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作者:ミドリ/作品情報/Nコード:N0212IY
短編 |
国を救うと言われる『クロフトンの聖女』を代々輩出するクロフトン伯爵家の令嬢、クレア・クロフトン(18)。経営能力ゼロの父親のせいですっかり落ちぶれていたが、農業に目覚めた母親と、母親の遠縁から後継にと養子に迎えたひとつ下の義弟・ナイジェルと日々せっせと働いていた。
資金繰りが危ないクロフトン領の頼みの綱は、国王から持ちかけられた第二王子との婚約の絶対条件として得ている、資金援助。
クレアは王子と打ち解ける努力をしていたが、王子は王太子妃で聡明な隣国の王女(義姉)とクレアを比べてばかり。農作業をして痩せこけて日に焼けたクレアを「野生の猿」と酷評していた。
そんなある日、王子に「クッキーのひとつも作れないのか」と、待遇改善か婚約破棄かの不利な賭けを持ちかけられる。
クレアは困り果てた。何故なら、『クロフトンの聖女』の血をしっかり受け継ぐ彼女が料理すると、高確率で不気味なクリーチャーが生まれるからだ。
優秀すぎる義弟と額を突き合わせ、次回顔合わせまで試行錯誤を繰り返したクレアだったが――。
ハピエンです。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ハッピーエンド 溺愛 義弟 貧乏令嬢 聖女 少しざまあ 婚約破棄 クリーチャー生成 最終更新日:2024/04/30 18:10 読了時間:約36分(17,938文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 596 pt ブックマーク: 33件 評価人数: 62 人 評価ポイント: 530 pt |
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