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作者:松岡 繁/作品情報/Nコード:N1836G
短編 |
上野動物園で長年飼育係だった福田三郎が、園長代理になった。戦時体制下の帝都東京で福田を待っていたのは、ゾウやライオンなどの猛獣を処分せよという非情な命令だった。福田らの抵抗も虚しく、動物処分命令は実行に移された。絶食してやせ細り、福田に芸をして餌を求めるインド象のトンキー。職員の誰もが、動物たちの為に慟哭した。戦後「妹にゾウを見せたい」という小学生の投書が、インド政府を動かした。ネルー首相は日本の子供たちのために、インド象のインディラを贈る事にした。福田たちは全国の子供たちにゾウを見せたいと、移動動物園を企画する。インディラは全国の子供たちから熱烈歓迎された。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 上野動物園 インド象 太平洋戦争 日印交流 インディラ 最終更新日:2009/02/17 17:16 読了時間:約30分(14,875文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 16 pt |
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