[-1-]
作者:平 聖一郎/作品情報/Nコード:N1939GK
完結済 (全22エピソード) |
かつては肥沃な三角州のランカ平原も、今は大河が枯れ雨期を失った渇ききった不毛の大地と化していた。
レオナは隊商の護衛に紛れ込み、このランカへとたどり着いた。レオナは、生まれ育ったヴアンダール王国の危機を救う為、不老不死の技術を探し求める旅を続けていた。
数千年も前に失われた太古からの叡智を受け継ぐという謎の漂泊民《天狼》の一員で何百年も青年の姿で生き続ける魔物の力を持つ相棒フォンの力を借りて、ランカへとたどり着いたレオナはランカを暴力で支配するゾアという男と対立する。そして、刃傷沙汰寸前のレオナとゾアの対決を止めた謎めいた商人のストーンと出会う。
このランカの都の中に鬼祟地と呼ばれ、何人も立ち入れないようにゾアが封じた聖域があった。そこだけは、この荒れ果てた大地の中にも関わらず、緑にあふれ二百年前に滅びたはずのランカ王国の遺構が新築のように輝いていた。
レオナは、このランカで刻の行者と呼ばれた不老不死の手掛かりを握る人物を探していた。
レオナに助けを求めてきた謎の少女ティアの導きで、レオナは刻の行者イシュメルに会う。イシュメルは、不老不死の手掛かりのある失われた聖都に至る情報と引き換えに、刻の止まったランカ王国を元へ戻しグルジェフと呼ばれる”魔”を倒すことをレオナに依頼した。
直後にイシュメルの屋敷はゾアの焼き討ちにあってしまう。
レオナはグルジェフを倒し、刻の止まったランカを元に戻す為に鬼祟地と呼ばれる聖域に飛び込んでゆく。
そして、そこに待ち構えていたのは、イシュメルがランカ王国の滅亡と引き換えに刻を止めてまで封印したグルジェフの不死身の騎士団だった。
この、過去と現在が重なる奇妙な物語は、拙著『サキとリュードの冒険譚』より百年ばかり前の前日譚。
『サキとリュードの冒険譚』で亡霊として登場する伝説のお姫様レオナ・リシャムードがシドニア大陸を大刀一本背負って縦横無尽に駆け抜けた冒険のエピソードのうちの一つ。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 残酷な描写あり 伝奇 異能力バトル 冒険 シリアス 女主人公 中世 魔法 ハッピーエンド 超能力 最終更新日:2020/12/26 19:00 読了時間:約301分(150,085文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 4 pt |
作者:S.Taira/作品情報/Nコード:N5462FA
完結済 (全22エピソード) |
神官の家系なのに、霊力ゼロでオバケが大嫌い。女の子でありながら、刀を振り回すのが得意という神殿警護官のサキ。
サキは、胡散臭い辻占い屋をしている方術士リュードを相棒に、魔除札を残す謎の盗賊の足取りを追う。
それは、ただの盗賊事件ではなく、百年近く前の王都に隠された黒歴史が関わる事件の幕開けだった。
黒歴史と関わった愛刀に導かれるように、サキはその事件に巻き込まれてゆく。
天狼と呼ばれる謎の漂泊民と王都の歴史が絡み合い、グルジェフという魔と対峙する、サキとリュードの奇妙な冒険が始まった。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 残酷な描写あり 伝奇 異能力バトル 冒険 ギャグ 女主人公 西洋 中世 魔法 ハッピーエンド シリアス ネット小説大賞八 最終更新日:2018/10/01 12:50 読了時間:約247分(123,276文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:堀本廣/作品情報/Nコード:N0439DD
連載中 (全1エピソード) |
主人公神崎昭太郎は大県神社の、レストラン茶舗で牛島裕一と再会する。
ヒトラーについての調査が続く。
ヒトラーはナチス入党後14年で独裁者になる。軍備拡張後第2次世界大戦に突入、ほぼヨーロッパ全土を占領していく。イギリスに触手を伸ばすが叶わず、ソ連に進攻する。日本の真珠湾攻撃に歩調を合わせるようにアメリカに宣戦布告する。
1945年敗北。
神崎は牛島にヒトラーの政治と戦争政策について尋ねる。
ヒトラーは負けると判っている戦争をしているが、その一連の行動は―――ハーケンクロイツの秘法成就のためだった―――と語る。
ヒトラーは自らをキリストに擬していたフシがある。しかし彼は大のキリスト教嫌いだった。ヒトラーの宗教観を調べるとハーケンクロイツの秘法の一端が垣間見えてくる。
次にヒトラーはチベットに興味を持っていた。チベットもナチスドイツに援助を求めて、両国は親交関係にあった。
緑龍会、緑の手袋の会の起源はチベットにある事を知る。そしてヒトラーの戦争原理はオカルトが基盤になっていたが、これはチベット密教の影響が大きい。
平成23年3月、神崎の家は放火により焼失。
以後、舞台は大県神社、鳳来寺山のパークウエイ近くの愛宕神社へと移る。ここで神崎は牛島達から超能力開発の訓練を受ける。
平成24年6月、ゆみは成一を出産する。
平成24年12月、神崎たちは五葉山に行く。ここにある地下神殿で、平成25年1月23日夜間11時から12時までにルシファが魔界から出現する。それを阻止するのが神崎達の生涯をかけた目的だ。ここでルシファの出現を助けようとする緑龍会との壮絶な戦いが繰り広げられる。ルシファは神崎に憑依しようとするが牛島の力により失敗して、再び闇の世界に消えていく。
これですべてが終わった訳ではない。緑龍会は復活して、ルシファもやがてこの世に姿を現す。
―――ナチスドイツは敗北する。しかしナチスは不滅だ―――ヒトラーの予言が不気味な響きを持ってくる。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: ミュンヘン一揆 ナチス突撃隊 バルバロッサ作戦 真珠湾攻撃 テーブル・トーク 聖パウロ キリスト グルジェフ ダライ・ラマ ハウスホ―ファー 来るべき民族 地底王国 シャンバラ アデプト 五葉山 最終更新日:2016/02/11 09:24 読了時間:約93分(46,282文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
[-1-]
検索時間:0.0044479秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。