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作者:安路 海途/作品情報/Nコード:N0595HE
完結済 (全17エピソード) |
舞台上には、セーラー服姿に血塗れの仮面という、奇妙な格好の人物が立っていた。彼女は犠牲者にして勝利者、虐げられた女にして復讐を遂げた者――
凪城高校演劇部の次回公演演目が『アガメムノン』だと告げられたとき、わたしが思ったのは、「——何で、アガメムノン?」だった。アイスキュロス作、古代ギリシア悲劇。高校生としては、いささかクラシックな舞台演目。
夏休みになり、着々と舞台隊準備が整っていくあいだにも、わたしの疑問がなくなることはなかった。そこで、今度の舞台の発案者が誰なのかを、探っていくことにする。部員の一人ひとりに質問していくわたしだったけど、犯人(?)探しはいっこうに捗らない。
でも、わたしはどうしても、知りたかったのだ。
――そこにある、運命みたいなものの正体について。
そしてとうとう、わたしは真実を知るのだけど……
(18/9/21~18/10/3)
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 現代 日常 青春 ホームドラマ ミステリー 短編 高校 演劇部 古代ギリシア悲劇 アイスキュロス イタカ 照明係 復讐劇 長い計画 それでも願いは―― 最終更新日:2021/09/08 00:00 読了時間:約87分(43,028文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 56 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 46 pt |
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