ＰＶが伸びなかったため、この話は打ち切りになりました。 ご了承ください。 重度のゲーマー、上場真澄は気が付くと 「Galaxy beat EXE〜君の瞳はブラックホール〜」という乙女ゲームの公爵令嬢　ラフィリア・ガイアシュナンとなっていた。 彼女は主人公を罵倒し、邪魔をする悪役令嬢。 だがどのシナリオを進めても必ず最後は死ぬ運命にある。 それを回避したい真澄は 「ただ一つ、生き残る道がある。それは誰もたどり着いたことがない、幻のエンディング。主人公アイレーンとの百合ｅｎｄ。それだけが俺の最後の望み」 　イカれた難易度で有名なこの乙女ゲームを相当やり込んだ大学生が死地を脱するために本来の主人公アイレーン・ドミリニオに攻略されることを決意する。だがラフィリアとしての生活にはゲームを阻害しないようにいくつかの制約があった。 ゲームのオープニング、伝統あるブランセブル高等学院の入学式にて主人公アイレーンに出会った時、 「はぁ～～、やっぱメルリー様素敵。声が神田内ヴォイスのままなんて超さいこぉぉ」 壇上のイケメン、当ゲームのメインキャラ、皇子メッセルリンクを見ながら、瞳を麗ませてそう呟いたアイレーンの横でラフィリア（真澄）は衝撃を受ける！！ 「もしかして……こいつの中身も……俺と同じ境遇？？」 　これはゲームガチ勢が自らの知識と攻略眼を駆使して、ゲームのことなど何も知らないイケメンガチ恋勢と共に最高難易度の「幻の百合ｅｎｄ」を目指す？そんな命がけの恋の物語。