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作者:日暮奈津子/作品情報/Nコード:N7958DI
完結済 (全6エピソード) |
むかしむかしのその昔。
オアシスの国の王には美しい王妃がいましたが、王女を一人産んですぐに亡くなってしまいました。
王は一粒種の王女を風にも当てず大切に育てましたが、王女は王宮の暮らしにすっかり退屈してしまいました。
そんな王女のために、王は町で評判の吟遊詩人を王宮に招きました。
ところが、王女は詩人の歌う物語にすら退屈してしまいます。
本当は、詩人の物語を書いていたのは、貧しい代書屋アブドゥル・アルハザードだったのです。
王女はアルハザードの物語に夢中になりますが、やがて二人は恋に落ちます。
しかし、アルハザードには恐るべき秘密がありました。
彼こそは、そこに入った者は生きて出てくること決して能(あた)わずと言い伝えられと言われる『無名都市』からただ一人生きて帰ってきた者だったのです。
薬剤師K名義のFC2ブログ『imagination note』との重複投稿です。
すでに投稿済みの小説『青い回廊と西王子家断絶の次第』『猫のゆくえ』『星の間(あわい)』に関連するお話です
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 時代小説 怪談 クトゥルフ神話 無名都市 アブドルアルハザード シュブ=ニグラス 最終更新日:2016/06/10 12:00 読了時間:約104分(51,846文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 28 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
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