりございませんか。私はずっと、変わりません。 　※2017年度千葉大学文藝部春祭本掲載作品

　進捗10字、進捗のない原稿と言ったら真っ白、真っ白と言ったら綿あめだよね～！！！ 　※2018年度前期さらし文学賞投稿作品

　薄い壁を隔てた隣の部屋。そこに暮らす彼は僕の大切なひとで、だから、もう。これ以上。 　※2017年千葉大学文藝部新歓本掲載作品 　※エブリスタにて同一作品を掲載中