クラウディア・ウォルトン公爵令嬢は幸せだった。 優しい両親に、仲睦まじい婚約者。 そしてその婚約者であるフィンリー・レントハムはこの国の第二王子であり、膨大な魔力を有する優秀な魔法使いでもある。クラウディア自身も優秀で美しい令嬢で、お似合いの二人である。 しかしウォルトン家にはクラウディアしか跡継ぎがおらず、婿をとらなければならなかった。 第二王子と婚約するのには様々な問題があったが、その障害も乗り越え、あと一年で二人は結婚する予定だった。 誰が見ても幸せな人生だった。 しかしそれがある日突然全て崩れてしまう。何者かに屋敷を襲われたのだ。 「逃げろクラウディア！…とにかく生きていてくれっ…！」 「フィンリー様っ！待っ………」 両親も亡くし、婚約者からも離れてしまってーーーーーー。 一度に全てを失ってしまったクラウディアが、再び幸せになるまでのお話。 ※R15は念のためです。完結まで構想出来てます。

「またね」シリーズのひとつ。時系列は「行方」の後。 土井の部屋。幸美は土井に質問を投げかける。アイヴズの曲が流れる。 　　　　　　＊　　　　　　＊　　　　　　＊ ──　世界は不思議で満ちている。 ──　そして疑問でできている。 「ねえ、私はどうしてここにいるのかしら？」 「また突然だなあ」 　疑問に対する答えはあるのか？ 　1990年前後のお話。

ソニア・バニスター視点で語られるラブコメディー。ソニアが推理と知恵で問題を解決し、悪いやつをやっつける。スパダリで許婚のアレクシス・ウォルトンとは凸凹コンビ。バニスター家のバトラー、チャドが脇を固める。 ☆ ソニア・バニスターは学校嫌いな公爵令嬢。ジュード・ゴードン公爵令息とキャロル・アーサーズ侯爵令嬢の婚約披露パーティーに招待されていた。そんな中、キャロルがこの婚約によって恋人と引き離されるという話を聞いてしまう。それだけでなくジュードには愛人がいた。ソニアは聞いてしまった以上、放置することが出来なくなってしまった。

脱獄した西部最悪のシリアルキラー、「スカーレット・ウルフ」ことウィリス・ウォルトンを捕らえるべく、伝説の探偵王ジェフ・フォックス・パディントンは単騎、西部へと飛ぶ。 一方、ウィリスは「組織」と結託し、幹部のDJと共に何らかの計画を進めつつあった。 ※この作品はブログ「黄輪雑貨本店（http://auring.blog105.fc2.com/）」にも掲載しています。

ある日、ヴィクター・ウェンズデイは眠ろうとしていたら、突然玄関が爆破され、パリストン特殊警備隊に訳もわからないまま突入されてしまうのだが、羽の生えた少年、ロバート・ウォルトンに助けられる。 天才博士に捨てられた機械族のフォースE、幼子の霊の集合体の幽霊族のジャンジャック・クルール、天使の模造品の人形族のロバート・ウォルトンを率いる人間族のジャン・コルトーと共にウェンズデイの父親、ヴィクター・フランケンシュタインを追う旅を始めるのだが……ウェンズデイは父親の顔なんて一度を見たことがなかった。 これは人間になれない、自分が定義できない彼ら、彼女らの、憎しみ、悲しみ、喜びを描く、ハイファンタジー小説。スチームパンク色強め。

椎名准尉は日本国の命により孤島の研究所に移動させられる。 そこで主人公の椎名零は何を学ぶのか？ 個性的なメンツに囲まれて、日常を過ごすある傭兵の物語

私が昔友人に言われた事をキッカケに書いてみました。 とは言っても、数年も前の事なので記憶による捏造されているみたいです。 楽しむ……は、流石に無理なので、何かのキッカケになれば、とても嬉しいです。