優しくて気の良い、でも不器用なお兄さんのお話。 あるいはそんなお兄さんの良き理解者の告白の話。 ほのぼのご都合主義のハッピーエンド。 かなり短いSSです。 アルファポリス様でも投稿しています。

＊電子書籍化＊　１２月２２日（金）シェリーLoveノベルズより配信。 皆様にご覧いただいたおかげで、電子書籍化決定しました！　詳細が決まりましたら、またお知らせします。 ずっと、遠くから見つめるだけだったあこがれの騎士様と婚約者になれたのも束の間。 残念なことに、婚約破棄されてしまった。 （……でも、また以前のように遠くから見守るだけならいいですよね？） 「あの、どうしてもひとつだけお願いしたいことが」 「……なんでも叶えると誓おう」 　なんだか、すでに元婚約者の返答がおかしいことにメルシアは気がつかない。 「ランティス様の飼い犬に、たまに会いたいのです！」 　メルシアは予想していなかった。可愛いもこもこのランティスの飼い犬を愛でるうちに、塩対応だった元婚約者が豹変して、溺愛してくるようになるなんて。 本編完結しました。 アルファポリス様、ベリーズカフェ様にも投稿しています。 12/3〜ベリーズカフェ様にて、ファンタジー部門１位になりました。

旧題『ドラゴンスレイヤーの孫娘』 村娘ルーシアは聖剣で世界を救った『竜殺しの勇者』に拾われ、孫娘として大切に育てられた。ある日、おじいちゃんが天へと旅立ちひとりぼっちになってしまう。剣や魔法の才能がないルーシアは、実家である『竜のあくび亭』で宿屋をはじめることを決意する。 閑古鳥に愛されていた宿屋に人が集いはじめる。 ――やさしい年下の聖職者、陽気な騎士、絵本の王子様、幼なじみの冒険者、古代ゲームを挑む商人、おかしな吟遊詩人、そしてそれを見守る魔術師。 おいしいごはんを食べたり、いっしょに遊んだり、精霊や妖精さんそして宿泊客たちと楽しくすごす。 宿屋をはじめたことをきっかけに異世界に変化がおとずれる？ 一方的に愛されながら、のんびり楽しく暮らしていくお話です。 ほのぼのご都合主義。基本的にコメディです。 202503 ただいま改稿中です。よろしくお願いいたします。