王子様との政略結婚が決まった侯爵令嬢イレーネ。 けれど、実は彼女には、夜な夜なこっそり続けている秘密があった。 それは、魔道具を使った匿名朗読配信。 語り手〝ルナ・リシタ〟として、声だけで誰かの心を癒やす、ささやかな趣味。 そんな彼女に、いつも丁寧な手紙をくれる常連リスナーがいた。 名前は〝蒼月〟。 その人だけは特別で、王子との初夜は延ばし延ばしに── イレーネの気持ちを尊重してくれる王子。 その優しさに、少しずつ惹かれていく自分にも気づいてしまう。 けれど同時に、どうしても忘れられない〝蒼月〟の存在。 彼女が最後に選ぶのは王子か、それとも……？

幼馴染である花井緋鞠と咲田翔斗の恋模様を描いたありきたりな話かと思えば、ちょっと違ったような話です。 野いちごで掲載されている「幼馴染、なんかじゃない」のリメイク作品です。小説家になろうの他にノベマ！、カクヨムでも掲載する予定です。

不慮の事故に巻き込まれながらも未練なく死んだ薄幸の青年・海風(ミカ)は、異世界の悪魔に召喚されて転生し、魔王の食事係となってしまった。 丁寧な物腰で人間を慈しむ温厚な悪魔・カマルティユ。(通称カミュ) 常に物憂げな顔で城に引き籠もっている残虐とは無縁の魔王・ジルベール。(通称ジル) ミカは素朴な手料理しか作れないが、彼らは温かく迎え入れて舌鼓を打ってくれる。 魔王と悪魔と人間の、静かで、穏やかで、優しくて、ほんのり切ない日々のおはなし。 ※カクヨム・エブリスタ・アルファポリスでも掲載しています

BookLive様よりコミカライズしていただけました！ Perinyaさまに描いていただいた美しい登場人物たちのおかげでより素敵な作品となっております(*´▽｀*) ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 私マツリカは3回目の婚約解消をされました。姉は毎回美しく着飾り、見惚れるような微笑みで家族の顔合わせに出席する。婚約者はみんな美しくて明るい姉の方になびいてしまう。 それなのに父はどんどん縁談を持ってくる。 「お前のためだよ」「私のせいでごめんね。でもあなたのためよ。」 私のためだと言って縁談を勧める父、婚約者に粉をかける姉。 私のためってなんですか？！家族に追い詰められ私は家出を決めました。 ＊アルファポリスにも投稿しています

今なら、もっと上手く言えるのに――――― 夏のある日、急な夕立に見舞われた私は、 降りしきるその雨に、懐かしくも、ほんのり切ない、 けれど大切な記憶をよみがえらせていった……… この作品は他サイトにも掲載しています。

忘れていた甘苦い記憶が、突然の来訪によって蘇る。しかも、夜の病院のバルコニーを乗り越えて。 「そんな事をしたら、嫌われてしまいますよ」護衛から諭されるも...... 「いつか、国とその男と、どちらかを選び取らねばならない時が来たら、貴女はどちらを選ぶのかしら」幾つになっても、恋する人は盲目...... ほんのり切ない甘くて苦いラブストーリー。 お互いの非日常は日常となっていく......。 カクヨムにも掲載しています。感想・評価など頂けると、励みになります。

アジの旬は6月から8月！ というわけで、読んだらきっとアジフライが食べたくなる飯テロ文学を、どうぞご賞味くださいませ。 ※注意　夜中に読むのはやめておいたほうが良いかも……。 （カクヨム投稿作品の修正版です）

ある雨の日、幼馴染とケンカをした女子高生・絵馬は、ひとり泣いていたところを美しい青年に助けられる。暗い森の奥でボロボロのカフェを営んでいるという彼の正体は、実は魔法使いだった。彼の魔法と優しさに助けられ、少しずつ元気を取り戻していく絵馬。しかし、魔法の力を使うには代償が必要で……？ほんのり切ない現代ファンタジー。 （※アルファポリスでも掲載しています。）

――これは、一つの恋物語。画家の卵である青年・フランは、ある日一匹の人語を喋る美しい白猫・マリに出会い、恋をする。甘く、ほんのり切ない、ファンタジーなラブストーリー。

酒場の店主ジャックには幼馴染がいた。彼は竜殺しの異名を持つ大英雄ジークハルト。ある晩店にやってきたジークハルトにジャックはいつものように煮豆を出すのだが・・・。ほんのり切ない友情譚。 ※題名をどうするかで小一時間悩みました。単にソラマメにするべきかとも思ったんですが、それだとちょっと素っ気ないなと思い、これにしました。

春一は、幼馴染の夏雫に好意を抱きながら、ずっと伝えられずにいた。 友人の後押しで告白を決心するものの、はぐらかしてしまう。それが、彼女とちゃんと会える最後になると知らずに……。不器用な２人の、ほんのり切ない――そんな物語。　◆初挑戦のジャンルですが、精一杯頑張って参りますので宜しくお願いします！

空は一面のオーロラが覆っていた。そのもとで男女三角関係が静かに繰り広げられ。どこにもたどり着かない、ほんのり切ない短編ラブストーリ。