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作者:浦切三語/作品情報/Nコード:N4211EW
完結済 (全10エピソード) |
あの寺に奉納されていた虫の彫像は、ひどく奇怪で恐ろしく見えて、それでも、なんとも言えぬ悲哀の念が込められておるのを、感じたのでございますよ――
雨の降りしきる真夜中の頃、N県八日町の駐在所に、一人のスウェット姿の男が、ずぶ濡れになって駆け込んできた。駐在所の番をしていた巡査長の大原は、男を招き入れると、何用でこんな真夜中に駐在所を訪ねてきたのかと問い質す。すると男は、隣町の無碍野町(むげのちょう)で十年前に発生した、女子高生失踪事件の真実を話すためにやってきたのだと言うではないか。どこか陰を孕んだ男の気に当てられて、大原は男に話をするように促した。
謎めいた男が語る女子高生失踪事件の真実。それは、無碍野町に伝わる「でんぐり様」と呼ばれる民間伝承にまつわる、世にも恐ろしい「人の悪意」についての話であった。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: ネトコン12 ダーク サスペンス 怪談 サイコホラー 民間伝承 ややNTR 微グロ 芋虫めいた何か 凌辱 第二話から独白形式 行方不明事件 山奥の寺が舞台 ムサカリ絵馬を リスペクトしてます R15 残酷な描写あり 最終更新日:2018/08/06 23:32 読了時間:約96分(47,761文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 4件 総合ポイント: 302 pt ブックマーク: 55件 評価人数: 23 人 評価ポイント: 192 pt |
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