[-1-]
作者:may/作品情報/Nコード:N1747JC
完結済 (全15エピソード) |
シェイクスピアの残酷劇「タイタス・アンドロニカス」を原案にした、復讐ストーリー。
中世初期。
ルム王国の大豪族・ナロドニア家の次男であるイルシオは、隣国アルグートとの戦役に勝利を収め、賞賛を浴びながら凱旋帰国をした。
しかしこの栄光を面白く思わない者が二人いた。
一人目は、敗戦国アルグートの美貌の女王ターラ。
彼女は、自分を捕虜に落としてルムに連行したイルシオに、強い恨みを抱いていた。
もう一人は若きルム王サナタイ。
彼は、王である自身にまで干渉するナロドニア豪族家の尊大ぶりに、激しい嫌悪をつのらせていた。
この二人が手を取り合った時、ナロドニア家に対する陰謀が組まれる。そのシナリオは女王の相談役(=情人)であり、異様なまでの魅力を持つ黒い肌の男・エアリアが描くことになった。
エアリアの罠は、完璧に作動した。凱旋帰国のたった翌日、イルシオの父親・ティタン当主は片手と正気を失う羽目となり、最愛の妹・ヴィアは、心を極限まで傷つけられてしまった。ルムの大権門ナロドニア家は、一日にして崩壊することになった。
イルシオ自身もまた、国外追放の処分とされる。彼は、サナタイ王達への復讐に全身全霊を賭けることを誓い、かつての敵国アルグート国へと進んでゆく。……
舞台を、原作の古代ローマ時代から、中世初期の中部ヨーロッパへと改変。
主人公も青年にし、ストーリーも解りやすく大きく変て、美男美女と悪役とを多数登場させた、歴史ファンタジー話。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: ネトコン12 集英社小説大賞5 シリアス 男主人公 シェイクスピア タイタス アンドロニカス 残酷劇 復讐劇 ヨーロッパ中世初期 宮廷内抗争 策謀 大豪族 兄妹 美男美女 最終更新日:2024/06/20 16:00 読了時間:約221分(110,038文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
[-1-]
検索時間:0.3382031秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。