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作者:真波潜/作品情報/Nコード:N4343GV
完結済 (全21エピソード) |
「ルシアナ、今日も綺麗だね」
私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。
侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。
見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心やさぐれていた。
白銀の髪にアイスブルーの瞳、白くて大理石のように滑らかな肌に、細くて長い手脚とメリハリのある体。
暴飲暴食、夜更かしに偏食、何をやっても変わらないこの見た目。
いつしか私の見た目を褒める人は皆敵と思って無表情で過ごすようになれば高嶺の花ときた。
仕方がないので、笑顔で躱す癖もつけました。
そんな時、隣国からの留学生として第一王子が転校してきた。
彼はとても愛想が良く、万人に優しく、そして私にとっても救いの神だった。
「君、すっごく可愛くないね」
爽やかな笑顔で言われた言葉の裏には、彼の秘密があって……?
※感想については活動報告を参照してください。
※アルファポリス様でも別名義で掲載しています。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: 身分差 魔法 隣国の王子 高嶺の花 不良王子 やさぐれ令嬢 ほめ殺し 二面性ヒーロー ハッピーエンド 最終更新日:2021/03/14 19:00 読了時間:約59分(29,099文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10,770 pt ブックマーク: 1,369件 評価人数: 903 人 評価ポイント: 8,032 pt |
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